陽だまりカフェ・れんげ草
都会から少し離れた、小さな町の路地裏商店街の一角に、カフェがあります。 店主・美鈴(みすず)と、看板娘の少女・みーこが営む、ポプラの木を贅沢に使ったシンプルでナチュラルなカフェには、日々ぽつりぽつりと人々がやって来ます。 いつの頃からそこにあるのか。 年齢も素性もわからない不思議な店主と、ふらりと訪れるお客さんとの、優しく、あたたかい。ほんのり甘酸っぱい物語。
たまごサンドと静かな午後
甘い香りと梅雨の空
初夏の記憶と、1枚の手紙。
誰も居ない場所へ
空蝉に願う
秋風香る珈琲の月
神迎えの夜に。
ダイサギ翔ける冬の朝
春の便りと薄氷の朝
見えるもの。見えないもの。
れんげ草の花言葉
花開く
番外編:れんげ草の看板娘
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