ギャルゲーの世界に転生した俺はヒロインからモブまで全てを愛す!

夜夢

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第7話 寄り道

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 講義を受けながら主人公は姉ルートのエンディングを思い出していた。

(確か姉ルートのエンディングは姉が主人公の子を妊娠して終わりだったよなぁ……。だけど姉は中々妊娠してくんなかったっけ。妊娠させるためには夏休みに姉と旅行に行けば良かったんだよな、確か。夏休みまでまだ二ヶ月もあるし、それまではプラプラしますか)

 やがて講義が終わり、主人公は姉に声を掛ける。

「姉さん、この後どこか寄ってく?」
「いや……。疲れたから帰る……。早くお風呂にも入りたいし……」
「あ、そっか。わかったよ。一人で帰れる?」
「子供じゃないし! 大丈夫よ。あんたはどうすんの?」
「ああ、ちょっと小腹が空いたから友達と学食に行くよ」
「そ。じゃあ私は先に帰るわね」

 姉は股をもじもじさせながら帰って行った。どうやら奥から垂れてきているのだろう。
 主人公は姉を見送り、そこで自分に向けられる視線に気付いた。どうやらあちらも講義が終わったらしい。視線の主は扉の陰でオロオロしていた。そこに主人公が声を掛ける。

「部室行く?」
「……うん♪」

 視線の主は部室にいた彼女。どうやらまたしたくなったらしく、彼女は主人公に声を掛けようと扉の前で待っていたらしい。
 二人はそのまま部室に移動し、鍵を掛け行為に耽った。

「あっあぁぁぁぁぁぁっ!」
「ふぅっ……、どう? 満足した?」
「まだぁ……♪ もっとしてぇ~……♪」
「了解、じゃあこのまま続けよっか」

 主人公は夕方近くまで彼女を抱いた。もちろん生で射精は全て膣内。彼女は嫌がるどころか自ら腰を押し付け足を絡めてきていた。これは彼女なりのアピールだと主人公は考え、それに応える。

「いいの?」
「うん、今日は安全日だから……♪ あのっ……この後家に来ませんか?」
「君の家に? う~ん……近い?」
「はいっ! 歩いて三十分くらいです!」
「歩いて三十分?」 

 いやな予感がする。三十分圏内は高級住宅が建ち並ぶセレブ地区があった。

「だめ……でしょうか?」
「明日は講義もないし構わないよ」
「あ……はいっ! じゃあ車呼びますねっ」
「車!?」

 彼女はスマホを取り出し電話をかけ始めた。その間に主人公も母親に今日は友達の家に泊まると連絡しておいた。

 二人は校門へと移動し車を待つ。

「あ! 来ました! あの車です!」
「……は?」

 目の前に明らかにヤバい系のドイツ車が停車した。そして運転席からはこれまたヤバい系の人物が下り、後部座席のドアを開く。

「お嬢! お待たせしやした! そちらが客人ですかい?」
「はい、私の初めての友達です! 今日は家に泊まりますので、皆さんにそう伝えて下さい」
「お嬢に友達が……! お……おぉぉぉぉんっ! 苦節十八年と少々っ! やりましたね、お嬢っ!」

 そんなに友達がいなかったのかー。そりゃそうだよなぁー。ってか! 何このキャラ!? こんな奴いたのっ!? ヤバいヤバいヤバいヤバい!!

 無情にも主人公を乗せた車は発車し、彼女の家、豪華な日本式建築物へと向かう。今目の前には全身にお絵描きを背負った屈強な男たちがズラリと並んでいた。

「「「「お帰りなさいやせ、お嬢っ!」」」」
「ただいま~。お父さんとお母さんは?」
「へいっ、今日は集まりで戻られません!」
「そう、残念ね。私の初めての友達を会わせたかったのにな~」
「明日の朝には戻られますので挨拶はその時にでも。ささ、客人。遠慮せず中へ」
「は、はははははい!」

 どうやら俺は明日死ぬかもしれない。ならやれるだけやってやると心に決める。

 部屋に入るなり主人公は彼女を抱いた。

「あっ♪ もう始めるんですか?」
「そのつもりで誘ったんだろ?」
「凄い……。普通なら怖がって縮こまるはずなのに……。こんなにおっきくて……硬い……♪」
「極道が怖くて女を抱けるかっ! さあ、飯時まで楽しもうぜ!」
「……見つけた。私の運命の人……! よ、よろしくお願いしますっ!」

 どうせ殺られるならと、主人公は思いの限り彼女と身体を重ねまくった。

「あぁぁぁぁっ♪ また膣内に射精してくれたぁ……っ♪ 嬉しいっ……♪」
「今日は泊まり込みでやらせてもらうからなっ! 全部膣内射精だ!」
「はいっ! 好きなだけ射精して下さいっ!」

 それから豪華な夕食を挟み、主人公は朝方まで彼女に注ぎ続けた。途中彼女が受精した気がする……とか言ったがそれでもやり続けてやった。

「はぁ……あっ♪ もう朝になっちゃいましたぁ~……♪」
「……太陽が黄色いなぁ……」

 主人公は彼女の布団で裸の彼女を腕に抱いていた。
 
「逃がしませんよ? 覚悟は良いですか?」
「……ああ。好きにしてくれ」
「はいっ♪」

 そこに集まりから戻った彼女の両親が長い廊下を走り部屋に入ってきた。

「今戻ったぞ! 友達が出来……なにぃぃぃぃっ!?」
「あらあらまぁまぁ~。仲良しさんねぇ~。友達と聞いてましたが……どうやらそれ以上の関係のようねぇ~?」

 父親は驚き、懐に手をいれている。

 死ぬのか?死ぬよな?

 だが、予想は外れ、懐から飛び出したのは札束だった。

「娘を頼む……! それと……できたら婿に! 家には男子がいなくてなぁ……」
「いやいやいや、受け取れませんって!?」
「何っ!? 足りんのか! なら追加でこれだけ出すっ!」

 更に札束が増えていく。

「あの、本当にお金はいりませんので! 俺、金には困ってないんです」
「ああ、下の者に調べさせたわ。君の資産状況をな。驚いたわい。その歳でよくもまぁあんなに貯めたもんだ」

(超こぇぇぇぇぇぇぇっ!どうやって調べたんだよっ!?)

「あなた、邪魔しちゃ悪いわ。疲れたでしょ? 寝て起きてからゆっくり話しなさいな」
「し、しかし……! 彼の気が変わらん内に血判をだな……」

(血判!? 血判ってなに!? だぁぁぁっ、リセットしてぇぇぇぇぇっ!)

「あなた? ハウス!」
「わ、わかった! で、ではまた後でな」

 そう言い、父親は部屋から出ていった。そして何故か母親は残っている。

「お母さん、私も今から寝るから一緒に寝よ?」
「ええ。私もあの人のお守りで疲れたからもう眠くて眠くて。あ、隣失礼?」
「え?」

 彼女の母親が着物を脱ぎ主人公の隣に横になった。着物の下は裸だ。主人公は今裸の母娘に挟まれるような状態になっている。

「こんなおばさんの裸なんて見たくないでしょうけど……私達母娘はいつも一緒に寝てるの。だからちょっとだけお邪魔させてね?」
「は、ははははははいっ!」

 おばさんだなんてとんでもない。やたら整った綺麗な身体が主人公に押し付けられる。母親の足は主人公の足に絡まり、柔らかい太ももが主人公のモノに触れている。
 主人公が感情ごちゃ混ぜになっている横で、彼女はすやすやと寝息をたてはじめた。

「ふふっ、寝たわね」
「え? なっ!?」

 彼女が寝た途端、母親の指が主人公のモノを弄り始めた。

「ちょっと確かめさせてね?」

 そう言い、母親の手が上下に動き始めるのであった。
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