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28.シバという人
769.二人の休日 2 (sideジョン)
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「ふわぁ!寝てたぁ……
アァァ…もう夕方になってるし!
せっかくのジョンとのイチャイチャだらだらタイムがぁ!!あんまりだぁ……」
悲痛な叫び声で、アキラが目を冷ましたのが聞こえる。どれだけイチャイチャだらだらタイムを楽しみにしてたの?
「もう夕ご飯できてるよ?
食べられそう?軽めにしといたけど、どうかな?」
「あぁ!ごめんね…今日くらい僕が作らなきゃ駄目だよね?
ずっとジョンに作ってもらってるじゃん…本当にごめんね」
「そんなこといいんだよ?
アキラは忙しいし、疲れてるでしょ?僕の方が体力あるから気にしないで!
それに明日もイチャイチャだらだらタイムしたらいいからね、そんなに気落ちした顔しないでいいよ?」
寝癖のついたしょんぼり顔も可愛いなって思いながら、晩御飯を並べていく
ベーコンとお野菜たっぷりポトフにスクラップエッグ、食べる意味がわからない葉っぱとウィンナーも添えた!
「うわぁ…美味しそうだね!
ポトフは嬉しいな…体が温まりそうだから…ふふっ、ちゃんとベビーリーフも添えてくれてるね?」
「食べる意味がわからないけど、シノダ教授が見た目も大事だって言ってたから!箸休めにもなるって
このポトフもシノダ教授が教えてくれたんだ、体が冷えるときには根菜がいいんだってさ」
よかった!気に入ってくれたみたいだ
やっぱりアキラの体が最近冷えてるのが気になってたし、これくらいの軽さならアキラも食べてくれそうだ!
「パンを焼くけど、いくつ食べられる?」
「じゃがいもがあるから、パンは僕はいいよ……あと悪いんだけど、ウィンナー食べてもらっていいかな?
ちょっと食べきれないから……」
やっぱりアキラに多かったかなっと思いながら、もらったウィンナーはパンに挟んで食べていった。
なるべくタンパク質をとらせてねってシノダ教授が言ってたんだけどな…
「ふふっ…最近ジョンはよく食べるね?パンとウィンナーの量がすごいね、十個以上あるじゃない!きっと訓練のせいで筋肉量が増えたからかな」
ポトフを食べながら嬉しそうに僕を見つめてくる。
筋肉量はよくわからないけど、確かに最近はお腹がすぐに空いてしまう
訓練所の食堂が食べ放題だから、すごく助かるけどもしかしたら食べすぎてる?
「う~ん、もしかして僕って太ったかな?アキラから見て大丈夫?ぷよぷよしてきてない?」
「まさかっ!僧帽筋が最近はすごくしっかりしてきたし、三角筋も大きくなってるじゃない!
訓練で筋肉量が増えたから、基礎代謝が増えてお腹が空くんだよ……はぁ……」
なんだかいろいろな筋肉名をあげて、うっとりとした表情で僕を見つめてくる。わかっているよ……アキラは僕の筋肉と毛が大好きだもんね?
ふわふわモコモコムキムキちゃん好きですもんね?
「あのさぁ…ジョンを早く感じたいって言ったら…引いちゃう?
早く強くなっていってるジョンを、体で感じたいんだよ……駄目かな?」
駄目なわけないでしょ!そんな熱の籠もった目で見られたら、すぐにでも抱きしめてベッドに押し倒したくなっちゃうからね?
今日のアキラは積極的で嬉しい!
家事とかを任せられるのは別に不満はないんだけど、やっぱり触れ合いが少なくなっちゃってたのは寂しかったから…
「もちろんいいよ!もうベッドの方の準備はできてるから、ご飯食べたらお風呂入れるからね、ゆっくり一緒に入ろうね?」
「うん、ふふっ…いっぱいぎゅ~してちゅ~もしてね?」
そんな幸せそうな笑顔をされたら、もぅ……早く食べちゃおう!
もう口がニヤニヤしちゃうのを抑えて早く食べちゃわなければ!
「ははっ…そんなに急いで食べたら、喉を詰まらせてしまうよ?気をつけてね!」
それでも僕は少しでも早くアキラを抱きしめたくて、きっとお昼のアキラの、好物に気が競ってしまうっていうのはこういうことなんだな!
すごく好きな物はちょっとでも早く食べたいものね?
理解しました。
アァァ…もう夕方になってるし!
せっかくのジョンとのイチャイチャだらだらタイムがぁ!!あんまりだぁ……」
悲痛な叫び声で、アキラが目を冷ましたのが聞こえる。どれだけイチャイチャだらだらタイムを楽しみにしてたの?
「もう夕ご飯できてるよ?
食べられそう?軽めにしといたけど、どうかな?」
「あぁ!ごめんね…今日くらい僕が作らなきゃ駄目だよね?
ずっとジョンに作ってもらってるじゃん…本当にごめんね」
「そんなこといいんだよ?
アキラは忙しいし、疲れてるでしょ?僕の方が体力あるから気にしないで!
それに明日もイチャイチャだらだらタイムしたらいいからね、そんなに気落ちした顔しないでいいよ?」
寝癖のついたしょんぼり顔も可愛いなって思いながら、晩御飯を並べていく
ベーコンとお野菜たっぷりポトフにスクラップエッグ、食べる意味がわからない葉っぱとウィンナーも添えた!
「うわぁ…美味しそうだね!
ポトフは嬉しいな…体が温まりそうだから…ふふっ、ちゃんとベビーリーフも添えてくれてるね?」
「食べる意味がわからないけど、シノダ教授が見た目も大事だって言ってたから!箸休めにもなるって
このポトフもシノダ教授が教えてくれたんだ、体が冷えるときには根菜がいいんだってさ」
よかった!気に入ってくれたみたいだ
やっぱりアキラの体が最近冷えてるのが気になってたし、これくらいの軽さならアキラも食べてくれそうだ!
「パンを焼くけど、いくつ食べられる?」
「じゃがいもがあるから、パンは僕はいいよ……あと悪いんだけど、ウィンナー食べてもらっていいかな?
ちょっと食べきれないから……」
やっぱりアキラに多かったかなっと思いながら、もらったウィンナーはパンに挟んで食べていった。
なるべくタンパク質をとらせてねってシノダ教授が言ってたんだけどな…
「ふふっ…最近ジョンはよく食べるね?パンとウィンナーの量がすごいね、十個以上あるじゃない!きっと訓練のせいで筋肉量が増えたからかな」
ポトフを食べながら嬉しそうに僕を見つめてくる。
筋肉量はよくわからないけど、確かに最近はお腹がすぐに空いてしまう
訓練所の食堂が食べ放題だから、すごく助かるけどもしかしたら食べすぎてる?
「う~ん、もしかして僕って太ったかな?アキラから見て大丈夫?ぷよぷよしてきてない?」
「まさかっ!僧帽筋が最近はすごくしっかりしてきたし、三角筋も大きくなってるじゃない!
訓練で筋肉量が増えたから、基礎代謝が増えてお腹が空くんだよ……はぁ……」
なんだかいろいろな筋肉名をあげて、うっとりとした表情で僕を見つめてくる。わかっているよ……アキラは僕の筋肉と毛が大好きだもんね?
ふわふわモコモコムキムキちゃん好きですもんね?
「あのさぁ…ジョンを早く感じたいって言ったら…引いちゃう?
早く強くなっていってるジョンを、体で感じたいんだよ……駄目かな?」
駄目なわけないでしょ!そんな熱の籠もった目で見られたら、すぐにでも抱きしめてベッドに押し倒したくなっちゃうからね?
今日のアキラは積極的で嬉しい!
家事とかを任せられるのは別に不満はないんだけど、やっぱり触れ合いが少なくなっちゃってたのは寂しかったから…
「もちろんいいよ!もうベッドの方の準備はできてるから、ご飯食べたらお風呂入れるからね、ゆっくり一緒に入ろうね?」
「うん、ふふっ…いっぱいぎゅ~してちゅ~もしてね?」
そんな幸せそうな笑顔をされたら、もぅ……早く食べちゃおう!
もう口がニヤニヤしちゃうのを抑えて早く食べちゃわなければ!
「ははっ…そんなに急いで食べたら、喉を詰まらせてしまうよ?気をつけてね!」
それでも僕は少しでも早くアキラを抱きしめたくて、きっとお昼のアキラの、好物に気が競ってしまうっていうのはこういうことなんだな!
すごく好きな物はちょっとでも早く食べたいものね?
理解しました。
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