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私は美しいでしょう?
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「は?」
まだ、弛緩する体を引きずって、ミハイルは鮮やかな赤と緑を見る。
軟禁されているというのに、何故こんなことができたのか。
「ふふ、私くらいになるとね、魔力を封じられても、助けてくれるファンがいるんだ。」
「ファン…………ねぇ。」
何か魔道具を隠し持っていたのだろうか。
魔道具は、一般人が見てもそれとは気付きにくい。
「…………魅了の眼……か。」
「そう。便利だよね。利く相手と利かない相手がいるけど。君さ、男だと思ってたけど女でもあるよね。気を失っている間に見ちゃった。君を私のものにしてもいいけど、男同士じゃ子どもが出来ないから残念だなって思ってたんだ。だけど、その躰なら平気そうだよね。それに処女だったし。王族の私と結婚に問題ない。」
なにをしてるんだ!この変態が!
レジデューにだってまだ見せたことのないそこをこんな男に見られるなんて…。
でも、こいつが変なところで紳士でよかった。
意識がない間に縛られて犯されていたら…。
「さあ、結婚しようか。順番が前後してもいいよね。」
「うっ!」
ベッドの上に転がされ、覆いかぶさってくる。
いやだ!!
レジデュー、助けに来て!
まだ、弛緩する体を引きずって、ミハイルは鮮やかな赤と緑を見る。
軟禁されているというのに、何故こんなことができたのか。
「ふふ、私くらいになるとね、魔力を封じられても、助けてくれるファンがいるんだ。」
「ファン…………ねぇ。」
何か魔道具を隠し持っていたのだろうか。
魔道具は、一般人が見てもそれとは気付きにくい。
「…………魅了の眼……か。」
「そう。便利だよね。利く相手と利かない相手がいるけど。君さ、男だと思ってたけど女でもあるよね。気を失っている間に見ちゃった。君を私のものにしてもいいけど、男同士じゃ子どもが出来ないから残念だなって思ってたんだ。だけど、その躰なら平気そうだよね。それに処女だったし。王族の私と結婚に問題ない。」
なにをしてるんだ!この変態が!
レジデューにだってまだ見せたことのないそこをこんな男に見られるなんて…。
でも、こいつが変なところで紳士でよかった。
意識がない間に縛られて犯されていたら…。
「さあ、結婚しようか。順番が前後してもいいよね。」
「うっ!」
ベッドの上に転がされ、覆いかぶさってくる。
いやだ!!
レジデュー、助けに来て!
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