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第七章
アラフォー、歓迎パーティを開催
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「きゃー! かわいい!」
帰るや否やアイナがシンシアに飛びつく。ここ最近、アイナがどんどんアグレッシブになってきている気がするが。
「わ、わわ」
「サキュバスクイーン……本来の姿はこんなに愛らしいんですね」
小悪魔も釣れた。シンシアからみればここの女性陣はみんな姉くらいの感覚なのかもしれない。インキュバスカイザー曰く、シンシアは100歳を超えているが淫魔界隈からしたらまだまだ幼いらしい。
「お姉ちゃん、苦しいよぉ」
「あ、ごめんごめん。改めて……Dさんのお城へようこそ! 私はアイナ、よろしくね」
簡単に全員自己紹介をし、晩餐室へ。今日はシンシアの歓迎パーティだ。
テーブルにはパーティメニューがたくさん置いてある。久々だな、こんなの。
「わぁ。お兄ちゃん、これ全部食べていいの?」
「もちろん。好きなだけ好きなものを食べるといい」
シンシアは私のことを兄と呼ぶことにしたらしい。小柄も小柄、それっぽさがよく出ている。
「シンシア……口周り……ついてる……」
「んっ。ありがと、リヴェラお姉ちゃん」
リヴェラと上手くやれている。と、いうよりはヴィルベルを除く女性陣とは上手いこといっている。ヴィルベルは怖いんだそうだ。
わいわいとパーティは進みそろそろお開きの流れに。終わる頃にはすっかり仲良し姉妹の様だ。
「楽しかったか? シンシア」
「うん! ありがと、お兄ちゃん」
「さて……お楽しみの後はまたお楽しみですね」
食欲が満たされて、お次は、である。朝の事もあって私も幾分かムラムラとしている部分が。
「じゃあ行こっか」
お楽しみの時間だ。
——
結論からいうと今日も大乱れ。アイナ、小悪魔、リヴェラが変わるがわる私を快楽へと突き落とす。毎日毎日致しているのに飽きは一切ない。と、今日の本題に入らねば。
「ふぅ……シンシア、見ててどうだった?」
「凄いね……あんなの私に入るのかな?」
今日はシンシアの歓迎パーティその2。シンシアの処女を奪うのだ。シンシアはサキュバスクイーンを目指していただけあって知識は豊富。だが実践経験はなんとゼロ。口しか使った事がないという。
「お兄ちゃんに私の処女奪ってほしい。本能がお兄ちゃんを求めてるの」
サキュバスが本来の姿で処女を奪って欲しいというのはサキュバスインキュバス間で起こる事であり人間とそうなる事は滅多にないそうだ。
「さ、シンシアちゃん横になって」
アイナが手招きして膝枕にシンシアの頭をのせる。リヴェラと小悪魔は両サイドからシンシアの手を握る。
「じゃあ……いくよ……」
シンシアの入り口に私を添える。それだけでビクッと跳ねた。しかし狭い。ボールペンしか入らないところにリレーのバトンを当てている様だ。慎重に……慎重に……時間をかけて少しずつ。本当は一気にいきたい。相手はサキュバス、魅了の類も少しは効いているのだ。でもそれはダメ。
ゆっくり、しっかり、優しく、丁寧に……繊細なトランプタワーを組み上げるが如く緻密に。シンシアの呼吸に合わせて……
長い時間をかけたそれは朝まで続いた。
帰るや否やアイナがシンシアに飛びつく。ここ最近、アイナがどんどんアグレッシブになってきている気がするが。
「わ、わわ」
「サキュバスクイーン……本来の姿はこんなに愛らしいんですね」
小悪魔も釣れた。シンシアからみればここの女性陣はみんな姉くらいの感覚なのかもしれない。インキュバスカイザー曰く、シンシアは100歳を超えているが淫魔界隈からしたらまだまだ幼いらしい。
「お姉ちゃん、苦しいよぉ」
「あ、ごめんごめん。改めて……Dさんのお城へようこそ! 私はアイナ、よろしくね」
簡単に全員自己紹介をし、晩餐室へ。今日はシンシアの歓迎パーティだ。
テーブルにはパーティメニューがたくさん置いてある。久々だな、こんなの。
「わぁ。お兄ちゃん、これ全部食べていいの?」
「もちろん。好きなだけ好きなものを食べるといい」
シンシアは私のことを兄と呼ぶことにしたらしい。小柄も小柄、それっぽさがよく出ている。
「シンシア……口周り……ついてる……」
「んっ。ありがと、リヴェラお姉ちゃん」
リヴェラと上手くやれている。と、いうよりはヴィルベルを除く女性陣とは上手いこといっている。ヴィルベルは怖いんだそうだ。
わいわいとパーティは進みそろそろお開きの流れに。終わる頃にはすっかり仲良し姉妹の様だ。
「楽しかったか? シンシア」
「うん! ありがと、お兄ちゃん」
「さて……お楽しみの後はまたお楽しみですね」
食欲が満たされて、お次は、である。朝の事もあって私も幾分かムラムラとしている部分が。
「じゃあ行こっか」
お楽しみの時間だ。
——
結論からいうと今日も大乱れ。アイナ、小悪魔、リヴェラが変わるがわる私を快楽へと突き落とす。毎日毎日致しているのに飽きは一切ない。と、今日の本題に入らねば。
「ふぅ……シンシア、見ててどうだった?」
「凄いね……あんなの私に入るのかな?」
今日はシンシアの歓迎パーティその2。シンシアの処女を奪うのだ。シンシアはサキュバスクイーンを目指していただけあって知識は豊富。だが実践経験はなんとゼロ。口しか使った事がないという。
「お兄ちゃんに私の処女奪ってほしい。本能がお兄ちゃんを求めてるの」
サキュバスが本来の姿で処女を奪って欲しいというのはサキュバスインキュバス間で起こる事であり人間とそうなる事は滅多にないそうだ。
「さ、シンシアちゃん横になって」
アイナが手招きして膝枕にシンシアの頭をのせる。リヴェラと小悪魔は両サイドからシンシアの手を握る。
「じゃあ……いくよ……」
シンシアの入り口に私を添える。それだけでビクッと跳ねた。しかし狭い。ボールペンしか入らないところにリレーのバトンを当てている様だ。慎重に……慎重に……時間をかけて少しずつ。本当は一気にいきたい。相手はサキュバス、魅了の類も少しは効いているのだ。でもそれはダメ。
ゆっくり、しっかり、優しく、丁寧に……繊細なトランプタワーを組み上げるが如く緻密に。シンシアの呼吸に合わせて……
長い時間をかけたそれは朝まで続いた。
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