ネガタエプロジェクト

第一章 人狼ゲーム

人狼ゲーム １日目 話し合い前半

朝９時

ピポパポン♪　

【パンが配られました】
【犠牲者なし】生存２０名

５分以内に議論室に来てください

ピポパポン♪
ーーーーーーーーーーーーー」

どこからとも無く、放送が流れてきた。
これがいわゆる、朝のお知らせ報告なのだろう
（議論室ってどこだ？）
スマホでマップを確認し、集合場所へと向かおうと思ったのだが
ある数字を見て動きが止まる。

井林　生雲

8.060,103po
600,847me
0fix
　　集計中

「な、なんだ、これ！！８０６万も、もう賭けられてる！？」

これが、いわゆる視聴者ポイントだ。
俺なんかに賭ける物好きもいるんだな。。。

改めて、見られてる認識を持ちながら議論室に向かった。


議論室についた時には、俺は七番目だった。
次々に集まる中、俺はふと知ってる人を見かけた。

井林「白鷺さん！？」
白鷺「あ、井林さん...まさかここで会うとは思ってもいませんでしたわ」
井林「そう...ですね..」

この後の考えるとお互い気まずくて距離感がある話し方だった。
すると、黄色と黄緑の星型のヘアピンを付けてた髪の毛青色の若い男性が
話の間に入り込んできた。

＊＊「なになに？二人知り合いなん？いいねぇ～青春だね～笑」

井林「そんなんじゃ、ないですよ。それよりあなた、緊張とかしてないんですか？」
＊＊「きんちょー？するわけないじゃん笑。変なこと言うんだねキミ？」

（変なのはお前だよ！ヘアピン野郎！）
と、思いながらムスッとした表情で相手をキッと睨み
中心を囲むように設置され、均一に並べられた机と
机の上に置かれている名札を見て、指定の場所に着いた。
（イス無いんだ...)


そして、すぐに２０人が集まり
みんなが指定の場所に着いたとき、正式に話し合いが始まった。