蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(BL)

桜花(sakura)

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色香を隠していても…2-6

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  土曜日 AM7:00

風&倫
喫茶店 モーニング中

倫side

  風「リン折角の休日にさ、俺と逢ってて良いの?ミサキが可哀想じゃん」

倫「ミサキはテッぺン越える迄、仕事して今はまだ眠っているし風くんと逢うの知ってるから大丈夫だよ」

風「なら良いけど…ミサキ凄いね。店長さんさ平日はミサキに店を任せてんでしょ?土、日だけ自分が店をやって」

倫「ね?風くんは?会社で成績No.1の営業マンなんでしょ?」

風「たまたまだよ…リョウの作るゲームのクオリティの高さと、エイシくんのゲームキャラクターのデザインのクオリティの高さがさ凄いから…会社の利益に繋がって。それを営業で売り込みしたりするだけだから。 俺の場合…」

  (謙虚…とは違うよね。風くんの場合)

 風「リンもさ、地域のお年寄りや子供達に優しいし、 地域の為に情熱をもって仕事しているから『 みんなから慕われているんだよ』ってミサキが嬉しそうに自慢してたよ」

倫「恥ずかしいな…ミサキのヤツ… てか、俺の事はイイヤ。風くんその言葉そっくり返すよ。エイくんと、リョウがさ、会社での風くんの信頼度の高さとかを誇らしげに自慢してたしさ。女子社員からのモテっぷりが半端じゃないって嫉妬混じりに話してたよ」

風「…なんとかの欲目だよ…」

惚れた欲目…ね…

倫「風くん、話変わるけど3人で同居する事にしたんだって?なんでまた突然」

風「 …この生活を続けて行くのはヤッパり無理があると思ったんだよ…」

 英士&涼也side

AM10:00 リモート会議中
 
倫『そう簡単に、本音を言う訳ないよね…風くん大丈夫?』

涼也「荷物を荷造りする為に、自分のマンションに行ってる」

英士「警察官の倫がさ、個人的な事で調査するのは色々問題あるだろうし、大変だろうから知り合いの探偵に依頼したけど…風ちゃんじゃない人間がさ、風ちゃんの部屋に入る所を 同じ階の人が見たって…」

涼也「 写真とかさ防犯カメラの解析とかして、もう少し証拠を揃えたら報告してくれる事になってるんだけど…絶対そうだ。なんて決めつけちゃうのいけないし。 考えたく無いけど…他の人かもしれないし…けどまた…富永のヤツがさ風ちゃんの前に現れたんだとしたらっ…」

心紀『 許せないよね…絶対に… それより風ちゃんは、自分で証拠を掴むって考えてるって事でしょ? 気を付けなきゃだよね』

--
  風side

風「実力行使か… 俺に恨みを抱いてる人間かな…」
  
 洗面台に並んだ3本の歯ブラシ… 真っ二つに折られてる…

 《逢いたい》

リビングのテーブルに大胆に手紙を置いて…

  会いたくも無いヤツとは限らないじゃんね…

チクッ

風「痛っ」

  少し前から空腹の時にお腹が痛くなるし。背中は内側から響くような強烈な痛みが走る様に…

 俺は、 胸苦しさを感じて床に踞ってた

風「…っ」

 助けて エイくん…リョウ



  






  



 

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