2 / 14
ストロベリアムの村/キツネ狩り
しおりを挟む
転送が終わると、二人は大理石でできたストーンヘンジの様な場所に立っていた。
ストーンヘンジの様な石の建造物はどうやら転移門らしかった。
石のサークルの中央に発光する分部があって、触れるとストロベリアム転移門を記録しました。とシステムメッセージが出た。
転移門の周りを見回し、改めて二人は嘆息をついた。
そこは、まるで本物の中世の農村の様だった。
いくらダイブギアが全五感タイプのゲーム機で、そのCGは分子結合を再現した次世代CGとはいえ、大半のCGはどこか作り物っぽさを抜けきれずにいた。
しかしSEXOのCGはまさにド胆を抜くもう一つの現実だった。
太陽の光、畑のあぜを流れる小川のせせらぎ、質素な木造の建物にかっぽするニワトリやヤギ。
ひとしきり辺りを観察すると、突然瑠璃子が大声を張り上げた。
「わーーーーーーい」
そして、村の中をずっと向こうまで駆けて行った。
突然大声を上げた瑠璃子のことを何事かと、同じ初心者と思しき数人のプレイヤーがあっけにとられながら見つめる。
瑠璃子は村のはずれまで、全速力で駆けていくと、また大声を上げながら戻ってきた。
ぜえはあと息が上がっている。瑠璃子はスタミナゲージが続く限り走った。
現実の肉体が疲労するわけではないのだが、VRでも走ると息が上がるという人は多い。
「すごい気持ちよかった。子供の頃に戻ったみたい」
ここ最近見ていなかった、瑠璃子の満面の笑みだった。
「元気でた?」
「うん、ねえ、この村ちょっとお散歩してみようよ」
真司はコクリと頷くと瑠璃子の手を取った。
「ニワトリさんコンニチハッ!」
瑠璃子が大声でニワトリに挨拶すると、ニワトリは驚いたように逃げた。
「スゴイな、こんなニワトリまで作りこまなくてもいいのにな」
「こっこっこっこ~♪」
瑠璃子がニワトリの目の前で指を回す。ニワトリは指先を見つめ、くるくると頭を回した。
「あはっ……可愛い」
「ルリちゃんは動物好きだね、相変わらず」
「うん、病室でもよく動物動画みるよ」
病室に動物を連れ込むわけにもいかず、モフモフ好きの瑠璃子にはそれもストレスだったのかもしれない。
ニワトリと心底楽しそうに遊ぶ瑠璃子を見て、真司も目じりを下げた。
ニワトリと心ゆくまで遊んだ瑠璃子の次の興味の対象は村の中央通りに沿って流れる小川だった。
川っぷちまで歩いて行って、まずは水を手ですくってみた。
「わぁ……冷たい」
川はすねがつかるくらいの深さで、流れも緩やかだった。
瑠璃子は早速ブーツを脱いで川に入った。
バシャバシャと派手に水しぶきが上がる。
「ああーお魚さんもいる。おおっ! カニもいるよ」
瑠璃子が見て見てと言うので真司も川を覗きこんだ。
確かに色々生き物がいて本物の田舎の川の様だった。
「カニさんゲットだぜぇ」
瑠璃子がカニをつかまえて頭上に掲げると、カニが光って消えた。
「あれ?」
すると、ストロベリアム沢蟹を入手しました。とメッセージが出た。
パーティを組んでいる真司にもそのメッセージは見えた。
「それ、アイテムになるんだ」
「何に使うんだろ?」
「たぶん食材だと思うけど」
「食べるのは可哀想だけど、でもちょっと美味しそうだね」
そう言って瑠璃子は何匹かカニを捕まえたのだった。
すでにログインしてから三十分ほどが経とうとしていたが、二人のゲームは全然進まなかった。
瑠璃子は村のあれこれを見つけては歓声を上げて喜んだ。
瑠璃子と遊ぶと大体こんな感じになるな。と真司は幼い日々をふと思い出した。
☆
結局真司たちがゲームに本格的に着手したのはログインから小一時間経った後だった。
午前中にインしていたが、時刻はもう正午を過ぎている。
チュートリアルのメッセージに従いながら、村の農夫から最初のクエストを受けた。
「やあ、ここら辺では見ない顔だなあ? 冒険者さんかい? 実は頼みたいことがあるんだが」
NPCと思しき、他の農夫より少しだけ仕立ての良い服を着た青年の顔にはこれまた柔和な笑みが浮かんでいた。
外見は完全に普通の農夫だが、やはりNPCなせいか、瑠璃子が色々と話しかけるが、簡単な返事しか返してこない。
「お兄さんのお名前は何ですか?」
「おいらの名前はケン、このストロベリアムで農家をしてるんだぁ」
「お兄さん恋人はいるの?」
「恋人ってなんだぁ?」
その後もいくつか質問してみたが、どうやら特定の単語に反応して返事を返してくるだけで、未設定の単語には〇〇ってなんだぁ? と返すだけらしい。
「会話ができるAI操作のNPCもいるらしいけど、このケン君はクエストをくれるだけみたいだな」
「NPCとそうじゃない人ってどう見分けるの?」
「NPCは地図に緑のドットで表示されているっぽい、黄色はプレイヤー、赤はモンスターらしい」
「へ~、じゃあクエスト受けてみようよ」
瑠璃子たちの前にはシステムメニューが立ちあがっていて、キツネ狩りのクエストがオファーされました。と表示されていた。
受領しますか? の所のYESボタンをタップした。
「実はオラ、最近男爵様から新しい畑をもらったんだ。立派なイチゴ畑にしてえんだけど、畑にキツネが住み着いて困ってるんだ。どうかキツネを退治してくれえ」
受領と同時にクエストの概要がシステムメッセージで表示された。
キツネLV1を十匹退治しろ、きちんと地図も添えられていた。
散歩では歩かなかった方向のエリアだ。
「こっちだ。行ってみよう」
「うん、悪いキツネを退治するのだ」
意気揚々と向かったはいいが問題は早々に発生した。
「あら、可愛い」
なんとキツネは瑠璃子好みのぬいぐるみのようなモンスターだったのである。
早速真司が倒そうとすると「いじめちゃダメ」と瑠璃子が止めた。
真司はヤレヤレと笑うと剣を収めた。
瑠璃子はキツネと遊び始めた。
真司は瑠璃子の気の済むようにさせようと思った。なんならクエストは破棄してもいい。
「よしよし、いい子、いい子」
瑠璃子がキツネを撫でると、キツネは喉を鳴らしてすり寄ってきた。
ひとしきりキツネを可愛がるとキツネは瑠璃子をじっと見つめてクウンと切なそうに鳴いた。
「お腹減ってるのかな?」
「さあ? どうだろう?」
確かに何かを欲しがっているようにも見えた。
瑠璃子がストレージをあさると、スタミナ回復用のパンと沢蟹が見つかった。
「これ、食べるかな?」
瑠璃子は恐る恐るとキツネの前に食べ物を差し出してみた。
「あっ! 食べた食べた」
ぬいぐるみの様なキツネは大きな口をあけて、パンと沢蟹を食べた。
「美味しい? うん……そう」
瑠璃子が目を細めて、キツネの顎の下を指先でかいてやった。
キツネはクーンと鳴くと、畑から去っていった。
「あれっ! クエスト進んだぞ」
真司がシステムメニューを開いてみせた。
確かにクエストのキツネ討伐数のカウントが一つ増えている。
「本当? キツネいじめなくていいの?」
その時瑠璃子が見せた笑顔はチューリップの花みたいに可愛かった。
その後は川にカニを捕りに行き、キツネにあげた。
「ありがとう、キツネを餌付けして帰しただか? 大したもんだぁ、少し報酬をおまけしといた。受け取ってくれ」
農夫の青年は少し大きめの硬貨が入った袋をくれた。
「やった~、クエストクリアー」
初心者クエストの割には思ったより時間がかかった。効率がいいプレイとはとても言えないが、ルリちゃんらしいな、と真司は思った。
ストーンヘンジの様な石の建造物はどうやら転移門らしかった。
石のサークルの中央に発光する分部があって、触れるとストロベリアム転移門を記録しました。とシステムメッセージが出た。
転移門の周りを見回し、改めて二人は嘆息をついた。
そこは、まるで本物の中世の農村の様だった。
いくらダイブギアが全五感タイプのゲーム機で、そのCGは分子結合を再現した次世代CGとはいえ、大半のCGはどこか作り物っぽさを抜けきれずにいた。
しかしSEXOのCGはまさにド胆を抜くもう一つの現実だった。
太陽の光、畑のあぜを流れる小川のせせらぎ、質素な木造の建物にかっぽするニワトリやヤギ。
ひとしきり辺りを観察すると、突然瑠璃子が大声を張り上げた。
「わーーーーーーい」
そして、村の中をずっと向こうまで駆けて行った。
突然大声を上げた瑠璃子のことを何事かと、同じ初心者と思しき数人のプレイヤーがあっけにとられながら見つめる。
瑠璃子は村のはずれまで、全速力で駆けていくと、また大声を上げながら戻ってきた。
ぜえはあと息が上がっている。瑠璃子はスタミナゲージが続く限り走った。
現実の肉体が疲労するわけではないのだが、VRでも走ると息が上がるという人は多い。
「すごい気持ちよかった。子供の頃に戻ったみたい」
ここ最近見ていなかった、瑠璃子の満面の笑みだった。
「元気でた?」
「うん、ねえ、この村ちょっとお散歩してみようよ」
真司はコクリと頷くと瑠璃子の手を取った。
「ニワトリさんコンニチハッ!」
瑠璃子が大声でニワトリに挨拶すると、ニワトリは驚いたように逃げた。
「スゴイな、こんなニワトリまで作りこまなくてもいいのにな」
「こっこっこっこ~♪」
瑠璃子がニワトリの目の前で指を回す。ニワトリは指先を見つめ、くるくると頭を回した。
「あはっ……可愛い」
「ルリちゃんは動物好きだね、相変わらず」
「うん、病室でもよく動物動画みるよ」
病室に動物を連れ込むわけにもいかず、モフモフ好きの瑠璃子にはそれもストレスだったのかもしれない。
ニワトリと心底楽しそうに遊ぶ瑠璃子を見て、真司も目じりを下げた。
ニワトリと心ゆくまで遊んだ瑠璃子の次の興味の対象は村の中央通りに沿って流れる小川だった。
川っぷちまで歩いて行って、まずは水を手ですくってみた。
「わぁ……冷たい」
川はすねがつかるくらいの深さで、流れも緩やかだった。
瑠璃子は早速ブーツを脱いで川に入った。
バシャバシャと派手に水しぶきが上がる。
「ああーお魚さんもいる。おおっ! カニもいるよ」
瑠璃子が見て見てと言うので真司も川を覗きこんだ。
確かに色々生き物がいて本物の田舎の川の様だった。
「カニさんゲットだぜぇ」
瑠璃子がカニをつかまえて頭上に掲げると、カニが光って消えた。
「あれ?」
すると、ストロベリアム沢蟹を入手しました。とメッセージが出た。
パーティを組んでいる真司にもそのメッセージは見えた。
「それ、アイテムになるんだ」
「何に使うんだろ?」
「たぶん食材だと思うけど」
「食べるのは可哀想だけど、でもちょっと美味しそうだね」
そう言って瑠璃子は何匹かカニを捕まえたのだった。
すでにログインしてから三十分ほどが経とうとしていたが、二人のゲームは全然進まなかった。
瑠璃子は村のあれこれを見つけては歓声を上げて喜んだ。
瑠璃子と遊ぶと大体こんな感じになるな。と真司は幼い日々をふと思い出した。
☆
結局真司たちがゲームに本格的に着手したのはログインから小一時間経った後だった。
午前中にインしていたが、時刻はもう正午を過ぎている。
チュートリアルのメッセージに従いながら、村の農夫から最初のクエストを受けた。
「やあ、ここら辺では見ない顔だなあ? 冒険者さんかい? 実は頼みたいことがあるんだが」
NPCと思しき、他の農夫より少しだけ仕立ての良い服を着た青年の顔にはこれまた柔和な笑みが浮かんでいた。
外見は完全に普通の農夫だが、やはりNPCなせいか、瑠璃子が色々と話しかけるが、簡単な返事しか返してこない。
「お兄さんのお名前は何ですか?」
「おいらの名前はケン、このストロベリアムで農家をしてるんだぁ」
「お兄さん恋人はいるの?」
「恋人ってなんだぁ?」
その後もいくつか質問してみたが、どうやら特定の単語に反応して返事を返してくるだけで、未設定の単語には〇〇ってなんだぁ? と返すだけらしい。
「会話ができるAI操作のNPCもいるらしいけど、このケン君はクエストをくれるだけみたいだな」
「NPCとそうじゃない人ってどう見分けるの?」
「NPCは地図に緑のドットで表示されているっぽい、黄色はプレイヤー、赤はモンスターらしい」
「へ~、じゃあクエスト受けてみようよ」
瑠璃子たちの前にはシステムメニューが立ちあがっていて、キツネ狩りのクエストがオファーされました。と表示されていた。
受領しますか? の所のYESボタンをタップした。
「実はオラ、最近男爵様から新しい畑をもらったんだ。立派なイチゴ畑にしてえんだけど、畑にキツネが住み着いて困ってるんだ。どうかキツネを退治してくれえ」
受領と同時にクエストの概要がシステムメッセージで表示された。
キツネLV1を十匹退治しろ、きちんと地図も添えられていた。
散歩では歩かなかった方向のエリアだ。
「こっちだ。行ってみよう」
「うん、悪いキツネを退治するのだ」
意気揚々と向かったはいいが問題は早々に発生した。
「あら、可愛い」
なんとキツネは瑠璃子好みのぬいぐるみのようなモンスターだったのである。
早速真司が倒そうとすると「いじめちゃダメ」と瑠璃子が止めた。
真司はヤレヤレと笑うと剣を収めた。
瑠璃子はキツネと遊び始めた。
真司は瑠璃子の気の済むようにさせようと思った。なんならクエストは破棄してもいい。
「よしよし、いい子、いい子」
瑠璃子がキツネを撫でると、キツネは喉を鳴らしてすり寄ってきた。
ひとしきりキツネを可愛がるとキツネは瑠璃子をじっと見つめてクウンと切なそうに鳴いた。
「お腹減ってるのかな?」
「さあ? どうだろう?」
確かに何かを欲しがっているようにも見えた。
瑠璃子がストレージをあさると、スタミナ回復用のパンと沢蟹が見つかった。
「これ、食べるかな?」
瑠璃子は恐る恐るとキツネの前に食べ物を差し出してみた。
「あっ! 食べた食べた」
ぬいぐるみの様なキツネは大きな口をあけて、パンと沢蟹を食べた。
「美味しい? うん……そう」
瑠璃子が目を細めて、キツネの顎の下を指先でかいてやった。
キツネはクーンと鳴くと、畑から去っていった。
「あれっ! クエスト進んだぞ」
真司がシステムメニューを開いてみせた。
確かにクエストのキツネ討伐数のカウントが一つ増えている。
「本当? キツネいじめなくていいの?」
その時瑠璃子が見せた笑顔はチューリップの花みたいに可愛かった。
その後は川にカニを捕りに行き、キツネにあげた。
「ありがとう、キツネを餌付けして帰しただか? 大したもんだぁ、少し報酬をおまけしといた。受け取ってくれ」
農夫の青年は少し大きめの硬貨が入った袋をくれた。
「やった~、クエストクリアー」
初心者クエストの割には思ったより時間がかかった。効率がいいプレイとはとても言えないが、ルリちゃんらしいな、と真司は思った。
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説

【完結】愛も信頼も壊れて消えた
miniko
恋愛
「悪女だって噂はどうやら本当だったようね」
王女殿下は私の婚約者の腕にベッタリと絡み付き、嘲笑を浮かべながら私を貶めた。
無表情で吊り目がちな私は、子供の頃から他人に誤解される事が多かった。
だからと言って、悪女呼ばわりされる筋合いなどないのだが・・・。
婚約者は私を庇う事も、王女殿下を振り払うこともせず、困った様な顔をしている。
私は彼の事が好きだった。
優しい人だと思っていた。
だけど───。
彼の態度を見ている内に、私の心の奥で何か大切な物が音を立てて壊れた気がした。
※感想欄はネタバレ配慮しておりません。ご注意下さい。

【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり

〖完結〗幼馴染みの王女様の方が大切な婚約者は要らない。愛してる? もう興味ありません。
藍川みいな
恋愛
婚約者のカイン様は、婚約者の私よりも幼馴染みのクリスティ王女殿下ばかりを優先する。
何度も約束を破られ、彼と過ごせる時間は全くなかった。約束を破る理由はいつだって、「クリスティが……」だ。
同じ学園に通っているのに、私はまるで他人のよう。毎日毎日、二人の仲のいい姿を見せられ、苦しんでいることさえ彼は気付かない。
もうやめる。
カイン様との婚約は解消する。
でもなぜか、別れを告げたのに彼が付きまとってくる。
愛してる? 私はもう、あなたに興味はありません!
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
沢山の感想ありがとうございます。返信出来ず、申し訳ありません。
そんなに妹が好きなら死んであげます。
克全
恋愛
「アルファポリス」「カクヨム」「小説家になろう」に同時投稿しています。
『思い詰めて毒を飲んだら周りが動き出しました』
フィアル公爵家の長女オードリーは、父や母、弟や妹に苛め抜かれていた。
それどころか婚約者であるはずのジェイムズ第一王子や国王王妃にも邪魔者扱いにされていた。
そもそもオードリーはフィアル公爵家の娘ではない。
イルフランド王国を救った大恩人、大賢者ルーパスの娘だ。
異世界に逃げた大魔王を追って勇者と共にこの世界を去った大賢者ルーパス。
何の音沙汰もない勇者達が死んだと思った王達は……
【完結】辺境伯令嬢は新聞で婚約破棄を知った
五色ひわ
恋愛
辺境伯令嬢としてのんびり領地で暮らしてきたアメリアは、カフェで見せられた新聞で自身の婚約破棄を知った。アメリアは真実を確かめるため、3年ぶりに王都へと旅立った。
※本編34話、番外編『皇太子殿下の苦悩』31+1話、おまけ4話
許婚と親友は両片思いだったので2人の仲を取り持つことにしました
結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
<2人の仲を応援するので、どうか私を嫌わないでください>
私には子供のころから決められた許嫁がいた。ある日、久しぶりに再会した親友を紹介した私は次第に2人がお互いを好きになっていく様子に気が付いた。どちらも私にとっては大切な存在。2人から邪魔者と思われ、嫌われたくはないので、私は全力で許嫁と親友の仲を取り持つ事を心に決めた。すると彼の評判が悪くなっていき、それまで冷たかった彼の態度が軟化してきて話は意外な展開に・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています

セレナの居場所 ~下賜された側妃~
緑谷めい
恋愛
後宮が廃され、国王エドガルドの側妃だったセレナは、ルーベン・アルファーロ侯爵に下賜された。自らの新たな居場所を作ろうと努力するセレナだったが、夫ルーベンの幼馴染だという伯爵家令嬢クラーラが頻繁に屋敷を訪れることに違和感を覚える。

【完結】王太子殿下が幼馴染を溺愛するので、あえて応援することにしました。
かとるり
恋愛
王太子のオースティンが愛するのは婚約者のティファニーではなく、幼馴染のリアンだった。
ティファニーは何度も傷つき、一つの結論に達する。
二人が結ばれるよう、あえて応援する、と。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる