15 / 140
第一章
第15話 【秘密の訓練場・3】✤
しおりを挟む
翌日、昨日のボア肉の余りを朝食として食べ朝のトレーニングをしようとしていた。
しかし、そんな俺に対して師匠は「紹介する相手がいるから待っていろ」と言って森の奥へと消えた。
「そう言えば、昨日の夜に見張りはしなくても大丈夫とか言ってたけど、もしかしてここに師匠の知り合いでも居るから見張りをしなくても良いって言ったのかな?」
その後、暫く時間が掛かるだろうと思って昨日と同じように土いじりをしながら【土属性魔法】の訓練を行った。
師匠が出て行ってから一時間程が経った頃、師匠は戻って来た。
その際、俺は師匠と一緒に現れた〝生物〟に驚き固まった。
この場に現れたのは、体長5m程の白い狼。
「ッ!」
本で見た伝説上の生き物〝フェンリル〟に凄く似ている狼は、俺を視界にいれその眼光の圧に息が詰まった。
フェンリルは伝説上の生物故、生態系は特に知られていない。
しかし、一つだけ分かっているのは人が住んでる近くには生息していないと本に書かれていた。
「し、師匠。俺の思い違いじゃなかったらですけど……フェ、フェンリルですか?」
「そうだ。こいつは、この森の奥地で暮らしてる森の王をしているフェンリルだぞ」
「お主に弟子が出来たと聞いて、見に来たがこれはまた素晴らしい才能の持ち主だな……それにこの匂い。お主、大地神の加護を貰っているな」
森の王と紹介されたフェンリル。
そのフェンリルは俺の近くによってスンスンと匂いを嗅ぐと、そんなとんでもない発言をした。
「やっぱり、アルフには間違いなく加護があるのか……なあ、アルフ。お前が良ければだけど、こいつにステータスを見せてやってくれないか?」
「えっ? あっ、はい。分かりました」
そう言われた俺は、ステータスを出してフェンリルと師匠に見せた。
✤
名 前:アルフレッド
年 齢:16
種 族:ヒューマン
身 分:平民
性 別:男
レベル:10
筋 力:82
魔 力:101
敏 捷:58
運 :91
スキル:【経験値固定:/】【剣術:3】【属性魔法(2):—】
加 護:Error
✤
「……〝Error〟だと? こんなの見た事も聞いた事も無いぞ?」
「そうだよな、そうなるよな」
フェンリルの驚きように対して、師匠は自分も似たような経験をしたからかウンウンと頷きながらそう言った。
「確かに大地神の加護を感じるのに、ステータスに表記されていない……もしかすると、複数の神がこの者に加護を与えておかしくなってる可能性もあるな」
「複数の神が加護をか? 普通は、一つ加護を貰うだけでも奇跡と言われているんだぞ?」
「可能性の話だ。お主、神と接点はあるか?」
「神様とは、会った事も見た事も無いですよ?」
その質問に対してそう答えると、フェンリルは首を傾げて「おかしいな……」と呟いた。
「あの、所で話を後回しにしましたけど、どういう繋がりなんですか?」
師匠とフェンリルは俺のステータスを見て考え込んでいたところに、俺は我慢できずにそう尋ねた。
「説明を忘れていたな。森の王のフェンリルってのはさっき言ったな。こいつとは昔からの知り合いで、こいつが幼少期の頃にここで出会って一緒に強くなった仲なんだ」
「フェンリルと知り合いって、師匠凄いですね。その名前とかってあるんですか?」
「良い所に気付いてくれたな、アレンの弟子。我に名は、今の所無いんだ。本来であれば、長年の中であるアレンに付けてもらいたい所なんだが……」
フェンリルはそう言うと、ジッと師匠の方を睨んだ。
師匠はフェンリルの視線に気付くと、フェンリルの顔とは反対へと視線をやった。
「アレンはな、絶望的な感覚の持ち主なんだ。我に名前を付けてくれないかと聞いた時、なんてつけようとしたと思う?」
「ど、どういう名前ですか?」
「シロ」
「……えっ?」
フェンリルの口にした師匠が付けようとした名前を聞き、俺はそんな反応をした。
「アレンは我の毛並みが白いから、シロという名前を付けようとしたんだ。〝シロ〟という名前が、決して悪い訳では無い。だがな長年付き合いのある相手に対して毛並みで名付けをするセンスをアレンは持っておるんだ」
「し、仕方ないだろ! 名前を付けるなんてした事無いし、お前からそんな事を頼まれるなんて思わなかったから、あの時は考えても無かったんだよ!」
「ずっと言っておっただろ! それでようやく決めたと言って、聞いたら〝シロ〟と言われた我の気持ちを考えろ!」
師匠の反論に対して、フェンリルはそう吠えた。
フェンリルのその声には魔力が乗っていて、至近距離でその魔力を浴びた俺は足が震え、地面に座り込んでしまった。
それからフェンリルと師匠は言い合いを初めて、どっちが悪いのか最終的に俺に意見を求めて来た。
「いや、そんなどっちが悪いかなんて俺には……」
師匠達の言葉に困っていると、師匠は突然名案を思い付いたかの如く「そうだ良い事も思いついたぞ!」と叫んだ。
「俺の付けた名前が気に食わないなら、アルフに名前を決めてもらおう。それなら、良いだろ? どうせ、名前が無い事を根に持ってるんだけなんだろ?」
「その言い方は気に食わないが……どうだ。お主は我にどんな名前を付けてくれる?」
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ。何でそうなるんですか!? 師匠達の問題に巻き込まないでくださいよ!」
「アルフは俺の役に立ちたいって、前からずっと言ってただろ? ここで役に立ってくれ!」
師匠の提案に断ろうとすると、師匠はそんな事を言ってきた。
そ、そんな事を言われたら、考えなきゃならないじゃないか!
そう俺は頼んできた師匠に、反論したい気持ちを抑え込みフェンリルの方を見て何か良い名は無いか考え始めた。
「〝フェルガ〟と言う名前はどうですか? そのフェンリルという種族の名前を少し変えただけですが……」
「フェルガか……うむ。良い響きだな、種族の名を少し変えただけだが凄く気に入ったぞ」
「俺の毛並みからとった名前と似てるじゃねぇか……」
「煩い。アレンの付けた名よりマシだし、こっちの方が強そうだろう」
フェンリルはそう言うと、俺の中から魔力がごっそりと抜けフェンリルの体の中へと吸収された。
「えっ、今の何ですか?」
「アルフは知らないようだが、魔物に対して名付けをした場合は自身の魔力を多少使うんだ。こいつは、フェンリルって伝説上の生き物とか言われてるが、魔物ではあるからな」
「そうだったんですね。師匠は何でも知ってますね」
そう俺と師匠が話していると、名前を付けられて満足していたフェルガはいきなり「なっ!?」と驚いた声を出した。
「どうした?」
「……我は、アレンの弟子の従魔になったみたいだ」
「「……ハァァ!?」」
フェルガのその言葉に、俺と師匠は一瞬何を言われたか分からず間が開き。
言葉の内容を理解した俺と師匠は、同時に驚き叫んだ。
しかし、そんな俺に対して師匠は「紹介する相手がいるから待っていろ」と言って森の奥へと消えた。
「そう言えば、昨日の夜に見張りはしなくても大丈夫とか言ってたけど、もしかしてここに師匠の知り合いでも居るから見張りをしなくても良いって言ったのかな?」
その後、暫く時間が掛かるだろうと思って昨日と同じように土いじりをしながら【土属性魔法】の訓練を行った。
師匠が出て行ってから一時間程が経った頃、師匠は戻って来た。
その際、俺は師匠と一緒に現れた〝生物〟に驚き固まった。
この場に現れたのは、体長5m程の白い狼。
「ッ!」
本で見た伝説上の生き物〝フェンリル〟に凄く似ている狼は、俺を視界にいれその眼光の圧に息が詰まった。
フェンリルは伝説上の生物故、生態系は特に知られていない。
しかし、一つだけ分かっているのは人が住んでる近くには生息していないと本に書かれていた。
「し、師匠。俺の思い違いじゃなかったらですけど……フェ、フェンリルですか?」
「そうだ。こいつは、この森の奥地で暮らしてる森の王をしているフェンリルだぞ」
「お主に弟子が出来たと聞いて、見に来たがこれはまた素晴らしい才能の持ち主だな……それにこの匂い。お主、大地神の加護を貰っているな」
森の王と紹介されたフェンリル。
そのフェンリルは俺の近くによってスンスンと匂いを嗅ぐと、そんなとんでもない発言をした。
「やっぱり、アルフには間違いなく加護があるのか……なあ、アルフ。お前が良ければだけど、こいつにステータスを見せてやってくれないか?」
「えっ? あっ、はい。分かりました」
そう言われた俺は、ステータスを出してフェンリルと師匠に見せた。
✤
名 前:アルフレッド
年 齢:16
種 族:ヒューマン
身 分:平民
性 別:男
レベル:10
筋 力:82
魔 力:101
敏 捷:58
運 :91
スキル:【経験値固定:/】【剣術:3】【属性魔法(2):—】
加 護:Error
✤
「……〝Error〟だと? こんなの見た事も聞いた事も無いぞ?」
「そうだよな、そうなるよな」
フェンリルの驚きように対して、師匠は自分も似たような経験をしたからかウンウンと頷きながらそう言った。
「確かに大地神の加護を感じるのに、ステータスに表記されていない……もしかすると、複数の神がこの者に加護を与えておかしくなってる可能性もあるな」
「複数の神が加護をか? 普通は、一つ加護を貰うだけでも奇跡と言われているんだぞ?」
「可能性の話だ。お主、神と接点はあるか?」
「神様とは、会った事も見た事も無いですよ?」
その質問に対してそう答えると、フェンリルは首を傾げて「おかしいな……」と呟いた。
「あの、所で話を後回しにしましたけど、どういう繋がりなんですか?」
師匠とフェンリルは俺のステータスを見て考え込んでいたところに、俺は我慢できずにそう尋ねた。
「説明を忘れていたな。森の王のフェンリルってのはさっき言ったな。こいつとは昔からの知り合いで、こいつが幼少期の頃にここで出会って一緒に強くなった仲なんだ」
「フェンリルと知り合いって、師匠凄いですね。その名前とかってあるんですか?」
「良い所に気付いてくれたな、アレンの弟子。我に名は、今の所無いんだ。本来であれば、長年の中であるアレンに付けてもらいたい所なんだが……」
フェンリルはそう言うと、ジッと師匠の方を睨んだ。
師匠はフェンリルの視線に気付くと、フェンリルの顔とは反対へと視線をやった。
「アレンはな、絶望的な感覚の持ち主なんだ。我に名前を付けてくれないかと聞いた時、なんてつけようとしたと思う?」
「ど、どういう名前ですか?」
「シロ」
「……えっ?」
フェンリルの口にした師匠が付けようとした名前を聞き、俺はそんな反応をした。
「アレンは我の毛並みが白いから、シロという名前を付けようとしたんだ。〝シロ〟という名前が、決して悪い訳では無い。だがな長年付き合いのある相手に対して毛並みで名付けをするセンスをアレンは持っておるんだ」
「し、仕方ないだろ! 名前を付けるなんてした事無いし、お前からそんな事を頼まれるなんて思わなかったから、あの時は考えても無かったんだよ!」
「ずっと言っておっただろ! それでようやく決めたと言って、聞いたら〝シロ〟と言われた我の気持ちを考えろ!」
師匠の反論に対して、フェンリルはそう吠えた。
フェンリルのその声には魔力が乗っていて、至近距離でその魔力を浴びた俺は足が震え、地面に座り込んでしまった。
それからフェンリルと師匠は言い合いを初めて、どっちが悪いのか最終的に俺に意見を求めて来た。
「いや、そんなどっちが悪いかなんて俺には……」
師匠達の言葉に困っていると、師匠は突然名案を思い付いたかの如く「そうだ良い事も思いついたぞ!」と叫んだ。
「俺の付けた名前が気に食わないなら、アルフに名前を決めてもらおう。それなら、良いだろ? どうせ、名前が無い事を根に持ってるんだけなんだろ?」
「その言い方は気に食わないが……どうだ。お主は我にどんな名前を付けてくれる?」
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ。何でそうなるんですか!? 師匠達の問題に巻き込まないでくださいよ!」
「アルフは俺の役に立ちたいって、前からずっと言ってただろ? ここで役に立ってくれ!」
師匠の提案に断ろうとすると、師匠はそんな事を言ってきた。
そ、そんな事を言われたら、考えなきゃならないじゃないか!
そう俺は頼んできた師匠に、反論したい気持ちを抑え込みフェンリルの方を見て何か良い名は無いか考え始めた。
「〝フェルガ〟と言う名前はどうですか? そのフェンリルという種族の名前を少し変えただけですが……」
「フェルガか……うむ。良い響きだな、種族の名を少し変えただけだが凄く気に入ったぞ」
「俺の毛並みからとった名前と似てるじゃねぇか……」
「煩い。アレンの付けた名よりマシだし、こっちの方が強そうだろう」
フェンリルはそう言うと、俺の中から魔力がごっそりと抜けフェンリルの体の中へと吸収された。
「えっ、今の何ですか?」
「アルフは知らないようだが、魔物に対して名付けをした場合は自身の魔力を多少使うんだ。こいつは、フェンリルって伝説上の生き物とか言われてるが、魔物ではあるからな」
「そうだったんですね。師匠は何でも知ってますね」
そう俺と師匠が話していると、名前を付けられて満足していたフェルガはいきなり「なっ!?」と驚いた声を出した。
「どうした?」
「……我は、アレンの弟子の従魔になったみたいだ」
「「……ハァァ!?」」
フェルガのその言葉に、俺と師匠は一瞬何を言われたか分からず間が開き。
言葉の内容を理解した俺と師匠は、同時に驚き叫んだ。
1,143
あなたにおすすめの小説
パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す
名無し
ファンタジー
パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい
ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。
チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~
第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第十章 自分探しと家族サービス
なんだって? 俺を追放したSS級パーティーが落ちぶれたと思ったら、拾ってくれたパーティーが超有名になったって?
名無し
ファンタジー
「ラウル、追放だ。今すぐ出ていけ!」
「えっ? ちょっと待ってくれ。理由を教えてくれないか?」
「それは貴様が無能だからだ!」
「そ、そんな。俺が無能だなんて。こんなに頑張ってるのに」
「黙れ、とっととここから消えるがいい!」
それは突然の出来事だった。
SSパーティーから総スカンに遭い、追放されてしまった治癒使いのラウル。
そんな彼だったが、とあるパーティーに拾われ、そこで認められることになる。
「治癒魔法でモンスターの群れを殲滅だと!?」
「え、嘘!? こんなものまで回復できるの!?」
「この男を追放したパーティー、いくらなんでも見る目がなさすぎだろう!」
ラウルの神がかった治癒力に驚愕するパーティーの面々。
その凄さに気が付かないのは本人のみなのであった。
「えっ? 俺の治癒魔法が凄いって? おいおい、冗談だろ。こんなの普段から当たり前にやってることなのに……」
外れスキル【削除&復元】が実は最強でした~色んなものを消して相手に押し付けたり自分のものにしたりする能力を得た少年の成り上がり~
名無し
ファンタジー
突如パーティーから追放されてしまった主人公のカイン。彼のスキルは【削除&復元】といって、荷物係しかできない無能だと思われていたのだ。独りぼっちとなったカインは、ギルドで仲間を募るも意地悪な男にバカにされてしまうが、それがきっかけで頭痛や相手のスキルさえも削除できる力があると知る。カインは一流冒険者として名を馳せるという夢をかなえるべく、色んなものを削除、復元して自分ものにしていき、またたく間に最強の冒険者へと駆け上がっていくのだった……。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
ハズレスキル【分解】が超絶当たりだった件~仲間たちから捨てられたけど、拾ったゴミスキルを優良スキルに作り変えて何でも解決する~
名無し
ファンタジー
お前の代わりなんざいくらでもいる。パーティーリーダーからそう宣告され、あっさり捨てられた主人公フォード。彼のスキル【分解】は、所有物を瞬時にバラバラにして持ち運びやすくする程度の効果だと思われていたが、なんとスキルにも適用されるもので、【分解】したスキルなら幾らでも所有できるというチートスキルであった。捨てられているゴミスキルを【分解】することで有用なスキルに作り変えていくうち、彼はなんでも解決屋を開くことを思いつき、底辺冒険者から成り上がっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる