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僕はLV99の勇者だからね!
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「ルイーダ=バード。13歳というのは嘘で、本当の年齢は16歳。前公爵のマリオンとその夫を毒殺した犯人だな。」
王家のプライベートルームは断罪の場となる。
ミリオンを腕に抱え、カナリアは罪状を読み上げた。
「王家が管理する貴族の戸籍記録は、お前の出生は初め、16年前と刻まれていた。ところが、後日13年前と修正されている。そして、誰もがそう記憶してきた。お前の姿も……とても16には見えない。だが、マドンナ夫妻が公爵家に来る前にいた土地で、お前を取り上げた医者、周りに住んでいた者。全てに確認した。お前は確かに16年前に生まれている。そして、マドンナ夫妻が後を継いだ理由。マドンナは当主不適格の烙印を押されて永劫に当主となる権利をはく奪されている。その夫は血筋ではない。前公爵が亡くなり、一家が新しい公爵家になることが決まった時点で、血族にオメガ以外の人間がいるはずだ。マチルダはオメガ。だからその時、お前が生まれていなければおかしいのだ!」
「………お見事です。殿下。はは、僕はもう、僕にはもう何もない。おっしゃる通り。」
床にぺたりと座り込んだルイーダの目は涙があふれ、青白い顔になっている。
「ああああ、なんてこと。私!それなのに彼をミリオン様に近づけてしまった……!!私、王太子妃失格だわ。」
泣き崩れるバニラをアルカナは抱きしめた。
まだ終わりじゃない、落ち着いて。と人差し指で言葉をふさぐ。
「当時お前は2歳だ。まさか2歳の幼子が犯人だと誰も思わなかっただろう。お前は特別なアルファなんだな。そして、アリバイを強固にするために、夫妻の葬儀の時にでも参列した我々に記憶を消す薬を盛ったのだろう。故郷の者が言っていたよ。幼いのに薬草に詳しくて、びっくりしたと。修道院に薬も売っていたそうじゃないか。」
「…はい。僕は上位アルファ。そして鑑定スキルと生まれたときから膨大な薬学の知識がありましたから。僕と接点が少なければ一度薬を飲めば、記憶が戻ることはありませんが、接点が多い者は戻る可能性があります。だから、両親や姉には薬を定期的に飲ませていました。ああ、妊婦に影響はないですよ。そして、僕が幼く見えるのも……。成長を止める薬を飲んでいたからです。副作用はありますけどね。」
「ばか。」
カナリアの腕の中のミリオンが目を開けて、体を起こした。
「え?うそ?ああぁ、神様。致死量の毒だったのに……!!ああ、早く解毒を」
ルイーダが立ち上がるのを、カナリアは制止し、騎士に捕らえさせる。
「大丈夫だよ、僕、毒効かないんだよね。LV99の勇者だから!」
「あああ、ああ、よかっ」
「ねえ、教えてよ。僕の両親や僕を殺したいくらい僕のことを憎んでいたのに、どうして突然僕に毒を飲ませたくないって思ったわけ?止めようとしたよね。今更良心の呵責とかもないと思うんだけど。」
王家のプライベートルームは断罪の場となる。
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「………お見事です。殿下。はは、僕はもう、僕にはもう何もない。おっしゃる通り。」
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「ああああ、なんてこと。私!それなのに彼をミリオン様に近づけてしまった……!!私、王太子妃失格だわ。」
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まだ終わりじゃない、落ち着いて。と人差し指で言葉をふさぐ。
「当時お前は2歳だ。まさか2歳の幼子が犯人だと誰も思わなかっただろう。お前は特別なアルファなんだな。そして、アリバイを強固にするために、夫妻の葬儀の時にでも参列した我々に記憶を消す薬を盛ったのだろう。故郷の者が言っていたよ。幼いのに薬草に詳しくて、びっくりしたと。修道院に薬も売っていたそうじゃないか。」
「…はい。僕は上位アルファ。そして鑑定スキルと生まれたときから膨大な薬学の知識がありましたから。僕と接点が少なければ一度薬を飲めば、記憶が戻ることはありませんが、接点が多い者は戻る可能性があります。だから、両親や姉には薬を定期的に飲ませていました。ああ、妊婦に影響はないですよ。そして、僕が幼く見えるのも……。成長を止める薬を飲んでいたからです。副作用はありますけどね。」
「ばか。」
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「え?うそ?ああぁ、神様。致死量の毒だったのに……!!ああ、早く解毒を」
ルイーダが立ち上がるのを、カナリアは制止し、騎士に捕らえさせる。
「大丈夫だよ、僕、毒効かないんだよね。LV99の勇者だから!」
「あああ、ああ、よかっ」
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