僕と精霊

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青春忘却編 5月11日〜5月17日

第72話 全身全霊❗️

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 ジャンとパンプのアーマーから放たれる青い光は闇夜を照らす

「成功したようだね」
モニーはジャン達の方を見る
「〒$$☆☆!」
メルが何かを言った瞬間、モニーはうなじに手刀を喰らい気絶する

「油断大敵、自分を過信しすぎだ、期待外れだな」
ケンザキは首の骨を鳴らしながらモニーを投げ捨てる

「○\\%>>」
メルは笛から出てきて、モニーを揺さぶる

「さて、倅と獣の方どうかな~」
ケンザキはジャン達の方を向き、ニタリと不気味な笑みを浮かべる

「いくよ、パンプ」
「ああ」
二人は落ち着いた様子でケンザキを見つめる

「まずはオレが」
パンプの機関銃が火を吹く

「何をするかと思えば、そんな攻撃見飽きましたよ」
ケンザキは銃弾の嵐をバリアで防ぐ

「まだだぜ」
上空からジャンがミサイルを発射する

「はぁ~、だからよ、そんな攻撃無駄だっつってんだろ!」
ミサイルは全て衝撃波で消しとばされる

(何かが足りないな)
(ああ、結局何も変わらないじゃないか)
二人は考える

「フレイムボール‼️」
ジャンは火球を連続で投げる
「バーストジュエル‼️」
パンプは巨大な宝石を飛ばす

(分かったぞ!ジャン!)
(パンプ何が分かったんだ!)
(コレは、共鳴を強化するもんなんだから、もっと連携するんだ!)
(よし!俺がパンプに合わせる!好きなだけ暴れろ!)
(おーーし❗️)
 ジャンとパンプはアーマーの出力を全開にする

「ウォリャー‼️」
パンプはジェットを噴射し、強化された拳でケンザキに殴りかかる

「しつこいなぁ~」
ケンザキは素手で受け止めようとする

「こっちだぜ!」
ジャンは強化された魔銃とミサイルで一斉射撃をする

「おっと!こっちも目が離せないねぇ~」
ケンザキはバリアでジャンの攻撃を防ぐ

「バーカ❗️」
「へ?」
グギャグギバキ❗️
鈍い音が鳴り響く

「ギャァァァァ‼️」
ケンザキはパンプの拳で腕の骨がグシャグシャになり悲鳴を上げる

「お前、戦い慣れてないな!どんなに力があってもそんなんじゃオレらには勝てないぜ!」
パンプはケンザキに指差しながら言う

「こんのガキが!俺は神だぞ!慈悲深く手加減をしてやってりゃ、付け上がりやがって!」
ケンザキは背中から翼を生やし、空高く飛び上がる

「テメーら❗️消し飛びやがれ❗️ヒャハハハ❗️」
ケンザキは巨大な魔弾をジャン達向かって投げ飛ばす

「ジャン!アイツ完全に狂ってるぞ!」
「ああ、だが俺らにとってはこっちの方が楽だ!全身全霊!全部!ありったけを一気にぶつけるぞ❗️」
「おお‼️」
「「うおおおぉぉ‼️」」
二人は雄叫びを上げる

 ジャンは魔銃をレールガンのような形状になる
「チャージ‼️」
魔銃に膨大な魔力がほとばしり、蒸気が上がる

「ブーストジュエル‼️」
パンプが機関銃に宝石を埋め込めると機関銃はキャノン砲に変形する

「超...フル..バースト‼️」
「ブラストジュエル‼️」
二人は同時に超強力な一発を放つ

 ジャンが放った魔力砲とパンプの放った超高出力の宝石は一つになり、巨大な魔弾にぶつかり合う

「この下等生物がー‼️」
ケンザキは力を振り絞り魔弾を押し込む

「負けてたまるか❗️パンプ❗️」
「ああ❗️ここで負けたらアミィの卵焼きが食えなくなる‼️」
二人はさらに力を込めて押し返すがケンザキの魔弾はドンドン地上に近づいていく

「ク、クソ❗️」
ジャン達はあまりの魔力の圧に膝をつく

「ハッハッハ!所詮は下等生物、進化をし神となった私には敵わないんですよ!」
ケンザキもさらに力を込めて押し込む

「ここまでか!」
 誰もが諦めたになった時、アイツはやって来た







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