蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉（BL）

笑って生きて行く2-恋人達編1

  心紀&倫side

心紀&倫マンション

-寝室-

倫side

倫「風と英士と涼也荒れてんだろうなぁ」

右隣で俺の方に、肩肘付いて俺をジっと見つめてくる心紀

倫「んだよ？」

ちょっとムッとして聞くと

心紀「ふーん？いいの倫センセ？風ちゃんと、英士くんと、リョウくんが荒れるだろうなぁ？とか？言っちゃって？ウチも荒れる雰囲気なんだけどさ？」

倫「それを言うならそっちだって!」

心紀「咲良ちゃん中1か…女の子の成長は早いし、 大人びた子供だしな…」

倫「は？心紀だって!咲良は中1だぞ？」

-回想-

英士.涼也『は？やっぱりだ!風ちゃんは、お(俺)、オ(オイラ)…う…風ちゃん(ゴニョゴニョ)』

俺のオイラの 恋人…とか言いたかったんだろうね？寸前で危険を察知して、真っ赤になった風)に二人して口を手で塞がれて…

咲良『私、倫先生が…好き!』

胡桃『わたしは心紀先生好き』

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で、他の子供達もそれぞれさ

大胆に堂々と、告白ぶちかましてくれてさ…

心紀「風ちゃん、英士くん、リョウくん…のファンも。皆して、告白凄かったよね？けど、俺は倫センセが告白された事の方がさ？」

チュッ

倫「うっ、うんっ…やめ」

チュッ

チュッ

倫「はっ、息出来な…はぁん」

いつもより、スイッチの入るのが早いミサキ…

心紀「リンセンセ？辞めていいの？そんなに感じているのに？」

ヤバい…俺の性癖を、５つ年下のミサキにバレた あの日から…

13年…

チョッとご機嫌斜めな時に、身体なんて重ね合ったら…

心紀side

リンセンセの性癖 男に抱かれたい

俺の性癖 男を抱きたい

俺ね、きっと本当の意味で、愛し合える男の人と巡り会えないんだろうな？って

こう見えてもね？悩んだ日もあったんだよ？

けど…

児童養護福祉施設で俺の事(他の子達もだけど)

可愛いがってくれたリンセンセを、好きになって

見つめている内に

アレ？もしかしてリンセンセ？男の人を？

俺と同じ？だけど…

抱かれる方？

気づいちゃった時から、絶対俺の恋人に

リンセンセをって…

だって…俺はリンセンセを抱きたいし、リンセンセは…男にでしょ？

男から、俺だけに抱かれたいって

思わせるから覚悟してよね

って

13年間恋人同士として…


恋のライバル…ね…

心紀「根をあげ無いでよ、リンセンセ？まだまだこれからだよ？」

目一杯愛してあげる…

リンセンセ…