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二章◆お姫様みたい◆
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訳もわからず連れてこられたのはシックな佇まいの高級そうなブティックだった。
車から降ろされ店の前で立ち尽くしていると、こっちと雄大が琴葉の手を引く。
完全に女性用のヒラヒラした洋服の合間をぬって奥に進んでいくと、雄大は店員らしき女性に声をかけた。
「彼女をお姫様にしてほしいんだけど。」
パソコンで何やら作業をしていた女性は、雄大の声に顔を上げる。
綺麗な顔立ちのその女性はとても凛としていて美しく、もしかして雄大の彼女なのではと琴葉の頭を過って思わず身構えた。
だがそれは一瞬のうちの杞憂に終わる。
「あらやだ、なんて可愛らしいの!雄大の彼女?」
「か、かのじょ?!」
「いや、今から口説くとこ。」
「く、くどくっ?!」
琴葉はその女性と雄大の会話に付いていけず、あたふたとしてしまう。
「初めまして、雄大の姉の綾菜です。」
その女性、綾菜がニコリと上品な笑みを称えながら挨拶をするので、琴葉も慌てて頭を下げた。
「あ、あの、初めまして。南部琴葉といいます。」
「琴葉ちゃん。名前まで可愛いのねぇ。」
上から下まで舐めるように見られ琴葉は思わず萎縮したが、雄大が琴葉を引き寄せる。
距離が近くて緊張すると同時に、雄大が側にいるという安心感で胸がいっぱいになった。
「なるべく早めに。今から食事に行くんだ。」
「はいはい。」
今度は綾菜が琴葉を引き寄せると、奥の部屋に入ってシャッとカーテンを閉めた。
車から降ろされ店の前で立ち尽くしていると、こっちと雄大が琴葉の手を引く。
完全に女性用のヒラヒラした洋服の合間をぬって奥に進んでいくと、雄大は店員らしき女性に声をかけた。
「彼女をお姫様にしてほしいんだけど。」
パソコンで何やら作業をしていた女性は、雄大の声に顔を上げる。
綺麗な顔立ちのその女性はとても凛としていて美しく、もしかして雄大の彼女なのではと琴葉の頭を過って思わず身構えた。
だがそれは一瞬のうちの杞憂に終わる。
「あらやだ、なんて可愛らしいの!雄大の彼女?」
「か、かのじょ?!」
「いや、今から口説くとこ。」
「く、くどくっ?!」
琴葉はその女性と雄大の会話に付いていけず、あたふたとしてしまう。
「初めまして、雄大の姉の綾菜です。」
その女性、綾菜がニコリと上品な笑みを称えながら挨拶をするので、琴葉も慌てて頭を下げた。
「あ、あの、初めまして。南部琴葉といいます。」
「琴葉ちゃん。名前まで可愛いのねぇ。」
上から下まで舐めるように見られ琴葉は思わず萎縮したが、雄大が琴葉を引き寄せる。
距離が近くて緊張すると同時に、雄大が側にいるという安心感で胸がいっぱいになった。
「なるべく早めに。今から食事に行くんだ。」
「はいはい。」
今度は綾菜が琴葉を引き寄せると、奥の部屋に入ってシャッとカーテンを閉めた。
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