僕が玩具になった理由

Me-ya

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ずれてゆくこわれてゆく-優紀の章-

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「…あ…ん…っ…あぁ…っ」

眞司は先程から僕の中の一点ばかりを攻め続ける。

その度に、僕の下半身は僕の意思など関係ないかのように跳ね続けている。

最初…ソコを触られた時、全身を電気が走った。

それは初めての感覚で…もう少しで漏らす所だった…眞司が僕のペニスの根元を押さえ付けてくれてなければ…。

その時には、いつの間にか僕は眞司に背中から寄り掛かる姿勢になっていた。

「…気持ち良い?…もっと良くしてあげるね」

耳元で眞司にそう囁かれ…それだけで背中がぞくぞくする。

…熱が下半身に集まっていく…。

出口を求めて。

「…あ…はっ、はっ、はっ…出したい…お願い…指…外して…」

熱がマグマのように出口を求めて下半身で暴れている。

「そうだね…俺もそろそろ君のイク姿見たいし…イカしてあげる」

そう言うと同時に眞司は僕の中のソコを爪で引っ掻くと同時に、押さえていた僕のペニスを解放する。

ーその瞬間。

頭の中が真っ白にスパークし、弾けた。

「…ひぃぎゃあぁぁ~…っ!!」

「ひぎゃあって…色気ないなあ」

眞司に笑われても、僕は初めてイッた衝撃で惚けたまま。

「いっぱい出たな」

僕の顔を覗き込んで眞司が言う。

僕は先程の自分の醜態を思い出して赤面した。

「こんな事されても、俺が好き?」

…好きって言ったら、気持ち悪がられるだろうか…。

でも、会長が女も男もって言ってた…。

迷いながらも頷こうとした時。 

「ま、好きじゃないって言われてもお前は俺のペットになるしかないけど」

眞司はそう言うと、ポケットからスマホを取り出して画面を僕に向けた。
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