激甚のタナトス ~世界でおまえが生きる意味について~【虐殺編】
人間の心に芽生える死の衝動を、自らの肢体を贄にして生の衝動へと転換する、タナトス杏里。
杏里は同時に、人類の中に紛れ込んでいる”外来種”を探知する能力をも備えている。
杏里が探知した外来種を駆除するのは、武闘派パトスである榊由羅。ふたりの心のケアを担当する栗栖重人はヒュプノスだ。
3人の前にたちふさがる、希少な牝外来種、黒野零。
鮮血と脳漿、肉片が舞う狂気の戦いの幕が、やがて切って落とされる、タナトス・サーガ第二弾。
杏里は同時に、人類の中に紛れ込んでいる”外来種”を探知する能力をも備えている。
杏里が探知した外来種を駆除するのは、武闘派パトスである榊由羅。ふたりの心のケアを担当する栗栖重人はヒュプノスだ。
3人の前にたちふさがる、希少な牝外来種、黒野零。
鮮血と脳漿、肉片が舞う狂気の戦いの幕が、やがて切って落とされる、タナトス・サーガ第二弾。
第4部 暴虐のカオス
第5部 慟哭のアヌビス
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
DEATHGAME~裏切りと信念の姫~
ひいらぎななみ
ホラー
舞台は変哲なことなどない都内。それぞれが代わり映えのない日々を過ごしていると、突然謎の集団に襲われ、とある施設に誘拐された。
「最初の試練」を乗り越えた、何の関連性もない人達が広い場所に集められ、こう宣言される。
「本当の「デスゲーム」を始めましょう!」
ユウヤは、みんなを守ることを誓う。しかし、一緒に行動しているうちにスズエの様子がおかしいことに気付いた。どこか、ソワソワしているようで落ち着きがないように見える。
そのことに違和感を覚えつつ協力して進んでいくが、不安は拭いきれず少しずつ信用と同時に疑念も生まれてくる。
スズエは、このデスゲームがどうして行われるのか知っていた。彼女はデスゲームが始まった時には既に、とある覚悟を決めていた。
彼らは主催者側であるルイスマに「裏切り者がいる」と言われ、疑心暗鬼になりながら進んでいく。探索に始まり、怪物達との生死をかけたミニゲーム、幼馴染との再会、人形となった死んだ人達との合流と探索……裏切り者の話など忘れかけていたところで、事態は動き出した。
裏切り者の正体は誰なのか?何を持って「裏切り者」と呼ばれていたのか?それを知った時、ユウヤ達がとった選択は?
本編とはまた違った、裏切り者を探すデスゲームの物語が幕を開く。
紺青の鬼
砂詠 飛来
ホラー
専門学校の卒業制作として執筆したものです。
千葉県のとある地域に言い伝えられている民話・伝承を砂詠イズムで書きました。
全3編、連作になっています。
江戸時代から現代までを大まかに書いていて、ちょっとややこしいのですがみなさん頑張ってついて来てください。
幾年も前の作品をほぼそのまま載せるので「なにこれ稚拙な文め」となると思いますが、砂詠もそう思ったのでその感覚は正しいです。
この作品を執筆していたとある秋の夜、原因不明の高熱にうなされ胃液を吐きまくるという現象に苛まれました。しぬかと思いましたが、いまではもう笑い話です。よかったいのちがあって。
其のいち・青鬼の井戸、生き肝の眼薬
──慕い合う気持ちは、歪み、いつしか井戸のなかへ消える。
その村には一軒の豪農と古い井戸があった。目の見えない老婆を救うためには、子どもの生き肝を喰わねばならぬという。怪しげな僧と女の童の思惑とは‥‥。
其のに・青鬼の面、鬼堂の大杉
──許されぬ欲望に身を任せた者は、孤独に苛まれ後悔さえ無駄になる。
その年頃の娘と青年は、決して結ばれてはならない。しかし、互いの懸想に気がついたときには、すでにすべてが遅かった。娘に宿った新たな命によって狂わされた運命に‥‥。
其のさん・青鬼の眼、耳切りの坂
──抗うことのできぬ輪廻は、ただ空回りしただけにすぎなかった。
その眼科医のもとをふいに訪れた患者が、思わぬ過去を携えてきた。自身の出生の秘密が解き明かされる。残酷さを刻み続けてきただけの時が、いまここでつながろうとは‥‥。
ワールドミキシング
天野ハザマ
ホラー
空想好きの少年「遠竹瑞貴」はある日、ダストワールドと呼ばれる別の世界に迷い込んだ。
此処ではない世界を想像していた瑞貴が出会ったのは、赤マントを名乗る少女。
そして、二つの世界を繋ぎ混ぜ合わせる力の目覚めだった……。
【表紙・挿絵は「こころ」様に描いていただいております。ありがとうございます!】
ヒバナ、オーバードライブ DX!
戸影絵麻
ホラー
岬ヒバナは19歳の冴えない勤労少女。小中高と、周囲からは常に透明人間同様の扱いを受けてきた。そんなある日、ヒバナは突然の通り魔事件をきっかけに、不思議な生き物レオンと知り合いになる。ヒバナに特別な力を授けるというレオン。地味系女子脱却のチャンスに欣喜雀躍するヒバナだったが、その前に裏世界を支配する禍津神の一族が立ちはだかる。
※ところどころ、過激な描写や性愛表現があるため、年齢制限を上げさせていただきました。18歳未満の方、申し訳ございません。
ハハハ
辻田煙
ホラー
苦しいキス。だが、花梨(かりん)はもっとそれを感じたかった。遊園地のパレードと花火を背に、花梨と紫苑(しえん)は互いに愛を囁く。
花梨にだけ見えている、みんなに生えている翼。花梨に嘘をついていない者だけが、「白い翼」を持つ。花梨の周囲のほとんどは「黒い翼」を生やしている中、紫苑は「白い翼」を背中に生やし、花梨に愛を囁いていた。花梨だけがそれを知っていた。
しかし、遊園地デート以後、久しぶりに夏休み中に会った紫苑の態度が、花梨にはぎこちなく見えてしまった。花梨は訊ねる。
「紫苑――私に隠していることない?」
「……なにも隠してないよ?」
それまで真っ白だった紫苑の翼は、花梨の問いをきっかけに真っ黒に染まってしまった――彼は花梨に噓をついた。
紫苑――恋人が嘘をついていることを知ってしまった花梨は、何を思うのか。
……花梨に嘘をついてはいけない。絶対に。
※【感想、お気に入りに追加】、エール、お願いいたします!m(__)m
※2023年8月26日、公開
※この作品は、カクヨム・小説家になろう・ノベルアップ+にも投稿しています。
※表紙の著作権は作家が持っています。
孤独の吸血姫
凰太郎
ホラー
人類が支配権を失い、魔界より顕現した〈怪物〉達が覇権を狙った戦乱を繰り広げる闇の新世紀〈闇暦〉──。
古今東西の吸血鬼から成る新興勢力が胎動するロンドンに、人間の子供を護り連れた流浪の魔姫・カリナが訪れる。
圧倒的な強さと冷淡さを兼ね備えた彼女は、策謀と野心が交錯するこの地で何を為さんとするのか……。
はたして、伝説の吸血姫・カーミラとの邂逅の意味とは?
ニューウェーブ・ダークファンタジー、此処に開幕!