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雨の作手村
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今は新城市か。
2023年5月31日。雨の月末。
久しぶりに作手まで出かけてみた。
冬の間は雪に閉ざされ、そうでなければ峠道が凍ってしまうので、愛知県と言えど山の方に遊びに行くなら5月か6月だとちょうどいい。
折しも台風が発生し悪天候ではあったが、出掛けられないほどではない。
クルマだと大丈夫だけどバイクやチャリはキツイ、ぐらいの天気だと、元々常識的で善良なライダーの皆さんはお出かけなんてしないし。コッチも気を付けて運転せねばならんが。
で、作手高原。高速道路の下をくぐって峠道を登っていくと車の窓から這入り込む風が明らかに少し冷たくなって心地よい。
そのまま301号線を北上して、一旦、道の駅・つくで手作り村を通り過ぎてしばし直進。
巴湖に向かう横道に控えめな看板がポコッと立っている。
餅・喫茶
ちょうじゃ屋
と書かれたその白い看板を目印に左折して、ワールドヒーローズのマッドマンにブロッケンが電気ショックを浴びせたようなカレー屋さんの前を通り過ぎ、美味しい窯焼きパンのお店も通り過ぎると、巴湖のほとりに小ぎれいな茶店がある。
そこが、餅・喫茶の「ちょうじゃ屋」さんだ。
定休日:2023年より木・金
営業時間:9:30-17:00
愛知県新城市作手高里字大平2-5
https://www.instagram.com/chojaya_tukude/?hl=ja
餅というのは作手に伝わる長者餅(ちょうじゃもち)という手作りのお餅で、他に同じく手作りのおぜんざい、おはぎも食べられる。それと各地の美味しい紅茶やコーヒー。
お店に入ると聞き覚えのあるメロディ。なんだっけコレ、この明るくやわらかな色調と湖畔の涼し気な雰囲気に、まったく不釣り合いな不穏で血生臭いイメージ。私の頭の中にかかった道路橋を苛立ち、不機嫌そのものの顔でイライラ歩く若くぎらついたビートたけし。
あっ!その男、凶暴につき。だ!
思わず「サティエ、エリック・サティエだ!」と声に出していた。すると店主さんが、そうなんですよ!と反応して下さった。この見るからに品の良さそうな、文系で自然を愛するお姉さんが、あの謂れのないバイオレンスで血みどろになった映画を見ているのか…!?
と思うと、ちょっとドキドキするね(するな)。
今日は長者餅と紅茶のセット。
紅茶は京都の有名なお店、治郎兵衛さんの茶葉。
色んな種類があって、季節のものもある。
美味しいのと興味深いのとで2種類頂き、さらにご家庭用のをひとつ購入。
清姜(しょうが)というブレンドで、アッサム、ジンジャー、カカオ。
この先、発汗と冷房で冷えた時にでも飲もうと楽しみにしているのである。
長者餅、とは、やわらかいとろっとしたお餅に黄な粉、ゴマ、アンコをそれぞれ乗せたりまぶしたりしたもので、これがまた絶品。甘すぎず、淡泊でなく。お茶やコーヒーによくあう。
おはぎも美味しいけど、今日は何となく長者餅にしてみた。ちなみに長者餅は、すぐ近くの道の駅つくで手作り村でもテイクアウト用が販売されているのでそちらでも購入できる。時間帯や曜日によっては売り切れちゃってるかも知れないので、そういう時はあたってみよう。
飲み食いしている間に雨が酷くなって来たので、店主さんと暫しお喋り。
ココに居ると日々いろんな野鳥がやってくるようで、図鑑も常備して観察しているとのこと。確かに詳しい。私はキノコや虫なんかは今でも多少知っているけど、鳥類は疎いので聞いていて楽しい。草花に雑草というものが無いように、単に鳥というだけの生き物もまた存在しないのだ。
結局なかなか雨が引かないので、そのままオイトマすることに。
今度また違う紅茶を頂きに、近いうちにお邪魔したいです。
何しろ冬はお休みになっちゃうし、天気いいと混みそうなので…小雨で涼しい日に。
2023年5月31日。雨の月末。
久しぶりに作手まで出かけてみた。
冬の間は雪に閉ざされ、そうでなければ峠道が凍ってしまうので、愛知県と言えど山の方に遊びに行くなら5月か6月だとちょうどいい。
折しも台風が発生し悪天候ではあったが、出掛けられないほどではない。
クルマだと大丈夫だけどバイクやチャリはキツイ、ぐらいの天気だと、元々常識的で善良なライダーの皆さんはお出かけなんてしないし。コッチも気を付けて運転せねばならんが。
で、作手高原。高速道路の下をくぐって峠道を登っていくと車の窓から這入り込む風が明らかに少し冷たくなって心地よい。
そのまま301号線を北上して、一旦、道の駅・つくで手作り村を通り過ぎてしばし直進。
巴湖に向かう横道に控えめな看板がポコッと立っている。
餅・喫茶
ちょうじゃ屋
と書かれたその白い看板を目印に左折して、ワールドヒーローズのマッドマンにブロッケンが電気ショックを浴びせたようなカレー屋さんの前を通り過ぎ、美味しい窯焼きパンのお店も通り過ぎると、巴湖のほとりに小ぎれいな茶店がある。
そこが、餅・喫茶の「ちょうじゃ屋」さんだ。
定休日:2023年より木・金
営業時間:9:30-17:00
愛知県新城市作手高里字大平2-5
https://www.instagram.com/chojaya_tukude/?hl=ja
餅というのは作手に伝わる長者餅(ちょうじゃもち)という手作りのお餅で、他に同じく手作りのおぜんざい、おはぎも食べられる。それと各地の美味しい紅茶やコーヒー。
お店に入ると聞き覚えのあるメロディ。なんだっけコレ、この明るくやわらかな色調と湖畔の涼し気な雰囲気に、まったく不釣り合いな不穏で血生臭いイメージ。私の頭の中にかかった道路橋を苛立ち、不機嫌そのものの顔でイライラ歩く若くぎらついたビートたけし。
あっ!その男、凶暴につき。だ!
思わず「サティエ、エリック・サティエだ!」と声に出していた。すると店主さんが、そうなんですよ!と反応して下さった。この見るからに品の良さそうな、文系で自然を愛するお姉さんが、あの謂れのないバイオレンスで血みどろになった映画を見ているのか…!?
と思うと、ちょっとドキドキするね(するな)。
今日は長者餅と紅茶のセット。
紅茶は京都の有名なお店、治郎兵衛さんの茶葉。
色んな種類があって、季節のものもある。
美味しいのと興味深いのとで2種類頂き、さらにご家庭用のをひとつ購入。
清姜(しょうが)というブレンドで、アッサム、ジンジャー、カカオ。
この先、発汗と冷房で冷えた時にでも飲もうと楽しみにしているのである。
長者餅、とは、やわらかいとろっとしたお餅に黄な粉、ゴマ、アンコをそれぞれ乗せたりまぶしたりしたもので、これがまた絶品。甘すぎず、淡泊でなく。お茶やコーヒーによくあう。
おはぎも美味しいけど、今日は何となく長者餅にしてみた。ちなみに長者餅は、すぐ近くの道の駅つくで手作り村でもテイクアウト用が販売されているのでそちらでも購入できる。時間帯や曜日によっては売り切れちゃってるかも知れないので、そういう時はあたってみよう。
飲み食いしている間に雨が酷くなって来たので、店主さんと暫しお喋り。
ココに居ると日々いろんな野鳥がやってくるようで、図鑑も常備して観察しているとのこと。確かに詳しい。私はキノコや虫なんかは今でも多少知っているけど、鳥類は疎いので聞いていて楽しい。草花に雑草というものが無いように、単に鳥というだけの生き物もまた存在しないのだ。
結局なかなか雨が引かないので、そのままオイトマすることに。
今度また違う紅茶を頂きに、近いうちにお邪魔したいです。
何しろ冬はお休みになっちゃうし、天気いいと混みそうなので…小雨で涼しい日に。
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