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青春忘却編 5月11日〜5月17日
第55話 謎の生徒
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アドロンとスカルドは学園に到着した。
「はぁ~、いざ行くとなるとちょっと複雑な気持ちになるなぁ」
アドロンはダルそうにカバンを持つ
「んなこと言ってもよ、行くしかないだろアドロン」
スカルドはアドロンの前を飛ぶ
「そうよお兄ちゃん、行かなきゃ駄目よ...だよなぁ、でもみんなになんて説明したらいいんだか」
アドロンは教室へ向かう
「スカルド、今日は俺のカバンの中に入っててくれ」
「おう、分かったぜ」
スカルドはアドロンのカバンの中に潜り込む
アドロンが教室のドアを開くとザル達の視線が一気にアドロンに向けられる
「おうアドロン、昨日はどうしたんだ?」
ザル学園アドロンに声をかける
「ちょっと用事があってな」
アドロンはそう答え自分の席に着く
(なんかいつもの教室どう雰囲気が違うな)
アドロンは教室を見渡す
(...!?どう言うことだ?)
アドロンは異変に気づく
そこには見覚えのない男がいた、男はジャンの席に座っていた
「どうしたんですか、アドロンさん?」
ウリエラが困惑したアドロンの顔を覗き込む
「あ、あいつは誰だ?」
アドロンは謎の男に指を差しながら聞く
「アドロンさん何言ってるんですか?リアさんじゃないですか」
ウリエラはクスッと笑いながら答える
「リア?昨日転校でもして来たのか?」
アドロンはウリエラに聞いたがウリエラはアドロンを心配するかのように見つめ始め、答える
「本当に大丈夫ですか?リアさんは最初から私達のクラスメイトじゃないですか」
「なんだと、俺はこんなやつ...そ、そうですよね、リアさん、ちゃんと分かってますよ」
(おい、ロア!邪魔するな)
(お兄ちゃん、ここは話に合わせておこうよ、何かおかしいよ)
(分かったよ、だからもう怯えないでくれ左目から涙が出そうだ)
(うん、分かった)
(よし、良い子だ)
「アドロンさん、保健室に行った方がよろしいのではないでしょうか」
ウリエラは本気で心配し始める
「あ、ああ、気にしないでくれ、ちょっと疲れてるだけだ、ハハッ」
アドロンは苦笑いする
朝のホームルームが始まり、ケンナリが日程を話している。しかし、アドロンは話に集中できない
(リアだ?一体何者なんだ?)
(とりあえず、ホームルームが終わったら話してみようよ)
(そうだな)
数分後
アドロンはカバンを持ち、リアの席まで行く
「あ、あのリアさん、ちょっと話したいことがあるので屋上まで来ていただけませんか」
「良いですよ」
リアはキラキラした目で答える
「...何アイツ」
一方その頃ジャン達は
パンプは魔法図鑑を読みながらジャンに何かを教えている
「ジャン!次はここをこうする」
「こうかな?」
ジャンは壺に魔力を込めるが何も起こらない
「違う!こうだよ!」
「こうか!」
ジャンはパンプに教えられた通りにもう一度壺に魔力を込めると壺が二つになった
「それだ!」
「凄いやパンプ!これはなんて言う魔法なんだい?」
「えーと、なになに?」
パンプは魔法図鑑を読み上げる
「バインって言う魔法だ」
「バインか、面白い魔法だね、他にどんな魔法があるの?」
「今調べる」
パンプは魔法図鑑のページをめくる
「ふふっ、二人とも楽しそうですね、でもなんでしょうこの胸騒ぎは」
ツイスターは精霊石に手を当ててアドロンを思う
「はぁ~、いざ行くとなるとちょっと複雑な気持ちになるなぁ」
アドロンはダルそうにカバンを持つ
「んなこと言ってもよ、行くしかないだろアドロン」
スカルドはアドロンの前を飛ぶ
「そうよお兄ちゃん、行かなきゃ駄目よ...だよなぁ、でもみんなになんて説明したらいいんだか」
アドロンは教室へ向かう
「スカルド、今日は俺のカバンの中に入っててくれ」
「おう、分かったぜ」
スカルドはアドロンのカバンの中に潜り込む
アドロンが教室のドアを開くとザル達の視線が一気にアドロンに向けられる
「おうアドロン、昨日はどうしたんだ?」
ザル学園アドロンに声をかける
「ちょっと用事があってな」
アドロンはそう答え自分の席に着く
(なんかいつもの教室どう雰囲気が違うな)
アドロンは教室を見渡す
(...!?どう言うことだ?)
アドロンは異変に気づく
そこには見覚えのない男がいた、男はジャンの席に座っていた
「どうしたんですか、アドロンさん?」
ウリエラが困惑したアドロンの顔を覗き込む
「あ、あいつは誰だ?」
アドロンは謎の男に指を差しながら聞く
「アドロンさん何言ってるんですか?リアさんじゃないですか」
ウリエラはクスッと笑いながら答える
「リア?昨日転校でもして来たのか?」
アドロンはウリエラに聞いたがウリエラはアドロンを心配するかのように見つめ始め、答える
「本当に大丈夫ですか?リアさんは最初から私達のクラスメイトじゃないですか」
「なんだと、俺はこんなやつ...そ、そうですよね、リアさん、ちゃんと分かってますよ」
(おい、ロア!邪魔するな)
(お兄ちゃん、ここは話に合わせておこうよ、何かおかしいよ)
(分かったよ、だからもう怯えないでくれ左目から涙が出そうだ)
(うん、分かった)
(よし、良い子だ)
「アドロンさん、保健室に行った方がよろしいのではないでしょうか」
ウリエラは本気で心配し始める
「あ、ああ、気にしないでくれ、ちょっと疲れてるだけだ、ハハッ」
アドロンは苦笑いする
朝のホームルームが始まり、ケンナリが日程を話している。しかし、アドロンは話に集中できない
(リアだ?一体何者なんだ?)
(とりあえず、ホームルームが終わったら話してみようよ)
(そうだな)
数分後
アドロンはカバンを持ち、リアの席まで行く
「あ、あのリアさん、ちょっと話したいことがあるので屋上まで来ていただけませんか」
「良いですよ」
リアはキラキラした目で答える
「...何アイツ」
一方その頃ジャン達は
パンプは魔法図鑑を読みながらジャンに何かを教えている
「ジャン!次はここをこうする」
「こうかな?」
ジャンは壺に魔力を込めるが何も起こらない
「違う!こうだよ!」
「こうか!」
ジャンはパンプに教えられた通りにもう一度壺に魔力を込めると壺が二つになった
「それだ!」
「凄いやパンプ!これはなんて言う魔法なんだい?」
「えーと、なになに?」
パンプは魔法図鑑を読み上げる
「バインって言う魔法だ」
「バインか、面白い魔法だね、他にどんな魔法があるの?」
「今調べる」
パンプは魔法図鑑のページをめくる
「ふふっ、二人とも楽しそうですね、でもなんでしょうこの胸騒ぎは」
ツイスターは精霊石に手を当ててアドロンを思う
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