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第75話 サタナキア
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「ディアボロス、俺は何もしてないぞ」
開口一番、主人公はディアボロスにそう告げた。
「ええ、田中様は問題ありません。問題があるのはそこの愚妻です。田中様になんて事をしてるんだっ!」
サタナキアは主人公の上でくるりと回り、ディアボロスに見せつけるように腰を上下に動かす。
「あなたは神界の管理があるからそう何度も異世界へはいけないでしょう? そこで私が彼について行く事にしたの。で、仲が悪かったら話にならないでしょ? だからこうして相性を確認……んっはぁぁぁぁぁぁっ♪」
話の途中でサタナキアは絶頂を迎えていた。ディアボロスは目頭をつまみ呆れていた。
「だからと言ってセックスはないだろう。田中様の種はこれからあの世界で大事な役割を持つのだ。お前が浪費してどうする」
主人公は不思議に思っていた。
「なぁ、浮気には何も言わないのか?」
「え? あぁ、特には。神の世界では一夫多妻、一妻多夫は当たり前なので」
「ああ、そう……くぅっ!」
「んっ……あぁぁぁぁぁぁぁっ♪ 凄い凄いっ! 何回射精しても硬いし濃いままだなんてぇぇぇっ♪」
主人公は夫の目の前で妻に種付けしていた。
「……はぁぁ。田中様、もうそれは好きにして下さい。田中様に差し上げますので」
「はぁ?」
「サタナキアは便利ですよ? これから行く異世界とこの空間を自由に往き来出来ますので。まぁ……タクシー代わりにでも使ってやって下さい」
「運賃は精液ねっ♪」
サタナキアは再び回転し、主人公に重なった。
「田中様、先ほど解放された四神にはすでに役割を与えておきました」
「役割は?」
「はい。まず……」
ディアボロスの説明が始まった。
まず解放した神はアフロディーテ、アルテミス、アテネ、タナトスの四柱だ。
アフロディーテの役目は産まれる女を全て美しくさせる事らしい。これにより主人公が現地の人間を安定して増やせると考えたそうだ。主人公は別に見た目など気にしないのだが、ディアボロスは未だに主人公の事を深く理解していなかったらしい。
次にアルテミス。アルテミスの役割は妊娠した女性に加護を与え必ず産ませる事らしい。どうやら異世界の人口は限界ギリギリまで減ってしまっているようだ。このアルテミスの働きが一番重要らしい。
次はアテネだ。アテネの役割は主人公の守護。これから行く世界はゲームとは違い普通に死ぬ可能性がある。魔法もあればスキルもある世界らしい。そんな場所に主人公を放り出すのは心配だとディアボロスはアテネに主人公を絶対に守れと役目を与えた。
そして最後はタナトスだ。タナトスの役割は異世界の男性機能の停止だ。これにより孕ませる事が出来るのは主人公だけになる。女性達が主人公の街に集まれるようにと配慮したらしい。つまり、異世界の男は全員種無し機能不全となるようだ。
「……エグいな」
「全部田中様のためですよ。ここまで協力していただいた特典として、田中様にはあの世界の管理権を譲渡させていただきます」
「管理権の譲渡……だと?」
「はい。あの世界で田中様は神となられるのです。そして世界が安定した暁には最後の特典として神界に招待いたします。……女神、好きですよね?」
主人公はニヤリと笑みを浮かべる。
「別に女神ならゲームから連れていけるんだけどな?」
「はははっ、あれは貴殿方の世界での神です。私達の世界の神はそちらにはいませんので」
「……ほ~う」
主人公はサタナキアを見る。ディアボロスもそうだが、この二神は地球で呼ばれる所での悪魔だ。もしかすると目の前の神が言っている世界とやらは……。
「ではサタナキア、田中様をよろしくお願いいたしますよ」
「ええ。ではナ~イト♪ 私達の世界に行きましょ♪」
「私達の世界って……。ま、良いや。じゃあな、ディアボロス。次に会うのは異世界を平定した後だ。お前の世界にいる女神、全員集めておけよ?」
ディアボロスは笑った。
「ははっ、本当に頼もしい。選ばれたのが田中様で良かった。では田中様、いってらっしゃいませ」
「ああ。サタナキア、頼む」
「はぁ~い」
こうして、主人公は異世界を平定すべく、デジタル世界からリアル世界へと旅立った。
「これで田中様に肉体が戻った。まさかゲームに入ったショックで死ぬとは思わなかったから焦ったよ。どうしようもないクズ九人は殺したけど……、田中様のは事故に近かったから焦りましたよ……。これで地球の神からの報復は防げましたか。やれやれです……」
ディアボロスは空間を開き、自分の世界へと戻った。
「ルシファー様。ディアボロス、ただいま役目を完遂し帰還いたしました」
「……ご苦労。戦争は回避出来た?」
「ええ。彼方の神から依頼されたクズ九人の魂の洗浄と巻き込まれ事故で命を落としていた者の復活は完了いたしましたので……、彼方の神による報復はないものと」
「……そ。なら良いわ」
ルシファーは玉座に腰掛けながら足を組み換える。
「田中騎士、本当にやらかしてくれたものだわ。お陰でサタナキアまで行っちゃったし」
ルシファーの言葉遣いが崩れる。
「そう言えばサタナキアはルシファー様のお気に入りでしたね。サタナキア、田中様と子作りしてましたよ?」
「んなっ!? 私のサタナキアが!? お……おのれ田中騎士っ! どうしてくれようかっ!」
「ルシファー様、田中様を殺してはなりませんぞ! 異世界へと向かわせましたが彼はまだ人間、殺るなら神となり、この世界に呼んでからです! 今殺れば今までの苦労が水の泡に……!」
「わかってるわよっ! でも許せないのっ! 田中騎士……! 魔界に来たら酷い目にあわせてやるんだからっ!」
魔界。やはり主人公の思った通り、ディアボロスのいる世界は神界などではなかった。
ここは魔界。堕天使ルシファーが治める世界であり、大悪魔ディアボロスが秘書官を務める世界である。この世界にいる者は魔神、悪魔、堕天使といったおよそ善と呼ぶには相応しくない者のみである。
ディアボロスは主人公がゲーム世界で産ませた子の魂を魔界に送っていたのだった。主人公はその事実を知らない。連れ帰る事が出来るのは最初から存在しているキャラのみと思っている。
しかしこの連れ帰るという行為すらディアボロスの能力により実現させたものだった。悪魔が望みを叶える対価は魂。主人公がゲーム世界で作った魂は膨大な数にのぼっており、魔界の住人は未だかつてないほど豊かに暮らしていた。
「田中様は必ずまたゲーム世界に行くはず。あの世界で産まれた命は田中様がゲームを出た瞬間に魔界へと転送されている。……これを知られたら私達はどうなるか……。怖い怖い……」
ディアボロスはそう呟きつつ、執務室へと籠るのであった。
開口一番、主人公はディアボロスにそう告げた。
「ええ、田中様は問題ありません。問題があるのはそこの愚妻です。田中様になんて事をしてるんだっ!」
サタナキアは主人公の上でくるりと回り、ディアボロスに見せつけるように腰を上下に動かす。
「あなたは神界の管理があるからそう何度も異世界へはいけないでしょう? そこで私が彼について行く事にしたの。で、仲が悪かったら話にならないでしょ? だからこうして相性を確認……んっはぁぁぁぁぁぁっ♪」
話の途中でサタナキアは絶頂を迎えていた。ディアボロスは目頭をつまみ呆れていた。
「だからと言ってセックスはないだろう。田中様の種はこれからあの世界で大事な役割を持つのだ。お前が浪費してどうする」
主人公は不思議に思っていた。
「なぁ、浮気には何も言わないのか?」
「え? あぁ、特には。神の世界では一夫多妻、一妻多夫は当たり前なので」
「ああ、そう……くぅっ!」
「んっ……あぁぁぁぁぁぁぁっ♪ 凄い凄いっ! 何回射精しても硬いし濃いままだなんてぇぇぇっ♪」
主人公は夫の目の前で妻に種付けしていた。
「……はぁぁ。田中様、もうそれは好きにして下さい。田中様に差し上げますので」
「はぁ?」
「サタナキアは便利ですよ? これから行く異世界とこの空間を自由に往き来出来ますので。まぁ……タクシー代わりにでも使ってやって下さい」
「運賃は精液ねっ♪」
サタナキアは再び回転し、主人公に重なった。
「田中様、先ほど解放された四神にはすでに役割を与えておきました」
「役割は?」
「はい。まず……」
ディアボロスの説明が始まった。
まず解放した神はアフロディーテ、アルテミス、アテネ、タナトスの四柱だ。
アフロディーテの役目は産まれる女を全て美しくさせる事らしい。これにより主人公が現地の人間を安定して増やせると考えたそうだ。主人公は別に見た目など気にしないのだが、ディアボロスは未だに主人公の事を深く理解していなかったらしい。
次にアルテミス。アルテミスの役割は妊娠した女性に加護を与え必ず産ませる事らしい。どうやら異世界の人口は限界ギリギリまで減ってしまっているようだ。このアルテミスの働きが一番重要らしい。
次はアテネだ。アテネの役割は主人公の守護。これから行く世界はゲームとは違い普通に死ぬ可能性がある。魔法もあればスキルもある世界らしい。そんな場所に主人公を放り出すのは心配だとディアボロスはアテネに主人公を絶対に守れと役目を与えた。
そして最後はタナトスだ。タナトスの役割は異世界の男性機能の停止だ。これにより孕ませる事が出来るのは主人公だけになる。女性達が主人公の街に集まれるようにと配慮したらしい。つまり、異世界の男は全員種無し機能不全となるようだ。
「……エグいな」
「全部田中様のためですよ。ここまで協力していただいた特典として、田中様にはあの世界の管理権を譲渡させていただきます」
「管理権の譲渡……だと?」
「はい。あの世界で田中様は神となられるのです。そして世界が安定した暁には最後の特典として神界に招待いたします。……女神、好きですよね?」
主人公はニヤリと笑みを浮かべる。
「別に女神ならゲームから連れていけるんだけどな?」
「はははっ、あれは貴殿方の世界での神です。私達の世界の神はそちらにはいませんので」
「……ほ~う」
主人公はサタナキアを見る。ディアボロスもそうだが、この二神は地球で呼ばれる所での悪魔だ。もしかすると目の前の神が言っている世界とやらは……。
「ではサタナキア、田中様をよろしくお願いいたしますよ」
「ええ。ではナ~イト♪ 私達の世界に行きましょ♪」
「私達の世界って……。ま、良いや。じゃあな、ディアボロス。次に会うのは異世界を平定した後だ。お前の世界にいる女神、全員集めておけよ?」
ディアボロスは笑った。
「ははっ、本当に頼もしい。選ばれたのが田中様で良かった。では田中様、いってらっしゃいませ」
「ああ。サタナキア、頼む」
「はぁ~い」
こうして、主人公は異世界を平定すべく、デジタル世界からリアル世界へと旅立った。
「これで田中様に肉体が戻った。まさかゲームに入ったショックで死ぬとは思わなかったから焦ったよ。どうしようもないクズ九人は殺したけど……、田中様のは事故に近かったから焦りましたよ……。これで地球の神からの報復は防げましたか。やれやれです……」
ディアボロスは空間を開き、自分の世界へと戻った。
「ルシファー様。ディアボロス、ただいま役目を完遂し帰還いたしました」
「……ご苦労。戦争は回避出来た?」
「ええ。彼方の神から依頼されたクズ九人の魂の洗浄と巻き込まれ事故で命を落としていた者の復活は完了いたしましたので……、彼方の神による報復はないものと」
「……そ。なら良いわ」
ルシファーは玉座に腰掛けながら足を組み換える。
「田中騎士、本当にやらかしてくれたものだわ。お陰でサタナキアまで行っちゃったし」
ルシファーの言葉遣いが崩れる。
「そう言えばサタナキアはルシファー様のお気に入りでしたね。サタナキア、田中様と子作りしてましたよ?」
「んなっ!? 私のサタナキアが!? お……おのれ田中騎士っ! どうしてくれようかっ!」
「ルシファー様、田中様を殺してはなりませんぞ! 異世界へと向かわせましたが彼はまだ人間、殺るなら神となり、この世界に呼んでからです! 今殺れば今までの苦労が水の泡に……!」
「わかってるわよっ! でも許せないのっ! 田中騎士……! 魔界に来たら酷い目にあわせてやるんだからっ!」
魔界。やはり主人公の思った通り、ディアボロスのいる世界は神界などではなかった。
ここは魔界。堕天使ルシファーが治める世界であり、大悪魔ディアボロスが秘書官を務める世界である。この世界にいる者は魔神、悪魔、堕天使といったおよそ善と呼ぶには相応しくない者のみである。
ディアボロスは主人公がゲーム世界で産ませた子の魂を魔界に送っていたのだった。主人公はその事実を知らない。連れ帰る事が出来るのは最初から存在しているキャラのみと思っている。
しかしこの連れ帰るという行為すらディアボロスの能力により実現させたものだった。悪魔が望みを叶える対価は魂。主人公がゲーム世界で作った魂は膨大な数にのぼっており、魔界の住人は未だかつてないほど豊かに暮らしていた。
「田中様は必ずまたゲーム世界に行くはず。あの世界で産まれた命は田中様がゲームを出た瞬間に魔界へと転送されている。……これを知られたら私達はどうなるか……。怖い怖い……」
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