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愛してるよ、紗希
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「………様……お客様!」
「えっ、あ、はいっ」
「何名様でしょうか」
「あ…えっと」
ここは駅前の喫茶店?どうしてここに…
「誠!こっちこっち~!」
そうだ、僕姉さんに呼ばれて
「彼女と一緒です」
「かしこまりました、ごゆっくりどうぞ」
「ごめん姉さん待った?」
「ううん全然待ってないよ」
「よかった それで、話って?」
「実はね……ジャーン!」
紗希は誠に左手を見せる
その薬指には指輪がはめられていた
「えっ…!もしかして前に言ってた人と?」
「そうなの!」
「おめでとう姉さん‼︎」
「ありがとう!まぁ、式の日取りとかはまだ何も決まってないんだけどね」
「それでどんな人?写真とかはあるの?」
「あるよー……ほら見てこの人!」
と言うと紗希はスマホの画面を見せる
「かっこいいっ!」
「でしょう⁉︎誠司さんって言うの。誠司の『せい』は誠と同じ字でねそこでも運命感じちゃったんだ~」
「へぇ~、何やってる人なの?」
「なんと…社長さんです!」
「え!?」
「起業をしててね、『MINE』って分かるわよね?」
「あのみんなが使ってるメッセージアプリ?」
「そうその『MINE』を作った人なの」
「うそっ!!」
「ねー!本当信じられないよねー!私も同じこと思ったよ。でもお家もすっごく立派なタワーマンションでもうビックリ!」
「そんな人とどこで出会ったの?」
「それはねー…
楽しそうに誠司さんとの思い出を話す姉さんを見ていて無性に嬉しかったのは高校の時の姉さんを知っているからだろう
「ねぇ、姉さん」
「ん?」
「今幸せ?」
「うんすごく幸せ!」
「そっか…」
「誠は?」
「え…」
「誠は今幸せ?」
「僕の…今…?」
すると突然誰かに強く後ろから抱きしめられる
「なっ、誰!?」
「愛してるよ、紗希」
お義兄さんっ…
「……っはぁ!!ハァ…ハァ………夢?」
誠は飛び起き額にかいた汗を拭おうとする
「え…」
「えっ、あ、はいっ」
「何名様でしょうか」
「あ…えっと」
ここは駅前の喫茶店?どうしてここに…
「誠!こっちこっち~!」
そうだ、僕姉さんに呼ばれて
「彼女と一緒です」
「かしこまりました、ごゆっくりどうぞ」
「ごめん姉さん待った?」
「ううん全然待ってないよ」
「よかった それで、話って?」
「実はね……ジャーン!」
紗希は誠に左手を見せる
その薬指には指輪がはめられていた
「えっ…!もしかして前に言ってた人と?」
「そうなの!」
「おめでとう姉さん‼︎」
「ありがとう!まぁ、式の日取りとかはまだ何も決まってないんだけどね」
「それでどんな人?写真とかはあるの?」
「あるよー……ほら見てこの人!」
と言うと紗希はスマホの画面を見せる
「かっこいいっ!」
「でしょう⁉︎誠司さんって言うの。誠司の『せい』は誠と同じ字でねそこでも運命感じちゃったんだ~」
「へぇ~、何やってる人なの?」
「なんと…社長さんです!」
「え!?」
「起業をしててね、『MINE』って分かるわよね?」
「あのみんなが使ってるメッセージアプリ?」
「そうその『MINE』を作った人なの」
「うそっ!!」
「ねー!本当信じられないよねー!私も同じこと思ったよ。でもお家もすっごく立派なタワーマンションでもうビックリ!」
「そんな人とどこで出会ったの?」
「それはねー…
楽しそうに誠司さんとの思い出を話す姉さんを見ていて無性に嬉しかったのは高校の時の姉さんを知っているからだろう
「ねぇ、姉さん」
「ん?」
「今幸せ?」
「うんすごく幸せ!」
「そっか…」
「誠は?」
「え…」
「誠は今幸せ?」
「僕の…今…?」
すると突然誰かに強く後ろから抱きしめられる
「なっ、誰!?」
「愛してるよ、紗希」
お義兄さんっ…
「……っはぁ!!ハァ…ハァ………夢?」
誠は飛び起き額にかいた汗を拭おうとする
「え…」
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