ネガタエプロジェクト

第一章 人狼ゲーム

人狼ゲーム ０日目

俺のチームは３番になった
３と書かれた建物に入り、
スマホで自室を確認し、部屋に入った。

まず驚いたことは部屋が本当にそのままだったことだ。
少し違うとしたら、窓はあるが窓の向こう側に壁があること
そして机の引き出しには、細々とした文房具などはなく
代わりに個人情報が書かれたものと妹が自殺したこと、
なぜこのプロジェクトに参加したのかの三枚が入っていた。
壁に貼り付けてあるものは一緒だが、
細々したものはめんどくさくて省いたのかな？


でも、肝心のあれがない...
どうやったら復讐できるのかどうやったらこの世界を変えれるのかを
びっしりと書き込んだノートがない。


（ノートは共有スペースってことか、誰かに見つかる前に見つけ出したいな）

色々と思うことはあるが、とりあえず役職を確認することにした。

ピコン♪

あなたの役職は【市民】です

（市民か。運がついてないな...）
と、思いながら色々と考えることにした。

まず、このゲームは負けても死なないこと
５人以下まで耐えれば生き残れる

つまり役職はあまり意味がない
むしろ、役職を悪用して裏切り者も出てくるだろうな
きっとこのことはみんな気づいてるはず。

さて、どうやって生き残るか。
人狼と仲良くできればそれが一番だが...

そして人狼ゲームとは違い探索があるってことだ
この探索が一番厄介になるだろう
殺しができるのは、決められた役職、人狼、投票
と、記載されているのだから裏はあるだろう

何がともあれ、やるしかないのだ。
市民を裏切っても生き残る