僕と精霊

青春忘却編 5月11日〜5月17日

第71話 共鳴装甲

　空は暗くなろうとしてる

「さぁ、来いクソガキ共、消し炭にしてやる」
ケンザキはジャン達を挑発する

「言われなくとも！」
「＊:+:＊」
モニーの剣から激しい音が鳴り始める

「俺はも行くぞ！パンプ！」
「おう！ブーストジュエル❗️」
ジャンは再び姿を変える
「ウォォォ‼️」
パンプの宝石は激しく輝く

「はぁ❗️」
モニーはケンザキに斬りかかり、かすり傷を負わせる
「ふっ！その程度か！」
ケンザキはモニーを突き飛ばす

「おわ！」
モニーはすかさず受け身を取る
「うらぁ❗️」
「ウォラ❗️」
ジャンとパンプはケンザキを挟むように殴る

「お～お！いいパンチですねぇ～、でも本物はこうやるんだよ！」
ケンザキはジャンとパンプを殴り飛ばす

「うわぁ！」
「ウガァ❗️」
パンプは岩に激突し、ジャンはギリギリで炎を噴射する。

「イテェな、パンプ！大丈夫か！」
「あ、ああ❗️」
パンプは岩から体を出し、岩を担ぐ

「ウォリャーー‼️」
パンプは岩をケンザキにブン投げる
「所詮は獣、地味な単純だ」
ケンザキは岩を拳で砕く

　砕かれた岩から大量の宝石が出てくる
「何！？」
「バーカ❗️オレがただの岩を投げるか❗️ジュエルをたっぷり仕込んどいたぜ❗️」
次々とジュエルが割れ、ケンザキを襲う

「小賢しいわ！」
ケンザキは衝撃波でジュエルの中身を全て吹き飛ばす

「まずは貴様からだ！」
ケンザキはパンプを殴り飛ばす
「パンプ！」
ジャンは魔銃でケンザキをを狙い撃つ

「ユウスケの倅せがれ...」
ケンザキはジャンを狙い魔弾を放つ
「やめろ❗️」
パンプはすぐさまケンザキを殴る

「サウンドスター❗️」
モニーはケンザキに物凄いスピードの斬撃を何発も喰らわせる
「ぐっ...！なかなかやるな！」
ケンザキには浅い切り傷しかなくピンピンしている

「ジャン君！このままじゃ火力不足だ！時間の問題だぞ！」
「はい！」
「どうすんだよジャン❗️」
ジャンはケンザキを睨みながら考えていると重要なことを思い出す

「そうだ！パンプ！俺らにはコレがあるじゃないか！」
ジャンはパンプに研究所で貰ったブレスレットを見せる

「そうか！でもどうやって使うんだっけ？」
パンプは自分のブレスレットを触りながら言う

「心研ぎ澄ませるんだ！俺の声を聞いて合わせるんだ！」
「おう❗️」
ジャンとパンプはその場で精神を研ぎ澄ませる

「何をするつもりかは分からんが私が黙って見ているとは思うなよ！」
ケンザキは二人の方向に魔弾を放とうとする

「そうはさせないよ！コネクト！ノイズショック❗️」
モニーの剣が輝くとケンザキの傷口から激しい音が出始める
「ぐっ！体が動かん！グァー❗️」
ケンザキの体は痺れ、苦しみだす

「今だ❗️ジャン❗️」

(パンプ、聞こえるか)
(ああ、聞こえるぜ)
(まずは俺の動きに合わせてブレスレットのスイッチを押すんだ)
二人は同時にブレスレットのスイッチを押す
(次にこう称えるんだ、レゾナンスと)
(レゾナンスだな！)

「「レゾナンス‼️」」
二人は同時に唱えるとブレスレットが反応する

『共鳴率正常、レゾナントアーマー生成します』
次の瞬間、ジャン達の周りに特殊な鎧と兵器が現れる

『着装します』
ジャンにはジェットパック、魔銃拡張パーツ、ミサイル付きアーマーが装備される。
パンプにはジェットパック、右腕に機関銃、筋力増強アーマーが装備される。

『着装完了！直ちに戦闘を行って下さい』