101 / 147
10月8日 木の日 久々の楽しい雑談
しおりを挟む
今日は、そろそろいい話題が来るんじゃないかな?
というか、そろそろいい話題、来てくれ!!!
昨日、一昨日と、誰も悪い動きはしてなかったと思う。
ただ、皆があまり知らない話題だっただけで。
だから今日こそはみんなが知っていて、話しやすい話題が来ますように。
盛り上がれますように!!!
今日は、目標とかよりただただ祈るだけ。
俺のところに、イージーな話題を!!!
そうしてくれたら、みんなで雑談を楽しむから!!!
明確な何かはないけど、何かに祈りながら、俺は、『雑談部屋』に入っていった。
今日もまた、白い空間に放り出された。
そしてどこからともなくアナウンスが鳴った。
”シチュエーションの設定、人物選択、話題選択が終了しました。
これより雑談を始めます。”
やっぱりアナウンスが止んだ。
やはり、雑談部屋で一番無駄な時間なう。
AIはここを修正しないのだろうか?
やっぱ、修正しないかぁ。
修正してくれないかなぁ。
毎回同じこと思ってるなぁ。
ある意味、これがルーティーンみたいなところあるしなぁ。
そう考えると、意味があるのかなぁ?
意味、あったのかな…
このルーティーンやめようかな?
どうしよう。
でも、これをやめて、調子崩したら辛いから、続けるかぁ。
再びアナウンスが鳴った。
”雑談所要時間は30分、盛り上がり等により自動で延長や短縮を行います。
シチュエーションは、『森林の中のツリーハウス』です。
雑談に参加するメンバーは、『田中様』『九条様』『早川様』『村山様』です。
決まった役職、役割等はございません。ご気軽に参加してください。
それでは雑談を始めさせていただきます。
今回の話題は『木』です。
それでは楽しい雑談の時間をお過ごしください。”
アナウンスがやんで、光に包まれた。
木か。
木かぁ…
全然想像できないな。
この話題は盛り上がる話題なのかな?それとも、難しい話題なのかな?
話題が広すぎるんだよなぁ。
木の何について話せばいいのかな?
花粉?
家が木造かとか?
何かもう一つ絞るものがないと、大変そうだな。
誰かが最初にうまく方向性を決めて、『木』の中でも何を話すのかを、うまく限定させていけば、ある程度うまくいくのかな?
九条あたりがうまくやってくれないかな。
とりあえず、不安だから、テーマも考えておくかぁ。
何がいいかな?
”木製のものと金属製のものってどっちが好きか”とかでいいかな。
良い感じのものが浮かんだし、他が行かなかったら、俺が最初に行ってもいいかな。
久しぶりにちゃんと盛り上がる雑談がしたいな。
そう思っていると、光が収まった。
いつも通り最初に話し出したのは、九条だった。
いつも通り、ハイテンポな雑談が始まった。
ここ2日良くなかったけど、いつも通りの盛り上がりを見せられるのかな?
「今日の話題は、『木』だな!!!話題が広すぎて何を話していいか、全然分からないな!!!最近見たんだけど、木軸の筆記用具ってかっこいいよな!!!みんなって、木軸の筆記用具って欲しいと思う?!!俺はめっちゃ欲しい!!!」
「僕も欲しいと思う。なんか、使っていたらだんだん味が出てきそうだし、落ち着いた大人って感じがしていいと思う」
「俺は、筆記具の違いが分からないから、安いプラスチックとかのやつでいいな」
「私は~、結構、木軸のつけペンとか、万年筆とか好きですよ~。嗜好品的な文房具の木軸の物は好きですけど、普段使いのものを、木軸にしようとは思いませんね~」
「へぇ、みんなそう思っているんだな!!!じゃあ、木製の家具とかはどう?!!!」
話は、”木でできた何か”という大きなテーマで進んでいった。
昨日、一昨日とは比べ物にならないくらいは盛り上がった。
爆発的に盛り上がったというわけではないが、最後まで話題が尽きることはなかった。
木というでかい括りの話題で、少し不安だったけど、九条のうまいかじ取りによって、楽しく雑談をすることができた。
今日はうまく行ったな!!!
大満足で、一人反省会を終えると、アナウンスが鳴った。
”33分46秒29が経過しました。お話の途中かと思いますが、教室の方に転送いたします。話し足りないかと思いますが、この話題はこの場限りといたしますようよろしくお願いします。教室で同じ話題をしたとしても特に罰則等はございませんが、ご協力よろしくお願いいたします。それと同じように、教室での話題をこの場に持ち込まないようよろしくお願いいたします。このアナウンスの内容を何度もお聞きになっていると思いますがなにとぞご協力よろしくお願いいたします。
木って温かみがありますよね。
安心するというか、ぬくもりがあるというか、使っていて安心しますよね、木製の製品って。
私も、プラスチックの物より、木製のものを探すことが多いです。
今日の残りの時間も頑張ってください。
それでは教室にお送りいたします。
それでは良い学校生活を”
アナウンスが止んだ。
教室に戻ってきた。
今日はうまくいった。
一昨日より、昨日、昨日より、今日と来たから、明日はもっといい雑談になるかもしれないな。
明日が楽しみになってきたな!!!
明日への希望と、今日上手く行ったことでテンションが上がっており、上機嫌に次の授業の準備を始めた。
というか、そろそろいい話題、来てくれ!!!
昨日、一昨日と、誰も悪い動きはしてなかったと思う。
ただ、皆があまり知らない話題だっただけで。
だから今日こそはみんなが知っていて、話しやすい話題が来ますように。
盛り上がれますように!!!
今日は、目標とかよりただただ祈るだけ。
俺のところに、イージーな話題を!!!
そうしてくれたら、みんなで雑談を楽しむから!!!
明確な何かはないけど、何かに祈りながら、俺は、『雑談部屋』に入っていった。
今日もまた、白い空間に放り出された。
そしてどこからともなくアナウンスが鳴った。
”シチュエーションの設定、人物選択、話題選択が終了しました。
これより雑談を始めます。”
やっぱりアナウンスが止んだ。
やはり、雑談部屋で一番無駄な時間なう。
AIはここを修正しないのだろうか?
やっぱ、修正しないかぁ。
修正してくれないかなぁ。
毎回同じこと思ってるなぁ。
ある意味、これがルーティーンみたいなところあるしなぁ。
そう考えると、意味があるのかなぁ?
意味、あったのかな…
このルーティーンやめようかな?
どうしよう。
でも、これをやめて、調子崩したら辛いから、続けるかぁ。
再びアナウンスが鳴った。
”雑談所要時間は30分、盛り上がり等により自動で延長や短縮を行います。
シチュエーションは、『森林の中のツリーハウス』です。
雑談に参加するメンバーは、『田中様』『九条様』『早川様』『村山様』です。
決まった役職、役割等はございません。ご気軽に参加してください。
それでは雑談を始めさせていただきます。
今回の話題は『木』です。
それでは楽しい雑談の時間をお過ごしください。”
アナウンスがやんで、光に包まれた。
木か。
木かぁ…
全然想像できないな。
この話題は盛り上がる話題なのかな?それとも、難しい話題なのかな?
話題が広すぎるんだよなぁ。
木の何について話せばいいのかな?
花粉?
家が木造かとか?
何かもう一つ絞るものがないと、大変そうだな。
誰かが最初にうまく方向性を決めて、『木』の中でも何を話すのかを、うまく限定させていけば、ある程度うまくいくのかな?
九条あたりがうまくやってくれないかな。
とりあえず、不安だから、テーマも考えておくかぁ。
何がいいかな?
”木製のものと金属製のものってどっちが好きか”とかでいいかな。
良い感じのものが浮かんだし、他が行かなかったら、俺が最初に行ってもいいかな。
久しぶりにちゃんと盛り上がる雑談がしたいな。
そう思っていると、光が収まった。
いつも通り最初に話し出したのは、九条だった。
いつも通り、ハイテンポな雑談が始まった。
ここ2日良くなかったけど、いつも通りの盛り上がりを見せられるのかな?
「今日の話題は、『木』だな!!!話題が広すぎて何を話していいか、全然分からないな!!!最近見たんだけど、木軸の筆記用具ってかっこいいよな!!!みんなって、木軸の筆記用具って欲しいと思う?!!俺はめっちゃ欲しい!!!」
「僕も欲しいと思う。なんか、使っていたらだんだん味が出てきそうだし、落ち着いた大人って感じがしていいと思う」
「俺は、筆記具の違いが分からないから、安いプラスチックとかのやつでいいな」
「私は~、結構、木軸のつけペンとか、万年筆とか好きですよ~。嗜好品的な文房具の木軸の物は好きですけど、普段使いのものを、木軸にしようとは思いませんね~」
「へぇ、みんなそう思っているんだな!!!じゃあ、木製の家具とかはどう?!!!」
話は、”木でできた何か”という大きなテーマで進んでいった。
昨日、一昨日とは比べ物にならないくらいは盛り上がった。
爆発的に盛り上がったというわけではないが、最後まで話題が尽きることはなかった。
木というでかい括りの話題で、少し不安だったけど、九条のうまいかじ取りによって、楽しく雑談をすることができた。
今日はうまく行ったな!!!
大満足で、一人反省会を終えると、アナウンスが鳴った。
”33分46秒29が経過しました。お話の途中かと思いますが、教室の方に転送いたします。話し足りないかと思いますが、この話題はこの場限りといたしますようよろしくお願いします。教室で同じ話題をしたとしても特に罰則等はございませんが、ご協力よろしくお願いいたします。それと同じように、教室での話題をこの場に持ち込まないようよろしくお願いいたします。このアナウンスの内容を何度もお聞きになっていると思いますがなにとぞご協力よろしくお願いいたします。
木って温かみがありますよね。
安心するというか、ぬくもりがあるというか、使っていて安心しますよね、木製の製品って。
私も、プラスチックの物より、木製のものを探すことが多いです。
今日の残りの時間も頑張ってください。
それでは教室にお送りいたします。
それでは良い学校生活を”
アナウンスが止んだ。
教室に戻ってきた。
今日はうまくいった。
一昨日より、昨日、昨日より、今日と来たから、明日はもっといい雑談になるかもしれないな。
明日が楽しみになってきたな!!!
明日への希望と、今日上手く行ったことでテンションが上がっており、上機嫌に次の授業の準備を始めた。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
今日の桃色女子高生図鑑
junhon
青春
「今日は何の日」というその日の記念日をテーマにした画像をAIで生成し、それに140文字の掌編小説をつけます。
ちょっぴりエッチな感じで。
X(Twitter)でも更新しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる