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8月8日 タコの日 いっぱい話した
しおりを挟む今日もまた、白い空間に放り出された。
そしてどこからともなくアナウンスが鳴った。
”シチュエーションの設定、人物選択、話題選択が終了しました。
これより雑談を始めます。”
やっぱりアナウンスが止んだ。
やはり、雑談部屋で一番無駄な時間なう。
AIはここを修正しないのだろうか?
やっぱ、修正しないかぁ。
修正してくれないかなぁ。
毎回同じこと思ってるなぁ。
なんか最近個々の時間長くなってないか?
気のせいかなぁ?
まぁ、別に気にすることでもないか。
再びアナウンスが鳴った。
”雑談所要時間は30分、盛り上がり等により自動で延長や短縮を行います。
シチュエーションは、『タコパ会場』です。
雑談に参加するメンバーは、『田中様』『九条様』『関様』『五十嵐様』です。
決まった役職、役割等はございません。ご気軽に参加してください。
それでは雑談を始めさせていただきます。
今回の話題は『タコ』です。
それでは楽しい雑談の時間をお過ごしください。”
アナウンスがやんで、光に包まれた。
タコかぁ。
たこ焼きだよなぁ。
お寿司とかお刺身とか、酢だことかおいしいものはいっぱいあるけど、やっぱたこ焼きだよなぁ。
夏祭りって感じもするしなぁ。
シチュエーションもタコパ会場だし、話のメインはタコ焼きになりそうだなぁ。
たこ焼きかぁ。
何を話すんだろう?
好きな味?とか、トッピング?とかだろうか。
光が収まった。
まず九条が話し始めた。
「タコパだぁぁあああ!!!!!」
「どうした?九条」
「タコパって聞いてテンション上がっちゃって!!!」
「いつも高めなお前のテンションがさらに上がるとか、相当好きなんだなタコパ」
「もちろん!!!」
「九条君は、なんでタコパが好きなの?はい」
「タコパって楽しいじゃん!!!タコの代わりにいろんなもの入れたり、トッピングとかもいろいろかけれたり!!!何より、友達と一緒に料理できるってめっちゃ楽しいじゃん!!!」
「九条ってそんな料理好きだったっけ?全然そんな感じしないんだけど」
「皆でする料理は好きだよ!!!でも、一人で黙々と料理するとかはできるけど、あんまりかな!!!」
「田中って料理できたんだな」
「田中君って料理できたんだね。はい」
「田中って全然料理できたんだ」
「「「意外!!」」」
「そんなに料理のイメージないのかなぁ..!!俺の話ばっかしてないで、皆の話も聞きたいな!!!皆ってタコパ好き??!!!」
「俺は、好きだぞ。あんまりやる機会とかはないけど、意外な人が器用にたこ焼きを返しているところとか見ると面白いしな」
「私は、はい、ちょっと気後れしちゃうかな。タコパ自体は嫌いではないんだけど、料理とか全然できないから、皆にやってもらうのがちょっとだけ申し訳なくなっちゃうんだよね、はい。」
「うちは、めっちゃ好きだよ、タコパ。みんなで全然ワイワイできるし、いたずらとかもできるし。皆で作った料理って、外食とかするより全然おいしいんだよね」
「やっぱいいよねタコパ!!!」
「たこ焼きってみんな名に懸けて食べてる?俺は、ソースだけなことが多いな」
「ソースとマヨ!!!」
「私は、たまにポン酢とかつけて食べるよ。はい」
「うちは、その場にあった面白そうなもんとか、全然かけて食べるかな」
「皆って、たこ焼き作るのは得意?気になって、はい」
「俺は得意だよ!!!両手でシュバババってやつできるよ!!!」
「俺はそこまで得意ってわけじゃないけど、人並みにはできるかな」
「うちはたぶん全然下手な方だと思う。たこ焼きって、なんか全然うまくひっくり返らなくない?」
「すごく分かる、はい。なんかみんなはうまくひっくり返してるのに自分だけ一つもひっくり返せなくてもたもたしちゃうよね。はい」
怒涛の勢いで雑談が進んでいった、
普段なら適当に、脳内で考え事とかをしている時間があるくらいには、ゆったり話しているんだけど、今日はなぜかみんなちょっとずつスピードアップしてって、余計なこと考えてる暇はなかったな。
これくらい忙しくても面白いな。
でも俺は、いつもの速度の方が好きかな。
好き勝手適当なこと考えられる方が、生にあってる気がする。
燃え尽きた体で振り返りをしているとアナウンスがなった。
今日の雑談は短いような長いような不思議な感覚だった。
めちゃくちゃ楽しめたからよかったけど。
”34分22秒61が経過しました。お話の途中かと思いますが、教室の方に転送いたします。話し足りないかと思いますが、この話題はこの場限りといたしますようよろしくお願いします。教室で同じ話題をしたとしても特に罰則等はございませんが、ご協力よろしくお願いいたします。それと同じように、教室での話題をこの場に持ち込まないようよろしくお願いいたします。このアナウンスの内容を何度もお聞きになっていると思いますがなにとぞご協力よろしくお願いいたします。
暑くなることは良いことです。
余計なことを考えずに、考えるより早く口から言葉が出るように、そのようなことをすると、少し考えすぎが治るかもしれませんね。
考えるより感じるみたいな時間はここで終わりです。
授業では、感じることは大事ですが、それより深く考えてください。
今日の残りの時間も頑張ってください。
それでは教室にお送りいたします。
それでは良い学校生活を”
アナウンスが止んだ。
教室に戻ってきた。
はぁ、今日の『雑談部屋』はいつもの3倍くらい話した気がする。
なんとなくあごの筋肉としたが疲れているような。
あと、プール後のだるさのような疲労感が襲ってきた。
これ、今日のの頃集中できるかな?
ちょっとだけ心配。
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