僕が玩具になった理由

Me-ya

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ずれてゆくこわれてゆく-優紀の章-

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「…い…痛…痛い…っ…止めて…抜いて…っ」

いくら泣いて頼んでも、眞司は裸で四つん這いになった僕の中に堅くて太い何かをグイグイと入れ続けるのを止めてくれない。

ー放課後…僕はドキドキしながらも期待に胸を膨らませ眞司のマンションを訪ねた。

日が暮れてからマンションに帰ってきた眞司は、リビングに所在なく立っていた僕に全裸になるよう命令した。

そして…ためらいながらも全裸になった僕に四つん這いになるよう指示し、その指示通り四つん這いになった僕の腰を掴んで、何か堅いモノを僕の中に入れ始めた。

「…痛い…痛いよ…っ…止めて…お願い…切れる…切れちゃうから…痛い…許して…っ」

泣いて許しを請うても、眞司は止めてくれない。

あまりの痛さに涙が零れ落ちる。

「大丈夫だよ。入れる前にちゃんとローションで濡らしてやったし、丁寧に解してやっただろ。切れやしないって。それより、力抜けよ。入らないだろ。ほら!」

パンッ!!

「痛い!!」

眞司に尻を叩かれ、その痛さに悲鳴を上げる。

…何を入れられているのか分からない恐怖と、異物を入れられる痛さに力を抜くなんてとてもじゃないけどできない…反対に躰が異物を拒否して強張る。

だが…少しずつ少しずつその異物は僕の中に入ってくる。

眞司に腰を掴まれて逃げる事もできない僕は、ただ涙を流し…呻く事しかできない。

「ほら、全部入った」

眞司が嬉しそうにそう言った時、僕はグッタリと倒れてしまっていた。

そんな僕に眞司は赤い首輪を着けると満足そうに笑う。

「やっぱりペットには尻尾と首輪だよな。うん、似合う。似合う。ほら、四つん這いになれよ。写真、撮ってやるから」

(…尻尾…て…何…?)

そういえば…さっきからお尻の辺りに何か、フサフサした物が当たっている。

「ほら、早く四つん這いになれって」

倒れたままなかなか起き上がらない僕に焦れたのか、眞司は首輪に付いている紐を引っ張りながら、横腹を足で軽く蹴る。

「…う……っ」

僕の中には何かが入った状態なので、軽くでも腹を蹴られると、響いて痛い。

それ以上、蹴られない為にも僕はよろよろと起き上がり、四つん這いになる。

そんな僕の姿を眞司はスマホで撮っていく。

「…な…何を…入れたの…?」

聞くのは恐いが…聞かないのも、恐い。

僕は顔を上げて、恐る恐る眞司に聞く。

「だから、尻尾だよ。ほら、可愛いだろ」

笑いながら眞司はスマホの画面を僕に向けた。

ーそこには全裸で四つん這いになり、赤い首輪を着けられ俯いている僕が居た。

そして…全裸の僕のお尻から…白いフサフサした尻尾が生えている…。

(…何…これ…)

慌てて後ろを振り向くと、確かに僕のお尻から白いフサフサした物が…。

思わず尻尾に手を伸ばそうとして…。

首輪に付いている紐を引っ張られ、阻止された。

首が締まる。

「…ぐ…っ…」

「せっかく入れたのに、外すんじゃねぇよ」

「…うあ…っ!?」

いきなり僕の躰の中に入れられていた物が動き出す。

「この尻尾、バイブ付きだからこうやってバイブを動かすと、尻尾も動くんだ。面白いだろ?」

「…や…いだ…いだ…い…止め…止めて…気持ち…悪い…」

僕は躰が引き裂かれるような痛みに、動きを止めてもらおうと眞司の足に縋りつく。

「…いだ…いだい…助け…止めて…お願…」

足に縋りつく僕を見下ろしている眞司の瞳に蔑みの色が浮かぶ。

「じゃ、俺を口でイカしてみて。そしたら、今日は許してあげる」

…クチデいかシテミテ…?

そんな事、した事ない。

…でも……………。

躊躇いながらも眞司のズボンに伸ばした手は…だが、しかし…眞司に叩かれ撥ねられた。

「お前は今ペットなんだから、手は使うな」

(………え………?)

戸惑う僕に、眞司は告げる。

「口でしろ」
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