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レイノルズの悪魔 南領へ行く
料理番のバスケット
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王宮にはいって一番はじめに知ったのは、令嬢は普通、自分のことを自分でしない、ということ。そして、使用人は普通、まるでいないもののように静かに主の側に控えていて、姿さえあまりみないし仮に見えても主や主の客人に、声をかけられてもいないのに話しかけたりはしないということだった。
「おそいじゃん、なにしてたのさ、あのメイド頭がダメダメっていうから、あたしひとりで荷物をはこんだんだからね!」
部屋の真ん中に陣取って、腕組みをしたままトリスがふくれている。
ほら、こんな風な子達ばかりでは、今後の公爵邸の先行きはとても不安だもの。
「バートから屋敷の案内をうけていたのよ。ここの作りは単純だけど、同じような景色の連続だから、部屋を見分ける方法をね?」
そう言って、さっき聞いた部屋の見分けかたを説明すると、トリスはふうん、と気のない返事をした。
「でもそれ多分、あんましあたしの役にたたないかも。あたし、使用人用の通路から出入りすることになったし。あっちはあんまり複雑じゃないからさ」
そう言うと、はこびこんであった服をトリスは広げ始めた。1枚1枚を丁寧に広げては、作りつけられたクローゼットにかけてゆく。
「お嬢さんはだまってみてて!扱いを間違うと、絹だからすぐ傷むししわになるの」
手伝おうとすると、忙しそうに手で追い払われた。
「お嬢さんは馬でも見てきてよ!やっとくし。それともなんか着替える?」
トリスに訊かれて、首を振った。
トリスはモンテッセリ洋裁店から戻ってきた日を境に、私に服を着付けてくれるようになった。曰く、
『お嬢さんが嫁き遅れて、変態とかじいさんのところに行かされたらこまる!』
だそう。私が結婚する予定なのは王子様なんだけど、でも、まあ、いいか。
ともかく、わたしの外見は驚くほど向上した。まるで普通の令嬢みたいだと、毎朝トリスに髪を鋤いてもらいながら考える。
人手があると、お風呂にもマメにはいれるようになって、髪も前のような油っぽさはなくて、さらさらしたブロンドだから、ちょっと結ってあるだけでも、おしゃれにみえた。
部屋を出て、階段を降りたところで先日レイノルズ邸にもきていた、リディア大叔母さまの侍女にあった。彼女は立ち止まって軽く頭をさげて、わたしが通りすぎるか話しかけるかするのを待ってくれていた。
「農園までは遠いのかしら、私の馬がいるはずなのですが」
恐る恐る声をかけると、
「銀の流星号でございましたら、こちらの屋敷の厩へ移しております、いらっしゃってすぐ、ご覧になれるようにとマリアテレサ様がおっしゃいましたので」
そう言って、階段の右奥の大きな扉を指した。
「お出掛けでしたら、奥の料理番からお茶菓子を受け取ってやってください、朝から張り切って焼いておりましたので」
なぜ料理番が張り切るのかわからないまま、私は奥への扉をひらいた。
そこには30人は食事ができるような広い食堂があり、きらびやかな装飾の燭台やシャンデリア、どっしりしたマントルピースが置かれている。そして、その奥の扉が開いて光が漏れているのがみえた。
「あの、どなたかいらっしゃいますか?」
声をかけると、奥からどすどすと足音が聞こえ、扉から白い制服がはちきれそうな、体格のいいメイドが飛び出してきた。
「あれあれ、これは公爵令嬢さま!」
そういってあたまをさげ、腰を折った。
「このようなところでお待たせして申し訳ありません、只今料理番を呼んで参ります」
そう言って、また扉のむこうへ駈けさっていった。そして、またばたばたと足音が聞こえてくる。
「お待たせして申し訳ございません!」
今度は中年の男性だ。帽子には銀色の羽に似せた飾りがつき、白い制服に同じ白のエプロンをつけた男性は、白っぽい藤でできたかごを差し出し、
「これは公爵令嬢さま!お会いできて光栄です!なんと、お可愛らしい…おひとりでさぞおさびしいでしょうな。これはつまらん田舎菓子ですが、お外遊びの供にしてくだされ!……厨房の皆に挨拶させてもかまいませんか?皆、公爵令嬢がおみえになるのをたのしみにしておりましたので!」
いっきに捲し立てて、わたしがバスケットをうけとって頷くのを確認すると、また奥へひっこんだ。
バスケットにいっぱいにつまっているのは、バターとバニラの香りのする、くろっぽいビスケットと、銀色のかんに入っているのは、あたたかいから紅茶だろうか。ひとりでは食べられない量だわ、やはりトリスを呼べば良かったなんておもっていると、どたばた足音がきこえてきて、
「ああ!本当にかわいい!」
「ちいさい!」
「お前のところの子供とおなじくらいじゃないか?」
「うちのは学校へあがったばかりだから、レディより少し大きいのよ」
「こんにちは、レディ、ご機嫌いかがスか?」
「嫌いなものはないですか、何が好きですか」
「チーフは怖い顔してますが、メシはうまいから安心ですよ!」
「顔は余計だろが」
口々にしゃべるのでわたしは圧倒されて、ついよろよろと2・3歩さがってしまう。
「あんたたち!もう黙んなさい!」
私の後ろにいつの間にかきていた、さっきの体格のいいメイドが大きな声を出し、
「申し訳ありません、ここにお住まいなのは奥様たちだけなので、小さな令嬢がいらしてくださって本当にうれしくて」
さっきの料理番が頭をさげた。
「わたしもお会いできてうれしいですわ。わたし、アイリスといいます。滞在中はご面倒をおかけしますが、どうぞよろしく」
あわせて腰をおってスカートをひき、会釈をすると、おお、と料理人たちは声をあげた。
「お行儀いい」
「かわいい」
「お前のところの」
「言わないでもわかるわよ」
と、また口々にはなしはじめるものの、メイドに睨まれて口をとじる。
「さあさ、レディはこのあとおそとに遊びにおいでるんだから!邪魔邪魔!持ち場にもどれ!」
料理番に促されて、料理人たちはもどっていった。
本格的にここでは私のことを、小さな子扱いらしい。おそとに遊びにって……
「おやつはあったかいうちに食べてくださいね。お茶が熱いのできをつけて。奥様たちがお帰りになったら、使いのものが呼びにきますからね」
メイドが私のためにドアをあけてくれたので、わたしはバスケットを抱えて再び廊下に出た。
「晩御飯は6時の予定ですが、もしおなかがすいたら先にきてもいいですよ、お茶をさしあげますからね」
と、メイドに言われて頷いた。
「ありがとう、いってまいります」
もう一度会釈して、廊下を歩いて出た。
「おそいじゃん、なにしてたのさ、あのメイド頭がダメダメっていうから、あたしひとりで荷物をはこんだんだからね!」
部屋の真ん中に陣取って、腕組みをしたままトリスがふくれている。
ほら、こんな風な子達ばかりでは、今後の公爵邸の先行きはとても不安だもの。
「バートから屋敷の案内をうけていたのよ。ここの作りは単純だけど、同じような景色の連続だから、部屋を見分ける方法をね?」
そう言って、さっき聞いた部屋の見分けかたを説明すると、トリスはふうん、と気のない返事をした。
「でもそれ多分、あんましあたしの役にたたないかも。あたし、使用人用の通路から出入りすることになったし。あっちはあんまり複雑じゃないからさ」
そう言うと、はこびこんであった服をトリスは広げ始めた。1枚1枚を丁寧に広げては、作りつけられたクローゼットにかけてゆく。
「お嬢さんはだまってみてて!扱いを間違うと、絹だからすぐ傷むししわになるの」
手伝おうとすると、忙しそうに手で追い払われた。
「お嬢さんは馬でも見てきてよ!やっとくし。それともなんか着替える?」
トリスに訊かれて、首を振った。
トリスはモンテッセリ洋裁店から戻ってきた日を境に、私に服を着付けてくれるようになった。曰く、
『お嬢さんが嫁き遅れて、変態とかじいさんのところに行かされたらこまる!』
だそう。私が結婚する予定なのは王子様なんだけど、でも、まあ、いいか。
ともかく、わたしの外見は驚くほど向上した。まるで普通の令嬢みたいだと、毎朝トリスに髪を鋤いてもらいながら考える。
人手があると、お風呂にもマメにはいれるようになって、髪も前のような油っぽさはなくて、さらさらしたブロンドだから、ちょっと結ってあるだけでも、おしゃれにみえた。
部屋を出て、階段を降りたところで先日レイノルズ邸にもきていた、リディア大叔母さまの侍女にあった。彼女は立ち止まって軽く頭をさげて、わたしが通りすぎるか話しかけるかするのを待ってくれていた。
「農園までは遠いのかしら、私の馬がいるはずなのですが」
恐る恐る声をかけると、
「銀の流星号でございましたら、こちらの屋敷の厩へ移しております、いらっしゃってすぐ、ご覧になれるようにとマリアテレサ様がおっしゃいましたので」
そう言って、階段の右奥の大きな扉を指した。
「お出掛けでしたら、奥の料理番からお茶菓子を受け取ってやってください、朝から張り切って焼いておりましたので」
なぜ料理番が張り切るのかわからないまま、私は奥への扉をひらいた。
そこには30人は食事ができるような広い食堂があり、きらびやかな装飾の燭台やシャンデリア、どっしりしたマントルピースが置かれている。そして、その奥の扉が開いて光が漏れているのがみえた。
「あの、どなたかいらっしゃいますか?」
声をかけると、奥からどすどすと足音が聞こえ、扉から白い制服がはちきれそうな、体格のいいメイドが飛び出してきた。
「あれあれ、これは公爵令嬢さま!」
そういってあたまをさげ、腰を折った。
「このようなところでお待たせして申し訳ありません、只今料理番を呼んで参ります」
そう言って、また扉のむこうへ駈けさっていった。そして、またばたばたと足音が聞こえてくる。
「お待たせして申し訳ございません!」
今度は中年の男性だ。帽子には銀色の羽に似せた飾りがつき、白い制服に同じ白のエプロンをつけた男性は、白っぽい藤でできたかごを差し出し、
「これは公爵令嬢さま!お会いできて光栄です!なんと、お可愛らしい…おひとりでさぞおさびしいでしょうな。これはつまらん田舎菓子ですが、お外遊びの供にしてくだされ!……厨房の皆に挨拶させてもかまいませんか?皆、公爵令嬢がおみえになるのをたのしみにしておりましたので!」
いっきに捲し立てて、わたしがバスケットをうけとって頷くのを確認すると、また奥へひっこんだ。
バスケットにいっぱいにつまっているのは、バターとバニラの香りのする、くろっぽいビスケットと、銀色のかんに入っているのは、あたたかいから紅茶だろうか。ひとりでは食べられない量だわ、やはりトリスを呼べば良かったなんておもっていると、どたばた足音がきこえてきて、
「ああ!本当にかわいい!」
「ちいさい!」
「お前のところの子供とおなじくらいじゃないか?」
「うちのは学校へあがったばかりだから、レディより少し大きいのよ」
「こんにちは、レディ、ご機嫌いかがスか?」
「嫌いなものはないですか、何が好きですか」
「チーフは怖い顔してますが、メシはうまいから安心ですよ!」
「顔は余計だろが」
口々にしゃべるのでわたしは圧倒されて、ついよろよろと2・3歩さがってしまう。
「あんたたち!もう黙んなさい!」
私の後ろにいつの間にかきていた、さっきの体格のいいメイドが大きな声を出し、
「申し訳ありません、ここにお住まいなのは奥様たちだけなので、小さな令嬢がいらしてくださって本当にうれしくて」
さっきの料理番が頭をさげた。
「わたしもお会いできてうれしいですわ。わたし、アイリスといいます。滞在中はご面倒をおかけしますが、どうぞよろしく」
あわせて腰をおってスカートをひき、会釈をすると、おお、と料理人たちは声をあげた。
「お行儀いい」
「かわいい」
「お前のところの」
「言わないでもわかるわよ」
と、また口々にはなしはじめるものの、メイドに睨まれて口をとじる。
「さあさ、レディはこのあとおそとに遊びにおいでるんだから!邪魔邪魔!持ち場にもどれ!」
料理番に促されて、料理人たちはもどっていった。
本格的にここでは私のことを、小さな子扱いらしい。おそとに遊びにって……
「おやつはあったかいうちに食べてくださいね。お茶が熱いのできをつけて。奥様たちがお帰りになったら、使いのものが呼びにきますからね」
メイドが私のためにドアをあけてくれたので、わたしはバスケットを抱えて再び廊下に出た。
「晩御飯は6時の予定ですが、もしおなかがすいたら先にきてもいいですよ、お茶をさしあげますからね」
と、メイドに言われて頷いた。
「ありがとう、いってまいります」
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