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追憶のキミ28
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-西の対の屋-
心紀「今日も伯父上に、跡継ぎ云々という話を延々と説かれたぞ… 倫」
倫「心紀様…」
(側室の蘭の方のお産みになられた心紀様に、正室の櫻の方様のお産みになられた風様… 二人の若君と、それぞれの母君達が特に跡継ぎという事に拘っていないのに。周りの家臣同士の愚かな争いで…)
(私は、風の若君を差し置いて父上の跡を継ぐ等は思いもよらぬ事なのだ… 私が、一月(ヒトツキ)先に産まれた… 等と… 訳の分からない理屈を言って来る伯父上が… 理解出来無かった)
-城のとある場所-
風「英士、私にも漆喰を塗らせてくれぬか?」
英士「無理だな… 風殿」
(このお方は、風と名乗られたのだが… どこからどう見ても身分の高い、お方にしか見えないのだが… 本人曰く『違う』と…)
(英士… この優しき、英士という、左官職人と話する事が… 私の密かな楽しみなのだ… 日頃のウサを忘れさせてくれる…)
涼也「風若様ー?どちらにいらっしゃったのですかー?」
風「不味い… 涼也だ」
(そしてもう一人… 私の思いを誰よりも理解し、受け止めてくれる… 涼也… 信頼する一つ下の16のお小姓…)
英士「お迎えか…」
涼也「あ、いらっしゃった… 良かった… 風若様!」
(風若様か… やはり身分のお高い方だった… 三つ下の、美しく、気高い、お方… そして。涼也… ね…)
(風若様が、最近出逢われた左官職人… 英士… か…)
心紀「今日も伯父上に、跡継ぎ云々という話を延々と説かれたぞ… 倫」
倫「心紀様…」
(側室の蘭の方のお産みになられた心紀様に、正室の櫻の方様のお産みになられた風様… 二人の若君と、それぞれの母君達が特に跡継ぎという事に拘っていないのに。周りの家臣同士の愚かな争いで…)
(私は、風の若君を差し置いて父上の跡を継ぐ等は思いもよらぬ事なのだ… 私が、一月(ヒトツキ)先に産まれた… 等と… 訳の分からない理屈を言って来る伯父上が… 理解出来無かった)
-城のとある場所-
風「英士、私にも漆喰を塗らせてくれぬか?」
英士「無理だな… 風殿」
(このお方は、風と名乗られたのだが… どこからどう見ても身分の高い、お方にしか見えないのだが… 本人曰く『違う』と…)
(英士… この優しき、英士という、左官職人と話する事が… 私の密かな楽しみなのだ… 日頃のウサを忘れさせてくれる…)
涼也「風若様ー?どちらにいらっしゃったのですかー?」
風「不味い… 涼也だ」
(そしてもう一人… 私の思いを誰よりも理解し、受け止めてくれる… 涼也… 信頼する一つ下の16のお小姓…)
英士「お迎えか…」
涼也「あ、いらっしゃった… 良かった… 風若様!」
(風若様か… やはり身分のお高い方だった… 三つ下の、美しく、気高い、お方… そして。涼也… ね…)
(風若様が、最近出逢われた左官職人… 英士… か…)
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