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プラスアルファ7.8
ギリザリス地下神殿7
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「影は伸びよ。夕闇に潜みし幻は現を浸食せよ。光を喰らい、闇を飲み干し……逃れ得ぬ恐怖を刻め! 殺し屋影法師!」
イクスラースの詠唱と共にギリザリスの影から黒い何かがぬっと立ち上がる。
ギリザリスの影をそのまま切り取ったかのような黒い塊はギリザリスを背後から三つに引き裂くと、再び溶けるように消えていく。
切り裂かれたギリザリスはべちゃりと地面に落ち……それを見て、イクスラースはチッと舌打ちする。
「とっておきの魔法の一つなのよ……? 自信なくすわ」
イクスラースの視線の先で、ギリザリスは再び一つに合体するべくずるずると動き出し……そのうちの一つを、火柱が覆う。
サンクリードの放った魔法だが、ある程度手加減しているのだろう。
火柱は部屋にその影響を広げる前にすっと消えていく。
天井をチリチリと焦がした火柱の収まった後には何も残らず、しかし運良く火柱を逃れた塊達は慌てたように他の二つと合体する。
「ヴァァ……ヴェーボアルアー」
そうして先程よりは多少小さくなったギリザリスから凄まじい勢いの水流が発射され、サンクリードの水の魔法障壁に防がれる。
「威力はともかく、水魔法しか使わんのではな……!」
先程サンクリードの火魔法を消した水魔法を含め、これで連続三回目の水魔法行使。
アメイヴァを相手にする際の基本戦法として火魔法を使っているサンクリードとは違い、ギリザリスに水魔法にこだわる理由はない。
つまり、今のギリザリスは水魔法を得意としているか、あるいは水魔法しか使えないという可能性がある。
「やはりアメイヴァと生態が似ているわね」
「そうだな。やはりアレは元々アメイヴァの魔人だという可能性は高いように思える……が」
「違うわよ。アレはエレメ……ごほん。モンスターのほうのエレメントに近いわ」
言い直したイクスラースを訝しげな顔でサンクリードは見て……しかし、とりあえず気にしないことに決めて話の続きを促す。
「確か、人類領域に出るというモンスターだったな」
再び火に遮られてウニョウニョしているギリザリスを不快そうに見つめ、イクスラースは頷く。
「そうよ。半魔力体……肉の身体の常識に縛られにくい身体を持っているわ。といってもまあ、普通の攻撃も通じるレベルよ」
「その魔力体というものが、俺にはよく分からんが……」
「要はアルヴァと同じよ。剣も効くけど魔法の方がよく効く。それだけよ」
魔力体であれば、ただの物理攻撃は通用しない。
そうなれば魔法か魔法剣など、魔力を帯びた攻撃しか効かなくなる。
しかし半魔力体であれば、普通の剣でも多少は通用する。更に、魔法も相手を直接削れるため非常に有効だ。
火の壁を消して再び迫り来るギリザリスを見つめ、サンクリードは呟く。
「……生半可な魔法が効くようにも思えんが」
「一応効くわよ。あれじゃほとんど意味も無いでしょうけどね」
「だろうな。それでどうする」
ギリザリス地下神殿に影響の出にくい魔法では効かないというのならば、影響が出る魔法で吹き飛ばすしかない。
アルヴァが首を飛ばせば死ぬように、一撃で殺せば元に戻りようも無い。
「一応聞くけど、アレを一気に効果範囲に収める魔法は使える?」
「此処を吹き飛ばしてもいいならば」
「そう、なら私が使うわ。援護して頂戴」
イクスラースは黒薔薇の剣を鞘に収めると、短杖をしっかりと構え詠唱準備に入る。
「夕闇が前兆を告げる。光は消え、静寂の時が訪れる。夜闇が世界を閉ざす。光は絶え、闇の宮殿が現れる」
イクスラースを中心に、魔法陣が展開する。
集まってゆく闇の魔力を警戒したのか、ギリザリスがイクスラースを飲み込もうと身体を伸ばし……しかし、現れた炎に慌てて伸ばした身体を引っ込める。
「フン……させると思うか? 俺の相手をしてもらうぞ」
「ヴェヴァベオ……ボーヴィオウエオ!」
サンクリードの足元から、間欠泉のように水流が噴出し……しかし、サンクリードの張った水の魔法障壁にアッサリと弾かれる。
不意をついたつもりなのだろうが、水の魔法を使ってくると分かっていて障壁を解除するはずが無い。
これが例えば一般的な魔族であれば魔力の節約の為、都度解除と展開をすることによる隙も存在するだろう。
一般的な戦いであれば、物理障壁との切り替えもあるだろうし、その読み合いもあるだろう。
だが、ギリザリスの最大攻撃が水属性魔法である以上、サンクリードが水の魔法障壁を解くことはない。
物理攻撃に完全に対処できる自信がある以上、物理障壁に切り替えることもない。
これをギリザリスが突破しようと思えば、サンクリードの予想を超える物理攻撃か……水の魔法障壁を突き破る魔法を放つしかない。
一方のサンクリードとて、このギリザリス地下神殿を出来る限り壊さないという制約がある。
非常に死ににくいギリザリスを神殿を壊さないように一撃消滅させるような器用な手札は今のところ無く、イクスラースの詠唱している魔法頼りが現状だ。
しかし、逆に言えば……時間を稼ぎさえすれば、サンクリード達の勝利は確定しているのだ。
「声は消えよ。此処は永遠の静寂の地なれば、一切の音は要らず。命は果てよ。此処は永劫の安息の地なれば、以後の生は要らず。刮目せよ、ここに唯一の救いが現れる。ならば、他の全ては要らず」
イクスラースの短杖を中心に、闇の魔力が集う。
魔法陣が輝き、強烈な光を放つ。
ビリビリと震える震動は、高密度の魔力が狭い空間に集中するが故だろうか。
凝縮され増幅され続ける魔力に耐えかね、短杖の魔法石にヒビが入る。
「……迷える愚者を受け入れたまえ、闇の国。闇葬」
短杖から、球状の闇が放たれる。
それはギリザリスの周囲を回転しながら、闇色の軌跡を描いていく。
「ヴェオ……ヴュエア!」
ギリザリスはそれがただ自分の周りを回っているだけと判断したのか、サンクリードとの距離を詰めようとして……何かに阻まれたことに気付く。
「ヴェア……?」
それは、先程から球状の闇が描いている軌跡。
消えずに残り続けるソレは尚も回り続ける球状の闇によって吐き出され続け、次第にギリザリスの周囲を完全に埋め尽くそうとしつつある。
「ヴェア! ヴェオ! ヴェルヴェルヴィオ!」
うっとうしいソレを吹き飛ばすべく、ギリザリスは自分を中心に渦を描く水流を生み出す。
近づくものを弾き飛ばすカウンター魔法とも言うべきギリザリスの魔法はしかし、残り続ける闇の帯……今となっては闇の壁となりつつあるソレに打ち消されてしまう。
「ヴェア! ヴェオ! ヴェルヴェルヴィオ!」
それでも、威力が足りなかったのかと再度の渦を作り出し……消されたことで、再び渦を作り出す。
それでいつかは相殺できる。
たかが足止め。
きっと、そんなことを考えたのだろう。
だが……ギリザリスに確かな知性と、普通の魔族としての感覚があったならば、足元の違和感に気付いたはずだ。
闇の壺とでもいうべき中に徐々に満たされていく、濃い闇に。
痛みすらないままに闇に溶けていく、自分の身体に。
闇の大魔法、闇葬。
この魔法は本来、肉体にダメージを与える魔法ではない。
相手の恐怖を麻痺させ、安息の中で魔力と魂を死ぬまで削り取っていく魔法。
効果終了後に幸せそうな死体が残るという、暗殺用の呪法とも呼ばれる禁忌。
しかし、半魔力体となったギリザリスは違う。
魔力を削られるということは、己の体を削られるのと同じ。
しかも、痛みすら感じない。
徐々に遠くなっていく天井にも、麻痺した感覚は気付かない。
水の渦を出せなくなっても、魔力切れだとしか思わない。
ならば次はどうしよう。
この足止めとて長くは続くまい。
そこがチャンスだ、と……そんなズレたことすら考える。
そんなチャンスなど、ほとんど消えかかっているギリザリスには永久に無いことにも気付かない。
だから、何も気付かないまま。
ギリザリスは、闇に溶けた。
イクスラースの詠唱と共にギリザリスの影から黒い何かがぬっと立ち上がる。
ギリザリスの影をそのまま切り取ったかのような黒い塊はギリザリスを背後から三つに引き裂くと、再び溶けるように消えていく。
切り裂かれたギリザリスはべちゃりと地面に落ち……それを見て、イクスラースはチッと舌打ちする。
「とっておきの魔法の一つなのよ……? 自信なくすわ」
イクスラースの視線の先で、ギリザリスは再び一つに合体するべくずるずると動き出し……そのうちの一つを、火柱が覆う。
サンクリードの放った魔法だが、ある程度手加減しているのだろう。
火柱は部屋にその影響を広げる前にすっと消えていく。
天井をチリチリと焦がした火柱の収まった後には何も残らず、しかし運良く火柱を逃れた塊達は慌てたように他の二つと合体する。
「ヴァァ……ヴェーボアルアー」
そうして先程よりは多少小さくなったギリザリスから凄まじい勢いの水流が発射され、サンクリードの水の魔法障壁に防がれる。
「威力はともかく、水魔法しか使わんのではな……!」
先程サンクリードの火魔法を消した水魔法を含め、これで連続三回目の水魔法行使。
アメイヴァを相手にする際の基本戦法として火魔法を使っているサンクリードとは違い、ギリザリスに水魔法にこだわる理由はない。
つまり、今のギリザリスは水魔法を得意としているか、あるいは水魔法しか使えないという可能性がある。
「やはりアメイヴァと生態が似ているわね」
「そうだな。やはりアレは元々アメイヴァの魔人だという可能性は高いように思える……が」
「違うわよ。アレはエレメ……ごほん。モンスターのほうのエレメントに近いわ」
言い直したイクスラースを訝しげな顔でサンクリードは見て……しかし、とりあえず気にしないことに決めて話の続きを促す。
「確か、人類領域に出るというモンスターだったな」
再び火に遮られてウニョウニョしているギリザリスを不快そうに見つめ、イクスラースは頷く。
「そうよ。半魔力体……肉の身体の常識に縛られにくい身体を持っているわ。といってもまあ、普通の攻撃も通じるレベルよ」
「その魔力体というものが、俺にはよく分からんが……」
「要はアルヴァと同じよ。剣も効くけど魔法の方がよく効く。それだけよ」
魔力体であれば、ただの物理攻撃は通用しない。
そうなれば魔法か魔法剣など、魔力を帯びた攻撃しか効かなくなる。
しかし半魔力体であれば、普通の剣でも多少は通用する。更に、魔法も相手を直接削れるため非常に有効だ。
火の壁を消して再び迫り来るギリザリスを見つめ、サンクリードは呟く。
「……生半可な魔法が効くようにも思えんが」
「一応効くわよ。あれじゃほとんど意味も無いでしょうけどね」
「だろうな。それでどうする」
ギリザリス地下神殿に影響の出にくい魔法では効かないというのならば、影響が出る魔法で吹き飛ばすしかない。
アルヴァが首を飛ばせば死ぬように、一撃で殺せば元に戻りようも無い。
「一応聞くけど、アレを一気に効果範囲に収める魔法は使える?」
「此処を吹き飛ばしてもいいならば」
「そう、なら私が使うわ。援護して頂戴」
イクスラースは黒薔薇の剣を鞘に収めると、短杖をしっかりと構え詠唱準備に入る。
「夕闇が前兆を告げる。光は消え、静寂の時が訪れる。夜闇が世界を閉ざす。光は絶え、闇の宮殿が現れる」
イクスラースを中心に、魔法陣が展開する。
集まってゆく闇の魔力を警戒したのか、ギリザリスがイクスラースを飲み込もうと身体を伸ばし……しかし、現れた炎に慌てて伸ばした身体を引っ込める。
「フン……させると思うか? 俺の相手をしてもらうぞ」
「ヴェヴァベオ……ボーヴィオウエオ!」
サンクリードの足元から、間欠泉のように水流が噴出し……しかし、サンクリードの張った水の魔法障壁にアッサリと弾かれる。
不意をついたつもりなのだろうが、水の魔法を使ってくると分かっていて障壁を解除するはずが無い。
これが例えば一般的な魔族であれば魔力の節約の為、都度解除と展開をすることによる隙も存在するだろう。
一般的な戦いであれば、物理障壁との切り替えもあるだろうし、その読み合いもあるだろう。
だが、ギリザリスの最大攻撃が水属性魔法である以上、サンクリードが水の魔法障壁を解くことはない。
物理攻撃に完全に対処できる自信がある以上、物理障壁に切り替えることもない。
これをギリザリスが突破しようと思えば、サンクリードの予想を超える物理攻撃か……水の魔法障壁を突き破る魔法を放つしかない。
一方のサンクリードとて、このギリザリス地下神殿を出来る限り壊さないという制約がある。
非常に死ににくいギリザリスを神殿を壊さないように一撃消滅させるような器用な手札は今のところ無く、イクスラースの詠唱している魔法頼りが現状だ。
しかし、逆に言えば……時間を稼ぎさえすれば、サンクリード達の勝利は確定しているのだ。
「声は消えよ。此処は永遠の静寂の地なれば、一切の音は要らず。命は果てよ。此処は永劫の安息の地なれば、以後の生は要らず。刮目せよ、ここに唯一の救いが現れる。ならば、他の全ては要らず」
イクスラースの短杖を中心に、闇の魔力が集う。
魔法陣が輝き、強烈な光を放つ。
ビリビリと震える震動は、高密度の魔力が狭い空間に集中するが故だろうか。
凝縮され増幅され続ける魔力に耐えかね、短杖の魔法石にヒビが入る。
「……迷える愚者を受け入れたまえ、闇の国。闇葬」
短杖から、球状の闇が放たれる。
それはギリザリスの周囲を回転しながら、闇色の軌跡を描いていく。
「ヴェオ……ヴュエア!」
ギリザリスはそれがただ自分の周りを回っているだけと判断したのか、サンクリードとの距離を詰めようとして……何かに阻まれたことに気付く。
「ヴェア……?」
それは、先程から球状の闇が描いている軌跡。
消えずに残り続けるソレは尚も回り続ける球状の闇によって吐き出され続け、次第にギリザリスの周囲を完全に埋め尽くそうとしつつある。
「ヴェア! ヴェオ! ヴェルヴェルヴィオ!」
うっとうしいソレを吹き飛ばすべく、ギリザリスは自分を中心に渦を描く水流を生み出す。
近づくものを弾き飛ばすカウンター魔法とも言うべきギリザリスの魔法はしかし、残り続ける闇の帯……今となっては闇の壁となりつつあるソレに打ち消されてしまう。
「ヴェア! ヴェオ! ヴェルヴェルヴィオ!」
それでも、威力が足りなかったのかと再度の渦を作り出し……消されたことで、再び渦を作り出す。
それでいつかは相殺できる。
たかが足止め。
きっと、そんなことを考えたのだろう。
だが……ギリザリスに確かな知性と、普通の魔族としての感覚があったならば、足元の違和感に気付いたはずだ。
闇の壺とでもいうべき中に徐々に満たされていく、濃い闇に。
痛みすらないままに闇に溶けていく、自分の身体に。
闇の大魔法、闇葬。
この魔法は本来、肉体にダメージを与える魔法ではない。
相手の恐怖を麻痺させ、安息の中で魔力と魂を死ぬまで削り取っていく魔法。
効果終了後に幸せそうな死体が残るという、暗殺用の呪法とも呼ばれる禁忌。
しかし、半魔力体となったギリザリスは違う。
魔力を削られるということは、己の体を削られるのと同じ。
しかも、痛みすら感じない。
徐々に遠くなっていく天井にも、麻痺した感覚は気付かない。
水の渦を出せなくなっても、魔力切れだとしか思わない。
ならば次はどうしよう。
この足止めとて長くは続くまい。
そこがチャンスだ、と……そんなズレたことすら考える。
そんなチャンスなど、ほとんど消えかかっているギリザリスには永久に無いことにも気付かない。
だから、何も気付かないまま。
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