僕が玩具になった理由

Me-ya

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ずれてゆくこわれてゆく-優紀の章-

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…くちデシロ…?

(それって…口でズボンのチャックを下ろして…眞司の…モノを…しろって…事…?)

「…そんなの、無…っ…あぁ…っ!!」

無理…そう言おうとした時、バイブの動きが激しくなる。

「…いだ…いだい…いだ…い…止めて…する…する…から…」

バイブの動きが元に戻る。

「早くしろ」

眞司に急かされ、ズボンのチャックを口で掴もうとするが、なかなか上手くいかない。

その間も僕の中にあるバイブは動き続けて僕を苦しめる。

痛さと苦しさに苛まれながらもようやくズボンのチャックを下ろしたが、なかなかペニスを外に出して咥える事ができない。

元々体力がない僕は、そこでヘトヘトになってしまった。

そんな僕を見下ろしながら、眞司に溜め息を吐かれビクリとする。

…眞司に嫌われたくない…失望させたくない。

(眞司のモノをイカさないと…嫌われる…要らないって言われる…)

でも…痛くて…苦しくて…躰が動かないんだ…。

(せめて…バイブを止めてくれたら…)

そう思うが…口には出せない…。

(口に出したら、嫌われるかもしれない…)

何とか四つん這いを保ってはいるが、足はガクガクで今にも倒れそうだ。

「…しようがないな」

頭の上で溜め息交じりの声が聞こえて、僕は又ビクリとする。

(…あまりの下手さに、呆れられたのだろうか)

俯いた僕の髪を眞司の手が掴み、顔を上に向けられる。

「口、開けろ」

眞司の命令に素直に口を開ける。

と、いきなり眞司のペニスを喉の奥まで突っ込まれた。

「…うぐ…っ!?」

急な事に目を白黒させる僕。

「歯を立てるなよ」

眞司のペニスに喉の奥を犯される。

「…ぐ…っ!…が…っ!…ぐぅ…っ!」

眞司に髪の毛を掴まれ、ぐいぐいと眞司の股間に顔を押し付けられる。

(…苦しい……)

眞司のペニスに喉の奥を塞がれ、息ができない。

あまりの苦しさに、僕の両手は無意識に眞司の足を掴み、爪を立てていた。

口を必死に開けたまま、苦しさに意識が朦朧としてきた僕の頭を眞司は掴み、好き勝手に動かす。

「…ぐ…っ!…げ…っ!…が…っ!」

…僕は…苦しくて…意識が薄れ…目の前が暗く…。

…僕の記憶は…途中で…途切れてしまい…。
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