【完結】消された第二王女は隣国の王妃に熱望される

風子

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ヴィルside8

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翌日、スペンサー国王の玉座の下、関係者を集めてもらい俺はアリアンを隣において婚約を申し込んだ

「ブルボマーナ国第二王女アリアン・カスティーヌを私ヴィルドルフ・アルンフォルトの正妃としてお迎えしたいと存じます。国王陛下からのお許しをいただきたくお願いに参りました。」

シェルリーンとローズもその場に居た為大声で反対してきた

「大国アルンフォルトの次期王妃には、王妃の娘である第一王女ローズが相応しいと思います。ローズを正妃に迎えると考え直してくださいませ」

「私も王太子殿下を心よりお慕いしております。どうぞ私をアルンフォルトにお連れください」

二人の言葉に、アルンフォルト国王フィリップの妻である王妃シャルロットは、強い口調で言った

「ヴィルドルフは国王の名代として来ております。ヴィルドルフがアリアン王女を妃に迎えたいと申しておりますのに、その考えを改めよとはどの立場で仰っていられるのですか。私も国王の名代の一人として婚約の件は任されております。
私も国王もアリアン王女を我が国アルンフォルトの次期王妃として迎えることを認めます」

「何ですって!」

小さくシェルリーンが呟いた言葉は思いのほか響いていた

「ブルボマーナ国王スペンサーも、第二王女アリアンとアルンフォルト国第一王子ヴィルドルフとの婚約を認めよう」

国同士の婚約が成立した
王族同士の婚約はお互いの国の信用にかかわる為、破棄することは許されない

そして帰国の日

「すぐに迎えに来るからね」

そう言って俺は国に戻りアリアンを迎える準備を始めた
王宮に急ぎアリアンの部屋を整え、迎えに来ようと思っていた矢先に婚約解消の連絡がきたのだ
そして新たに第一王女ローズとの婚約が決まっていた



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