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第35話 伸び悩む解放

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 女人村以降、いくつかのゲームを攻略していったが、主人公は相変わらず裏ルートへの突入方法に悩んでいた。ただクリアーするだけなら問題はない。多少忘れていようがトライアンドエラーを繰り返せばいずれエンディングへと到達出来る。そこから先を目指す事に困難を極めていた。

「あぁぁぁっ、もうっ! ぜんっぜんわかんねぇ~し! どうすりゃ裏に入れてどうなりゃ魂が解放されんだよ! ここんとこムズいゲームばっかじゃねぇか! やってられっか!」

 主人公はふてくされていた。ふてくされたまま無難にゲームを消化し、その世界最大モブを楽しんでいた。そんなある日、空間に変化がおとずれた。

「……あ……れ? 扉増えてね?」

 いつの間にか空間に新しい扉が出来ていた。しかも名前には見覚えがない。主人公は妙に気になり、扉を開いた。

「皇子? 皇子さまぁぁぁぁぁっ♪」
「へ?」

 室内にいた女は先ほど攻略を終えたゲーム、【フラワーガーデン1】のモブキャラだった。このモブキャラは主人公の大のお気に入りで、どのヒロインルートに入った時も毎回必ず抱き、愛していた。

「またお会い出来るなんて……! ですがここはいったい……。それに私達の子はどこに……」

 なんとモブキャラがしっかりと意思をもち、記憶まで保持し、この空間へとやってきていた。そこで主人公は気付いた。

「そうか! そう言う事か! なにもヒロインじゃなくても連れて来れんのか! マジかー……」
「え? え? ヒロイン?」

 彼女は主人公が何を言っているかわからないといった様子だった。

「また会えて嬉しいよ。ここは不思議な空間でな、俺達の時間は出会った時に戻されたんだよ。そして、この空間では子作りが出来ない。いくらやっても身体の成長が止まってるんだよ。だから……ちょっとやらないか?」
「えっ? は、はい……♪ いつもの様に……♪」

 主人公は彼女としばらくこの部屋で暮らし、やりまくった。

「こんなに毎日何回も膣内に射精されても出来ないなんて……不思議ですねぇ~……」
「君は今はまだこの空間からは出られないけどさ、いつか必ず解放してあげるから。そしたらまた子作りしような?」
「はいっ! いつまでも待ってますからっ!」

 主人公は部屋を後にした。

「マジかよ! モブも持ち帰えれんのかよ! もっと早く知りたかったわぁ……。そしたら他にもお気に入りいたのによぉぉぉぉ……」

 事実を知った主人公は少しだけ落ち込んだ。

「そうとわかれば……次だ次!」

 主人公はあっと言う間に立ち直り、次のゲームへと向かった。

「先生、どうされました?」
「え?」

 気がつくと主人公は白衣を纏い、聴診器を持ち目の前の少女に押し当てていた。そこに今ナースが呼び掛けた感じになっていた。そこで主人公は気付く。

「これ……【個人診療所の神医師】じゃん」

 このゲームでの主人公は医者だ。無医村に診療所を開いた主人公が集落の掟に戸惑いながらも最終的には集落の長になるゲーム……だった気がする。

「先生~、私どこか悪いの?」

 目の前に座る高学年の少女が心配そうに主人公に問い掛けてきた。主人公は少女に言った。

「う~ん、ちょっと気になるとこがあったからもっとちゃんと調べよっか。君、席を外してもらえるかな?」
「は、はぁ……」

 主人公はナースを診察室から追い出し、少女を裸に剥いて寝台に横にさせた。

「うぅ……そんなに見ないでぇ……っ」
「見なきゃわからないでしょ?」

 そう言い、主人公は少女の身体をあちこち撫で回す。すると……。

「うん、やっぱりだ。見て」
「え?」

 主人公は少女の割れ目から溢れてきたぬめりを指ですくい、少女に見せた。

「え? な、なに……それ?」
「う~ん、俺にもわからないなぁ……。ここ……どんな感じ?」
「あっ!」

 主人公は少女の割れ目を開いたり豆を転がしたりして少女の反応を見た。

「な、何かヘンっ! 頭がぼわぁってする!」
「なにっ!? それは大変だ!」
「えっ! えっ!? きゃっ!?」

 主人公は服を脱ぎ少女に裸を晒した。

「せ、先生のソレ……! は、腫れてるの?」
「ああ、どうやら俺にも移ったらしいっ! ほら、同じようなぬるぬる出て来てるでしょ?」

 そう言い、主人公は少女の手を取り、先端を触らせた。

「ほ、ほんとだ! ぬるぬるしてる!」
「大変な事になった……。今すぐ君の割れ目にこれを挿入しないと二人とも死ぬかも……」
「えぇぇぇっ! やだぁっ! 死にたくないよぉぉぉぉっ!」
「なら……少し苦しいかもしれないけど……我慢できるかな?」
「が、我慢するっ! 先生……挿入れてぇっ……!」

 そこで主人公の理性は遥か彼方に消えた。 

「あっあっあっ! 先生っ気持ち良いのぉぉぉっ!」
「ああっ、もう少しだ! あと五回君の奥にぬるぬるを注いだら薬になって治る! だから頑張ろうっ!」
「う、うんっ! んっあっあっ♪」

 主人公は既に五回ほど少女の子宮に種をばら蒔いていた。なにも知らない少女は主人公を信じ、必死に特濃の精液を受け続ける。やがて八回目が終わり、主人公は少女に問い掛けた。

「すまない、後何回だっけ?」

 少女は少し悩みこう言った。

「……あ、あと四回だよっ、先生っ! 頑張ろうっ!」
「そうだったか? すまないな、じゃああと四回頑張ろうな」
「うんっ♪ ふあぁぁぁぁぁぁぁっ♪」

 そして主人公はたっぷり、計十二回主人公の胎内に精液を放出し、治療を終えた。

「はい、今日の治療はおしまいだよ」
「ふぇ……今日……の?」

 少女は股からあり得ない量の白濁液を垂らしながら首を上げた。

「この治療はしばらく続けないと効果がないんだよ。だから……明日もちゃんとおいでね」
「明日も……。う、うん、わかったぁ~♪ 明日もこの治療しにくるねっ!」

 因みに少女の本当の病気はただの風邪だった。少女は明日の治療に胸を踊らせ家へと帰っていった。

「先生? あんな少女にあんな事して……悪い先生ね?」

 そう言ってきたのはナースだ。このナースはここに越してくる際に引き抜いてきた優秀な若い美人ナースと言う設定だ。その経緯は主人公にはわからない。

「騙される方が悪いんだよ。したいんだろ、こいよ」
「ふふっ♪ 十二回もしてまだ元気なの?」

 そう言い、ナースは短いスカートを捲し上げる。そこに下着はなかった。ナースは椅子に腰かける主人公に跨がり、自身へと少女の愛液にまみれた主人公のモノを咥え込んでいく。

「んぅぅぅぅっ♪ や、やっぱりあっちにいた時よりおっきくなってるぅぅぅぅっ♪」
「そうか? 気のせいだろ」
「しかも上手いしっ! どうなってるのぉぉぉっ♪」

 どうやらここに来る前から関係はあったらしい。今の主人公のモノはリアル主人公のモノだ。加えてテクニックもこれまでの経験からとんでもない具合になっている。

「あっあっあっ! 田舎に来た目的はこれぇっ!?」
「……さあな。ここでのんびりしたかっただけかもよ。こうして君とゆっくりセックスできるしな?」
「もうっ……クスリは飲まないからね? 孕んだら責任とってよ?」
「ああ、孕んだらな」

 主人公は種をオフにし、一日を終えた。

「先生、今日もお願いしま~すっ!」
「よく来たね。じゃあ今日の治療を始めようか」
「はいっ♪」

 主人公は無垢な少女を快楽漬けにしていくのであった。


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