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第3話 ずっとあなたとしたかった
#71 光あるところ闇⑨
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ど、どうして?
どうしてそうなるの?
杏里は唖然を通り越して、すでに茫然自失の状態である。
ついさっきまで敵同士だったと思ったら、何よ、いつのまにか意気投合しちゃって!
変質者同士、わかり合えたっていうわけ?
でも、でも、そうしたら、この私はどうなっちゃうの?
「後ろがいいか、前がいいか、どっちでも、好きなほうにしろ」
剛腕にものを言わせて杏里を床に這いつくばらせると、妙にやさしい口調で那智が美和に声をかけた。
「後ろ、いいですか? 私、一度でいいから、杏里の中に挿入してみたくって」
恥じらいを含んだ声で、美和が言う。
「そうだな。それがいいだろう。おまえのその肉棒で、こいつを豚みたいによがらせてやるんだ」
「はい、わかりました」
那智がスーツと下着を脱ぎ捨て、全裸になった。
いかにも女性ボディビルダーといった感じのマッチョな肉体が、露わになる。
「先生は、どうなさるんですか?」
杏里の尻を抱え、割れ目にペニスを押しつけて、美和が訊く。
「おまえのほどではないが、あたしのコレもちょっとしたものでな。笹原の口で心ゆくまでクンニしてもらうことにするさ」
そう言いながら、開いた股を杏里の顔に近づけてきた。
亀の子だわしのような剛毛から飛び出ているのは、そら豆よりひと回り大きい特大の陰核だ。
「舐めろ」
那智が命令した。
仕方なく、杏里は口を開けた。
尻の割れ目に沿って動いている美和のペニスは、すでに以前の硬さを取り戻しているようだ。
美和の両手が、杏里の尻の肉を割った。
杏里が那智の陰核を唇でくわえると同時に、熱く湿った秘所に硬いペンシル型のものがめり込んできた。
「く、い、いい」
那智が腰を突き出し、苦し気に呻いた。
「あ、ああ、すごい」
そこに美和の歓喜の声が唱和する。
こうなったら、もう、ヤケだ。
杏里は開き直った。
セックスなら、正直、私の十八番。
ふたりいっぺんに面倒を見て、涅槃の境地にまでぶっ飛ばしてやる!
静謐な部屋の中に、粘液のこすれる音が響き渡る。
那智の陰核が石のように固くなり、美和の腰の動きが早くなる。
はあはあはあはあ。
3人の喘ぎ声が、次第にひとつになっていく。
いつのまにか、杏里を間に挟み、那智と美和はお互いの乳首を愛撫し合っている。
「セ、センセ」
「み、美和}
「先生の、乳首、もう、コチコチです」
「ああ、美和、おまえのもだ」
「美和、もう、おかしくなりそう」
「あ、あたしもだ、ああ」
乳首を弄り合いながら、お互い首を伸ばしてディープキスまで交わしているようだ。
もちろん、杏里自身もふたりに同時に責められ、爆発寸前にまで昂ぶってしまっている。
「あん!」
「いく!」
「だめ!」
そうして、やがて三匹の淫獣の上に、三者三様のオルガスムスがやってきた。
どうしてそうなるの?
杏里は唖然を通り越して、すでに茫然自失の状態である。
ついさっきまで敵同士だったと思ったら、何よ、いつのまにか意気投合しちゃって!
変質者同士、わかり合えたっていうわけ?
でも、でも、そうしたら、この私はどうなっちゃうの?
「後ろがいいか、前がいいか、どっちでも、好きなほうにしろ」
剛腕にものを言わせて杏里を床に這いつくばらせると、妙にやさしい口調で那智が美和に声をかけた。
「後ろ、いいですか? 私、一度でいいから、杏里の中に挿入してみたくって」
恥じらいを含んだ声で、美和が言う。
「そうだな。それがいいだろう。おまえのその肉棒で、こいつを豚みたいによがらせてやるんだ」
「はい、わかりました」
那智がスーツと下着を脱ぎ捨て、全裸になった。
いかにも女性ボディビルダーといった感じのマッチョな肉体が、露わになる。
「先生は、どうなさるんですか?」
杏里の尻を抱え、割れ目にペニスを押しつけて、美和が訊く。
「おまえのほどではないが、あたしのコレもちょっとしたものでな。笹原の口で心ゆくまでクンニしてもらうことにするさ」
そう言いながら、開いた股を杏里の顔に近づけてきた。
亀の子だわしのような剛毛から飛び出ているのは、そら豆よりひと回り大きい特大の陰核だ。
「舐めろ」
那智が命令した。
仕方なく、杏里は口を開けた。
尻の割れ目に沿って動いている美和のペニスは、すでに以前の硬さを取り戻しているようだ。
美和の両手が、杏里の尻の肉を割った。
杏里が那智の陰核を唇でくわえると同時に、熱く湿った秘所に硬いペンシル型のものがめり込んできた。
「く、い、いい」
那智が腰を突き出し、苦し気に呻いた。
「あ、ああ、すごい」
そこに美和の歓喜の声が唱和する。
こうなったら、もう、ヤケだ。
杏里は開き直った。
セックスなら、正直、私の十八番。
ふたりいっぺんに面倒を見て、涅槃の境地にまでぶっ飛ばしてやる!
静謐な部屋の中に、粘液のこすれる音が響き渡る。
那智の陰核が石のように固くなり、美和の腰の動きが早くなる。
はあはあはあはあ。
3人の喘ぎ声が、次第にひとつになっていく。
いつのまにか、杏里を間に挟み、那智と美和はお互いの乳首を愛撫し合っている。
「セ、センセ」
「み、美和}
「先生の、乳首、もう、コチコチです」
「ああ、美和、おまえのもだ」
「美和、もう、おかしくなりそう」
「あ、あたしもだ、ああ」
乳首を弄り合いながら、お互い首を伸ばしてディープキスまで交わしているようだ。
もちろん、杏里自身もふたりに同時に責められ、爆発寸前にまで昂ぶってしまっている。
「あん!」
「いく!」
「だめ!」
そうして、やがて三匹の淫獣の上に、三者三様のオルガスムスがやってきた。
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