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29.二人の時間が動き出す
801.振られるために 2 (sideシバ)
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もうひどい雰囲気で二人で酒を煽っていく
しゃべることすらできなくて、無言のまま…
俺は泣きながら、鼻をグズグズ言わせながら酒を煽りまくっていく
もうどうしようもない…
バスターさんからは離れよう、暴力事件をしても庇ってくれたバスターさんだけど
それでも、俺の気持ちに折り合いは付かないだろうし、側にいても辛くなるだけだろうから…
もう少し訓練所が落ち着いたら、一人で旅に出よう…でもその前に…
「バスターさん…会わせてくださいよ、どうか直接、会わせてください!
そしたら、俺も諦めがつくから、俺の中のバスターさんへの気持ちもしっかりと消せるから…会わせてください」
「会うって…そんなっやめてくれよ、お互いに傷つけ合うだけだろ?お前は絶対に受け入れれないって…」
「嫌ですよ!ちゃんと会わせてよ…
そしたら諦めるから、バスターさんのことを好きなこの気持ちを
お願いだから、僕のこの気持ちをちゃんと消し去ってくださいよ!じゃないと…俺はずっと苦しい…」
きっとバスターさんは彼女さんに俺が何かするって思ってるのかな?
しないよ…敵いっこないじゃん!こんな可愛い部屋で、こんな素敵なご飯作ってくれて、バスターさんをきっと受け入れてくれてて…俺にはどれ一つできないから
「わかってますから、どうにかしようなんて思ってません!
もうバスターさんは変えられないって、大事なんでしょ?もう、こんなにバスターさんの生活に入り込んんじゃってるほど大事なんでしょ?
俺が気持ちを整理したいだけだから…」
「シバ……わかった、少し時間をくれ」
そう言って奥の部屋に行ってしまった。
きっと彼女さんに連絡をとってるんだ…
なんて言おう、ちゃんと挨拶できるかな?
泣いちゃわないかな?
いいか…泣いて、シバですって言って、バスターさんにお世話になりましたって、大好きだったんですって
言ってやろう、少しくらいバスターさんを困らせてやればいいんだ…
そんなことをぐるぐる考えながら酒をちびちび飲んでいたら、ガチャリっと扉が開いて
そこには……
「はっ??!?……えっ??何?はっ??」
思考が止まる、なぜかバスターさんがヒラヒラでキラキラのロングの青いサテンのドレスを着ているし
それはノースリーブでムキムキの二の腕は出てて、力強くて
ピッタリと体の線に沿っているから、引き締まった腹筋に飛び出た大殿筋でまるでくびれているようなスタイルが栄える
もうその美しい堂々としていた立ち姿に息をのむ
髪はいつもの短い刈上げじゃなくて、金髪のロングのカールしたウィグで、うっすらとうるんだ瞳は長いまつ毛に青色のキラキラのアイシャドウは憂いを帯びていて
唇は真っ赤のリップに、テラテラと濡れているようですごく色っぽくて…
「なっ!はっ?!何?
さっさ…誘おうとしてるの???
いやっ……ちょっと待って!無理だからね?
俺の体から崩そうとしたって無理だからね!
愛人とか、俺は絶対に嫌だからね!
なんで…こんなっ…ああぁぁ!なっ?なんでそんなに綺麗になってきちゃうの!!
バスターさんの、バカァァァ!!」
しゃべることすらできなくて、無言のまま…
俺は泣きながら、鼻をグズグズ言わせながら酒を煽りまくっていく
もうどうしようもない…
バスターさんからは離れよう、暴力事件をしても庇ってくれたバスターさんだけど
それでも、俺の気持ちに折り合いは付かないだろうし、側にいても辛くなるだけだろうから…
もう少し訓練所が落ち着いたら、一人で旅に出よう…でもその前に…
「バスターさん…会わせてくださいよ、どうか直接、会わせてください!
そしたら、俺も諦めがつくから、俺の中のバスターさんへの気持ちもしっかりと消せるから…会わせてください」
「会うって…そんなっやめてくれよ、お互いに傷つけ合うだけだろ?お前は絶対に受け入れれないって…」
「嫌ですよ!ちゃんと会わせてよ…
そしたら諦めるから、バスターさんのことを好きなこの気持ちを
お願いだから、僕のこの気持ちをちゃんと消し去ってくださいよ!じゃないと…俺はずっと苦しい…」
きっとバスターさんは彼女さんに俺が何かするって思ってるのかな?
しないよ…敵いっこないじゃん!こんな可愛い部屋で、こんな素敵なご飯作ってくれて、バスターさんをきっと受け入れてくれてて…俺にはどれ一つできないから
「わかってますから、どうにかしようなんて思ってません!
もうバスターさんは変えられないって、大事なんでしょ?もう、こんなにバスターさんの生活に入り込んんじゃってるほど大事なんでしょ?
俺が気持ちを整理したいだけだから…」
「シバ……わかった、少し時間をくれ」
そう言って奥の部屋に行ってしまった。
きっと彼女さんに連絡をとってるんだ…
なんて言おう、ちゃんと挨拶できるかな?
泣いちゃわないかな?
いいか…泣いて、シバですって言って、バスターさんにお世話になりましたって、大好きだったんですって
言ってやろう、少しくらいバスターさんを困らせてやればいいんだ…
そんなことをぐるぐる考えながら酒をちびちび飲んでいたら、ガチャリっと扉が開いて
そこには……
「はっ??!?……えっ??何?はっ??」
思考が止まる、なぜかバスターさんがヒラヒラでキラキラのロングの青いサテンのドレスを着ているし
それはノースリーブでムキムキの二の腕は出てて、力強くて
ピッタリと体の線に沿っているから、引き締まった腹筋に飛び出た大殿筋でまるでくびれているようなスタイルが栄える
もうその美しい堂々としていた立ち姿に息をのむ
髪はいつもの短い刈上げじゃなくて、金髪のロングのカールしたウィグで、うっすらとうるんだ瞳は長いまつ毛に青色のキラキラのアイシャドウは憂いを帯びていて
唇は真っ赤のリップに、テラテラと濡れているようですごく色っぽくて…
「なっ!はっ?!何?
さっさ…誘おうとしてるの???
いやっ……ちょっと待って!無理だからね?
俺の体から崩そうとしたって無理だからね!
愛人とか、俺は絶対に嫌だからね!
なんで…こんなっ…ああぁぁ!なっ?なんでそんなに綺麗になってきちゃうの!!
バスターさんの、バカァァァ!!」
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