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自由人の弟は、兄を抱いて余裕を取り戻す
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※アイドルのグループ内恋愛。本物の兄弟というワケではなく、関係性が兄と弟という意味です。
・攻め/自由人、高身長の最年少、智太。
・受け/真面目で頑固な年上兄のサトル。
============
見上げると、智太がマジな顔してこっちを見下ろしていた。
目と目が合えば暗黙の会話が成されたように、サトルはすぐに理解した。
「…したいの?」
いつものようにソファで腕を組み寝こけていたのだが気づけば夜中になっていたらしい。
MVの撮影は相変わらず続いていたが、食事がてら一旦休憩になったと聞いた。アイドルの仕事というのは時に、深夜も関係なく続く。夜中だって動きつづけていれば腹は減るから、食事休憩が入るのは珍しいことではない。
ソファが軋んだ音と凹んだクッションに異変を感じて目が覚めると、智太がいた。
周りを見渡せば広い空間に2人取り残されている。
「えっと、・・・みんなは?」
「メシ休憩だからカフェスペース」
「そっか」
「ってことだから。こっち」
サトルは智太に誘われるがままトイレに押し込められると、あっという間にジーンズを脱がされてしまった。
気がつけば最近こんな事が増えている。智太はそんなに溜まってるんだろうか。
便座の蓋の上に座らせられ、太ももを引き寄せられてアナルを見せる態勢にされる。
若干無理な姿勢をさせられているし、無機質でヒンヤリとしたプラスチックが所々骨に当たって痛い。
智太はすぐさま後ろの穴に指をつっこみ解しにかかる。いつもよりも余裕が無いのか無言のままだ。
「…ぅあ…、」
寝起きからさして時間が経っていないサトルは 意識がまどろんでいて、いつもより素直に声を出した。
智太は指を唾液で濡らして穴を弄るのに一生懸命だ。
「…智太…」
どうにか後ろへ手を伸ばし智太の股間を撫でると、服の上からでも解るくらいにそこは硬くなっている。
智太は自分でベルト、チャック、パンツを降ろすとサトルの手をひっぱりペニスを触らせた。
「握ってて」
握ってて、とはそのままの意味なのか?サトルはまだ夢心地のまま裏スジを撫でさする。智太はイライラしているのか眉間に皺ん寄せながら「あー…」と声を零す。
智太は指を3本入れることに成功すると素早く腕を動かし激しく出し入れさせた。
「…ぅ、あ…っ…、あ」
激しい動きにサトルが頭を左へ右へと苦しそうに振る。
出し入れする指で中が拡がってきた事を確認し、智太は指を引き抜くと自身をそこに埋め込んだ。畳んだ状態の膝を押しあげるとサトルの穴に入っているのがよく見える。
「とも…、」
智太は腰を動かしサトルの中を味わい始めた。
「っふ、ぁ…、あ…」
いつしかサトルも智太のペニスを受け入れながら、自身をしごき快楽に溺れていた。
特にペニスが出て行く瞬間、排泄する感覚が排泄している訳でも無いのに体感出来るのが不思議と快感になる。それが何度も何度も繰り返されるのが堪らない。
出ていく快感と入ってくる鈍い痛みがより一層どちらも引き立てる。
出っ張ったカリ、血管が浮き立つ幹を越え、ふにゃりと柔らかい睾丸まで入ってくるような体感にサトルは肩を捻ってこらえる。
「智太…っ、馬鹿、タマまで入れてくんな…!」
抗議されても智太は無視して何度も何度も律動を繰り返した。
狭いスペースでガンガン押されるもんだからサトルはだんだん体制を崩していく。バランスを崩しそうになる度サトルの体を抱きかかえ体制を立て直される。
2人の身長13センチの差を見せつけられてるようだ。力強さがまるで大人と子供のように見える。
子供をあやすように揺さぶられてサトルは内心不服だが、いつも以上に一生懸命に腰を振る智太がなんだか心配になる。
「…お前、なんで今日・・・、そんな必死なんだよ」
「…っ、いいから集中してよ」
その目線は怒っているようだ。いや、怒っていた。
普段ノンビリ屋で温厚な智太が怒っている。智太は綺麗な顔の造形をしている。怒っていても基本的に表情があまり変わらない。そのかわり態度で解りやすく表現してくる。
今の智太はどう見ても怒っている。あまり表情は変わらないが、それでも眉間に皺を寄せている。
当たり前のことだけど、智太が年下だということを知った気がした。
智太は律動をやめると、さっさと出させてやるとばかりに乳首を舐め、サトルの好きな前立腺めがけてペニスを押し込んだ。
「っ…、イく…!」
それをされると意思とは関係なく、サトルは達した。
=========
「すげー腹減った…」
さんざん揺さぶられたサトルはすっかり空腹だ。
「まぁ今から食べればいんじゃん?」
智太はノンビリした口調で焦ることも無く服を着直している。
「いやもう休憩終わりだろ?食ってる時間まだあるかなぁ~~」
「へーきへーき」
「へーきへーきって。まったくもうお前のその余裕はどっから来るんだよ?」
「サトルから」
「…は?」
「俺の余裕はサトルから来る」
先程まで一生懸命腰を振っていた姿が脳裏をよぎる。あの余裕の無さはすっかり見当たらなくて、ムカつくくらいに自信満々の智太がそこにいた。
(じゃあ俺は、智太に心の余裕を持たせるために抱かれてるのか!?そんなの勘弁してくれよ!)サトルは今にも文句がノドまで出かかった。智太はスラリと伸びた長い足を動かし上機嫌で歩いて行く。
「メシメシ~♪」
「・・・、、、・・・・。。。。」
せっかく自信をつけた弟を見て、兄は悪態を飲み込んだ。
結局サトルは智太に甘い。
・攻め/自由人、高身長の最年少、智太。
・受け/真面目で頑固な年上兄のサトル。
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見上げると、智太がマジな顔してこっちを見下ろしていた。
目と目が合えば暗黙の会話が成されたように、サトルはすぐに理解した。
「…したいの?」
いつものようにソファで腕を組み寝こけていたのだが気づけば夜中になっていたらしい。
MVの撮影は相変わらず続いていたが、食事がてら一旦休憩になったと聞いた。アイドルの仕事というのは時に、深夜も関係なく続く。夜中だって動きつづけていれば腹は減るから、食事休憩が入るのは珍しいことではない。
ソファが軋んだ音と凹んだクッションに異変を感じて目が覚めると、智太がいた。
周りを見渡せば広い空間に2人取り残されている。
「えっと、・・・みんなは?」
「メシ休憩だからカフェスペース」
「そっか」
「ってことだから。こっち」
サトルは智太に誘われるがままトイレに押し込められると、あっという間にジーンズを脱がされてしまった。
気がつけば最近こんな事が増えている。智太はそんなに溜まってるんだろうか。
便座の蓋の上に座らせられ、太ももを引き寄せられてアナルを見せる態勢にされる。
若干無理な姿勢をさせられているし、無機質でヒンヤリとしたプラスチックが所々骨に当たって痛い。
智太はすぐさま後ろの穴に指をつっこみ解しにかかる。いつもよりも余裕が無いのか無言のままだ。
「…ぅあ…、」
寝起きからさして時間が経っていないサトルは 意識がまどろんでいて、いつもより素直に声を出した。
智太は指を唾液で濡らして穴を弄るのに一生懸命だ。
「…智太…」
どうにか後ろへ手を伸ばし智太の股間を撫でると、服の上からでも解るくらいにそこは硬くなっている。
智太は自分でベルト、チャック、パンツを降ろすとサトルの手をひっぱりペニスを触らせた。
「握ってて」
握ってて、とはそのままの意味なのか?サトルはまだ夢心地のまま裏スジを撫でさする。智太はイライラしているのか眉間に皺ん寄せながら「あー…」と声を零す。
智太は指を3本入れることに成功すると素早く腕を動かし激しく出し入れさせた。
「…ぅ、あ…っ…、あ」
激しい動きにサトルが頭を左へ右へと苦しそうに振る。
出し入れする指で中が拡がってきた事を確認し、智太は指を引き抜くと自身をそこに埋め込んだ。畳んだ状態の膝を押しあげるとサトルの穴に入っているのがよく見える。
「とも…、」
智太は腰を動かしサトルの中を味わい始めた。
「っふ、ぁ…、あ…」
いつしかサトルも智太のペニスを受け入れながら、自身をしごき快楽に溺れていた。
特にペニスが出て行く瞬間、排泄する感覚が排泄している訳でも無いのに体感出来るのが不思議と快感になる。それが何度も何度も繰り返されるのが堪らない。
出ていく快感と入ってくる鈍い痛みがより一層どちらも引き立てる。
出っ張ったカリ、血管が浮き立つ幹を越え、ふにゃりと柔らかい睾丸まで入ってくるような体感にサトルは肩を捻ってこらえる。
「智太…っ、馬鹿、タマまで入れてくんな…!」
抗議されても智太は無視して何度も何度も律動を繰り返した。
狭いスペースでガンガン押されるもんだからサトルはだんだん体制を崩していく。バランスを崩しそうになる度サトルの体を抱きかかえ体制を立て直される。
2人の身長13センチの差を見せつけられてるようだ。力強さがまるで大人と子供のように見える。
子供をあやすように揺さぶられてサトルは内心不服だが、いつも以上に一生懸命に腰を振る智太がなんだか心配になる。
「…お前、なんで今日・・・、そんな必死なんだよ」
「…っ、いいから集中してよ」
その目線は怒っているようだ。いや、怒っていた。
普段ノンビリ屋で温厚な智太が怒っている。智太は綺麗な顔の造形をしている。怒っていても基本的に表情があまり変わらない。そのかわり態度で解りやすく表現してくる。
今の智太はどう見ても怒っている。あまり表情は変わらないが、それでも眉間に皺を寄せている。
当たり前のことだけど、智太が年下だということを知った気がした。
智太は律動をやめると、さっさと出させてやるとばかりに乳首を舐め、サトルの好きな前立腺めがけてペニスを押し込んだ。
「っ…、イく…!」
それをされると意思とは関係なく、サトルは達した。
=========
「すげー腹減った…」
さんざん揺さぶられたサトルはすっかり空腹だ。
「まぁ今から食べればいんじゃん?」
智太はノンビリした口調で焦ることも無く服を着直している。
「いやもう休憩終わりだろ?食ってる時間まだあるかなぁ~~」
「へーきへーき」
「へーきへーきって。まったくもうお前のその余裕はどっから来るんだよ?」
「サトルから」
「…は?」
「俺の余裕はサトルから来る」
先程まで一生懸命腰を振っていた姿が脳裏をよぎる。あの余裕の無さはすっかり見当たらなくて、ムカつくくらいに自信満々の智太がそこにいた。
(じゃあ俺は、智太に心の余裕を持たせるために抱かれてるのか!?そんなの勘弁してくれよ!)サトルは今にも文句がノドまで出かかった。智太はスラリと伸びた長い足を動かし上機嫌で歩いて行く。
「メシメシ~♪」
「・・・、、、・・・・。。。。」
せっかく自信をつけた弟を見て、兄は悪態を飲み込んだ。
結局サトルは智太に甘い。
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