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第十二話 雷電獣とシリーズスキル
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「グラルガァァァァ‼」
白虎が吠える。
白虎が吠えたことで、空間のいたるところに雷が落ちる。
僕は雷を避けながら白虎に接近をしていく。
雷に当たっても全くダメージは受けないので避けずに一直線に進めばいいのだが、それだとAGIがどれだけ上がったか確認できないし、戦闘を楽しめないのでやめた。
十分に接近できたので、試しに頭に一撃入れてみる。
「面‼」
頭からはオレンジ色のライトエフェクトが出て、音も聞こえてきたので【達人芸】と【弱点特攻】も発動して、最高威力になった。
白虎はHPを四分の一減らしていた。
「やっぱ威力出るなぁ……!」
僕は体中に充実感がみなぎるのを感じる。
頭を狙い撃ちすれば四発でこいつを倒すことができてしまう計算になる。
「何分で倒せるかなぁ!」
僕はタイムアタックに挑戦することにした。
白虎は右手と左手に雷を集めて、前進しながら交互に地面をたたきつけてきた。手をたたきつけるたびに前方に雷を放射しているようだ。
僕はそれをすべて回避する。
「AGIが高いと簡単に攻撃が避けられるわ! マジ最高!」
ワクワクを抑えても抑えても微笑がこみあげてくる。それくらい心が躍っていた。それでもAGIを上げるつもりは全くないのだが……。
僕は白虎の攻撃を回避しながら再び接近して頭に一撃を加えようとしたが、白虎も同じ手はくらわないぞと言う気持ちで後方に回避したようだ。
「くそ! アサ! ヨル! 白虎の足元にブレスを撃て!」
僕はアサとヨルに指示を出す。
「ラビィィ!」
「ラビリィィ!」
アサとヨルは白虎の足元をめがけてブレスを放つ。白虎は反射的に空中にジャンプした。
「隙やりぃぃ!」
僕は白虎を空中にジャンプさせるためにアサとヨルに指示を出したのだ。ジャンプしている間はどんなモンスターも人間も無防備になるためである。
僕は白虎が飛ぶ位置を予想して先回りしていた。そして白虎の頭に二撃目をお見舞いする。
「面‼」
それを受けた白虎はHPを半分まで減らした。
「よし! あと半分!」
僕は心の中は限りない喜びに満ち溢れていた。
僕は白虎と少し距離を取って着地した。
「グラルガァァァァァァァ‼」
白虎は憤激の雄叫びを上げる。
白虎は空間に散らばった雷を己に集めだした。白虎の体には触れたら即感電死するような雷を纏わせている。
白虎は顔と前足を空中に浮かせ下ろす。それと同時に白虎の顔を中心に前方、四十五度の範囲に雷のブレスを放ってきた。
「これは回避不可能だ! 真正面で受けよう!」
僕はアサとヨルを背中に移動させ、ブレスを真正面から受ける。
このブレスには雷の他に麻痺効果も含まれているようだったが、【雷無効】と【麻痺無効】のスキルを持っている僕には一切ダメージは入らなかった。
僕以外のプレイヤーだったら即死していたと思われるブレスだ。
白虎はブレスを終えた後、すぐには動くことができなかったらしく硬直していた。
「白虎よ! 戦う相手を間違えたな!」
僕はどや顔をしながら白虎に接近して、脳天に二発撃ちこんだ。
「面‼ 面‼」
白虎のHPは全て無くなり消滅した。
「戦闘時間は……」
僕は時間を確認する。白虎を倒すのにかかった時間は何と驚愕の三十秒だった。
「めっちゃ、はぇじゃん!」
僕は嬉しさのあまり、ガッツポーズを自然にしてしまっていた。
【レベルが30になりました‼ 雷鳴《かんなり》サングラスを手い入れました‼ 雷鳴《かんなり》ロングコートを手に入れました‼ 雷鳴《かんなり》グローブを手に入れました‼ 雷鳴《かんなり》ベルトを手に入れました‼ 雷鳴《かんなり》レザーを手に入れました‼ 星斗天雷刃《せいとてんらいじん》を手に入れました‼ 雷電を手に入れました‼】
「なんかいろいろ手に入った! とりあえず装備をしてみよ!」
僕はリンクメニューを開いて、装備の項目をタップし、装備してみる。
装備した防具の見た目は白色のロングコートに黒色の指なしグローブ。そして白色の服と黒色のズボンがロングコートにしっかりとマッチしており、腰には黒と白が混ざったベルトがつけられていた。さらに黒色のレザー靴がかっこよさを引き出している。
雷鳴サングラスも手に入れたが、サングラスはあまり好きではないので非表示にする。雷鳴サングラスをタップした時に〔非表示〕と言う項目が出てきたのでそこをタップするだけの簡単な操作だった。
「これ! めっちゃかっこいいじゃん!」
僕は手に入れた防具を見て、思わず歓声を上げてしまった。さらに手に入れた防具はユニークシリーズだったのだ。
獲得条件の中に白虎を一分以内の倒すと書いてあった。タイムアタックを行ったことが吉と出たのだ。
ユニークシリーズの防具のスロットは合計で十個存在しているみたいだ。さらにユニークシリーズにはシリーズスキルと言うものが存在しているらしい。
僕は気になったのでシリーズスキル【疾風迅雷《しっぷうじんらい》】をタップしてみる。
【疾風迅雷、このスキルを発動して十分間、STR、VIT、DEX、AGI、INTの中でプレイヤーが一番ステ振りを行っているものと同じだけAGIが上昇する】
「きた! 【瞑想】の上位バージョン!」
【瞑想】を獲得した時に期待したスキルを手に入れることができた。
胸の底から嬉しさが込み上げてくる。
「さてと、武器のほうはどうかな!」
僕は続けて武器を装備した。
武器の見た目は竹刀のように細長い剣身を持っている大剣で、柄頭と握り部分が黒色で鍔は白色。そして剣身部分は黒色になっていた。
剣道をやっていた僕にはとてもありがたい武器だった。
「こっちもめちゃかっこいいじゃん!」
僕は大剣に見惚れてしまった。
星斗天雷刃にも雷鳴シリーズみたいにスキルが存在しているみたいなので、【雷轟電撃《らいごうでんげき》】をタップする。
【雷轟電撃、自分を中心に半径五メートルの円の中に複数の雷を狙った場所に落とす】
「これは面白いスキルかも!」
強力なスキルを手に入れた僕は体が震えるほど喜びがこみ上げてきた。
僕は星斗天雷刃には一つ、スロットがあるようなので【神角】を装着することにした。
これで攻撃力がさらに上昇した。
僕はユニークシリーズの他に新しく手に入れた【雷電】と言うスキルを確認した。
【雷電、自分を中心に半径五メートルの円の中にいる敵を麻痺状態にする 獲得条件、白虎を一分以内に倒すこと】
「強いスキル多すぎやろ!」
僕はダンジョンにツッコミをして、白虎がいた部屋を後にした。
「ツキナはどうしているのかなぁ……」
僕はそんなことを気にしながら進んできた道を戻って行った。
ステ振りはツキナに合流をしてから行うことにした。
白虎が吠える。
白虎が吠えたことで、空間のいたるところに雷が落ちる。
僕は雷を避けながら白虎に接近をしていく。
雷に当たっても全くダメージは受けないので避けずに一直線に進めばいいのだが、それだとAGIがどれだけ上がったか確認できないし、戦闘を楽しめないのでやめた。
十分に接近できたので、試しに頭に一撃入れてみる。
「面‼」
頭からはオレンジ色のライトエフェクトが出て、音も聞こえてきたので【達人芸】と【弱点特攻】も発動して、最高威力になった。
白虎はHPを四分の一減らしていた。
「やっぱ威力出るなぁ……!」
僕は体中に充実感がみなぎるのを感じる。
頭を狙い撃ちすれば四発でこいつを倒すことができてしまう計算になる。
「何分で倒せるかなぁ!」
僕はタイムアタックに挑戦することにした。
白虎は右手と左手に雷を集めて、前進しながら交互に地面をたたきつけてきた。手をたたきつけるたびに前方に雷を放射しているようだ。
僕はそれをすべて回避する。
「AGIが高いと簡単に攻撃が避けられるわ! マジ最高!」
ワクワクを抑えても抑えても微笑がこみあげてくる。それくらい心が躍っていた。それでもAGIを上げるつもりは全くないのだが……。
僕は白虎の攻撃を回避しながら再び接近して頭に一撃を加えようとしたが、白虎も同じ手はくらわないぞと言う気持ちで後方に回避したようだ。
「くそ! アサ! ヨル! 白虎の足元にブレスを撃て!」
僕はアサとヨルに指示を出す。
「ラビィィ!」
「ラビリィィ!」
アサとヨルは白虎の足元をめがけてブレスを放つ。白虎は反射的に空中にジャンプした。
「隙やりぃぃ!」
僕は白虎を空中にジャンプさせるためにアサとヨルに指示を出したのだ。ジャンプしている間はどんなモンスターも人間も無防備になるためである。
僕は白虎が飛ぶ位置を予想して先回りしていた。そして白虎の頭に二撃目をお見舞いする。
「面‼」
それを受けた白虎はHPを半分まで減らした。
「よし! あと半分!」
僕は心の中は限りない喜びに満ち溢れていた。
僕は白虎と少し距離を取って着地した。
「グラルガァァァァァァァ‼」
白虎は憤激の雄叫びを上げる。
白虎は空間に散らばった雷を己に集めだした。白虎の体には触れたら即感電死するような雷を纏わせている。
白虎は顔と前足を空中に浮かせ下ろす。それと同時に白虎の顔を中心に前方、四十五度の範囲に雷のブレスを放ってきた。
「これは回避不可能だ! 真正面で受けよう!」
僕はアサとヨルを背中に移動させ、ブレスを真正面から受ける。
このブレスには雷の他に麻痺効果も含まれているようだったが、【雷無効】と【麻痺無効】のスキルを持っている僕には一切ダメージは入らなかった。
僕以外のプレイヤーだったら即死していたと思われるブレスだ。
白虎はブレスを終えた後、すぐには動くことができなかったらしく硬直していた。
「白虎よ! 戦う相手を間違えたな!」
僕はどや顔をしながら白虎に接近して、脳天に二発撃ちこんだ。
「面‼ 面‼」
白虎のHPは全て無くなり消滅した。
「戦闘時間は……」
僕は時間を確認する。白虎を倒すのにかかった時間は何と驚愕の三十秒だった。
「めっちゃ、はぇじゃん!」
僕は嬉しさのあまり、ガッツポーズを自然にしてしまっていた。
【レベルが30になりました‼ 雷鳴《かんなり》サングラスを手い入れました‼ 雷鳴《かんなり》ロングコートを手に入れました‼ 雷鳴《かんなり》グローブを手に入れました‼ 雷鳴《かんなり》ベルトを手に入れました‼ 雷鳴《かんなり》レザーを手に入れました‼ 星斗天雷刃《せいとてんらいじん》を手に入れました‼ 雷電を手に入れました‼】
「なんかいろいろ手に入った! とりあえず装備をしてみよ!」
僕はリンクメニューを開いて、装備の項目をタップし、装備してみる。
装備した防具の見た目は白色のロングコートに黒色の指なしグローブ。そして白色の服と黒色のズボンがロングコートにしっかりとマッチしており、腰には黒と白が混ざったベルトがつけられていた。さらに黒色のレザー靴がかっこよさを引き出している。
雷鳴サングラスも手に入れたが、サングラスはあまり好きではないので非表示にする。雷鳴サングラスをタップした時に〔非表示〕と言う項目が出てきたのでそこをタップするだけの簡単な操作だった。
「これ! めっちゃかっこいいじゃん!」
僕は手に入れた防具を見て、思わず歓声を上げてしまった。さらに手に入れた防具はユニークシリーズだったのだ。
獲得条件の中に白虎を一分以内の倒すと書いてあった。タイムアタックを行ったことが吉と出たのだ。
ユニークシリーズの防具のスロットは合計で十個存在しているみたいだ。さらにユニークシリーズにはシリーズスキルと言うものが存在しているらしい。
僕は気になったのでシリーズスキル【疾風迅雷《しっぷうじんらい》】をタップしてみる。
【疾風迅雷、このスキルを発動して十分間、STR、VIT、DEX、AGI、INTの中でプレイヤーが一番ステ振りを行っているものと同じだけAGIが上昇する】
「きた! 【瞑想】の上位バージョン!」
【瞑想】を獲得した時に期待したスキルを手に入れることができた。
胸の底から嬉しさが込み上げてくる。
「さてと、武器のほうはどうかな!」
僕は続けて武器を装備した。
武器の見た目は竹刀のように細長い剣身を持っている大剣で、柄頭と握り部分が黒色で鍔は白色。そして剣身部分は黒色になっていた。
剣道をやっていた僕にはとてもありがたい武器だった。
「こっちもめちゃかっこいいじゃん!」
僕は大剣に見惚れてしまった。
星斗天雷刃にも雷鳴シリーズみたいにスキルが存在しているみたいなので、【雷轟電撃《らいごうでんげき》】をタップする。
【雷轟電撃、自分を中心に半径五メートルの円の中に複数の雷を狙った場所に落とす】
「これは面白いスキルかも!」
強力なスキルを手に入れた僕は体が震えるほど喜びがこみ上げてきた。
僕は星斗天雷刃には一つ、スロットがあるようなので【神角】を装着することにした。
これで攻撃力がさらに上昇した。
僕はユニークシリーズの他に新しく手に入れた【雷電】と言うスキルを確認した。
【雷電、自分を中心に半径五メートルの円の中にいる敵を麻痺状態にする 獲得条件、白虎を一分以内に倒すこと】
「強いスキル多すぎやろ!」
僕はダンジョンにツッコミをして、白虎がいた部屋を後にした。
「ツキナはどうしているのかなぁ……」
僕はそんなことを気にしながら進んできた道を戻って行った。
ステ振りはツキナに合流をしてから行うことにした。
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