21 / 130
二章 失った者達と生人の秘密
20話 言葉の裏には針千本
しおりを挟む
「へぇ……田所さんってこういう車乗るんですね」
「いやこれ自分のじゃないけど」
「え?」
「知り合いのちょっとパクってきた。だって自分と生人ちゃんの会話が悪の組織の人に盗聴されちゃうかもしれないし」
その冗談めかせた言い方に、彼は僕をからかっているのだろうと感じた。
「僕がヒーロー好きだからってからかってます?」
僕はムスッとした少し怒りを顔に見せる。実際には怒ってはいないが、あくまで冗談の範疇として。
「ははは。悪かったよ。ただこれが自分の車じゃないのはホントね。レンタルだから」
「まぁ嘘ではないですね」
彼に言葉で手玉に取られて遊ばれたような気がしたが、僕はこれも彼なりのコミュニケーションだと思うことにした。
雑談は程々にして、僕が助手席に乗ると彼はアクセルを踏み、この車はラーメン屋まで向かうのだった。
「そういえば生人ちゃんって、どうしてDOに入ろうと思ったの?」
車を走らせている最中、田所さんがこちらに話しかけてくる。
「あれ? 言いませんでしたっけ? ヒーローになるためだって」
「あぁ、ごめんごめん。そうじゃなくて、ここに入るきっかけとかだったり経緯だったりを聞きたくてね。やっぱりお父さん経由だったりするの?」
僕はDOに入る前の、中学生の頃を思い返す。
当時は今よりも更にヒーローになりたいという願望が強くなっており、ダンジョン配信がしたい。みんなの役に立ちたいとわがままを言って父さんを困らせたものだった。
「父さんは僕がDOに入るのは反対でしたね。何が起こるか分からないし、危険だし」
「でも結局は賛成してくれたんでしょ? よく説得できたね」
「半ば強引にですけどね。高校生になってからっていうのと、弱いサタンが多いダンジョンで体を慣らしてからっていう条件で許してもらえました」
何ヶ月も駄々をこねて粘って、父さんはようやく条件付きで僕の入隊を許してくれた。絶対に死なないという条件をつけて。
僕はあの時は本当に無茶を言ってしまったなぁと今にもなって反省する。
「それにしても、よくランストの適性があったね。あれって結構低確率でしょ」
「僕も父さんも正直適性があるとは思ってませんでしたけど、美咲さんの勧めでやってみたら適性があったんですよ」
「美咲さんが? そういえば生人ちゃんってあの人とは知り合いだったの?」
美咲さんの名前を出すと、彼はそれに反応を示した。彼女に対して個人的な興味や関心などがあるのだろうか?
「今の父さんの昔からの知り合いで、小さい頃はよく遊んでもらってました」
「へぇー……あの人にそんな一面が……ん? "今の"父さん?」
「あっ……」
僕は当時の事を思い返してたせいかつい口を滑らせてしまい、父さんに"今の"という含みのある形容詞をつけてしまった。
「あぁごめんごめんそういうことね。自分、災厄の日以前からDOにいるから何となく事情は察しがついたわ。余計なこと言っちゃってごめんね」
「いえいえ大丈夫です。そんなに気にすることでもないので」
僕は災厄の日に両親がサタンに殺されて、今の父さんに引き取られた。きっと田所さんは当時から指揮官を務めていた父さんから、世間話として息子ができたとか聞いていたのだろう。
若干空気が気まずくなってしまったが、それとほぼ同時にラーメン屋に着いてくれたおかげで空気が切り替わってくれる。
僕達は車から降りてあまり混んでいないラーメン屋に入る。
「あまり混んでないみたいですね」
僕は店内を軽く見渡した。入り口には券売機が置いてあり、机やテーブルは木で作られていた。
「知る人ぞ知るって場所なんだよここは。でも味は保証するよ? 食べ盛りの男の子ならきっと気にいるから」
彼は自信たっぷりに宣言し、財布を取り出し万札を券売機の中に入れた。
「ほい。好きなもの選んでいいよ」
彼は券売機の前から退き、先に僕に好きなように選ばせてくれた。僕はお言葉に甘えてメニューの中から好きなものを選ぶ。
選んだのはここのイチオシらしいうずらの卵とチャーシュー。それに海苔が乗っているラーメン。それと唐揚げと餃子とライスのボタンを押し券を取る。
「結構頼むね……いや、別に全然良いんだけどさ。食べ切れるその量?」
「はいもちろん! 食べるのは大好きですから!」
僕は体は小さいが、クラスの男子の中ではよく食べる方になる。きっと日頃から動いているのでそのせいだろう。
「若いっていいねぇ。自分はこれくらいにしとこ」
彼は僕と同じラーメンに、うずらの卵のトッピングをつけた僕よりも少ない量にしていた。
僕達は店員さんにテーブル席に案内され、店員さんは氷の入った水をくれる。
「麺の硬さ、味の濃さ、油の量はどうしますか?」
店員さんは券を受け取り、僕達にラーメンの味の調整などについて聞いてくる。
「んー、自分は硬め普通少なめで」
「僕は普通濃いめ多めでお願いします」
「かしこまりました」
僕達からの返答を受け取り店員さんは厨房へと下がって行く。
「味濃いめ油多めって、大丈夫? ここ結構味とか濃い系だよ?」
田所さんがマジかよ……と、僕の方を若干引いた目で見てくる。彼くらいの年齢、つまり三十代半ばくらいになると味が濃かったり油が多いのは苦手になってたりするのだろう。
だが高校一年。青春真っ只中の育ち盛りな僕にとってはこれくらいが丁度良かった。
五分もしないうちに料理が運ばれてくる。二つのラーメンに、焼け目がくっきりついた餃子。醤油で味付けしたと思われる茶色の唐揚げ。そして純白の米が敷き詰められたライスが運ばれてきた。
「いただきます」
「いただきます!」
僕達は手を合わせ目の前の料理を食べ始める。
ラーメンは味が濃いが、それが太い麺とマッチしていて美味しく、餃子はパリッとしていて僕の好みの感じだった。唐揚げは外がカリッとしている反面中は柔らかく、これも中々美味しい。
ラーメンに乗っているうずらやほうれん草。それに海苔も別々に互いを邪魔せずに味を主張していて良かった。
「良い食べっぷりだな。昨日大怪我したって聞いたから心配したけど、杞憂だったみたいだな」
田所さんがラーメンを啜りながら、唐揚げを小さな口一杯に頬張る僕に話しかけてくる。
昨日の怪我の件だった。そういえば彼だけはその場にいなかった。事情を詳しく知らないから気になっていたのだろう。
僕は口の中の物を飲み込んでから口を開く。
「怪我っていうか、多分風斗さんの見間違えだと思いますよ。いや僕自身も記憶がないですけど。それでも今こうやって元気なんですしそれが何よりの証拠ですよ」
普通に考えて重傷を負った怪我人が翌日にこんな量を食べれるなんて考えられない。風斗さんの見たと言われる、エックスが僕の胸を貫いたということは今の僕のこの食べっぷりが否定していた。
「そうだな。きっとあいつも疲れていたんだよ。悪気はなかったと思うし許してやってくれ」
「別にいいですよ。間違いは誰にでもありますし、そんなことに怒っていたらヒーローになれませんから」
ヒーローどうこうというより、僕は正直そこまで気にしていなかった。
それから僕は全ての料理を平らげて、田所さんにお礼を言ってこのお店を二人で出るのだった。
「ご馳走様です」
「どういたしまして。お礼と言ったらちょっと悪いかもしれないけど、一つ頼み事してもいい?」
車に乗り込む際に、田所さんが若干申し訳なさそうにしながら頼み事をしていいかと聞いてきた。
「頼み事ですか? 僕にできる範囲なら何でもしますけど」
「何でも……じゃあ今から自分と一緒にあるダンジョンに行かないか?」
「いやこれ自分のじゃないけど」
「え?」
「知り合いのちょっとパクってきた。だって自分と生人ちゃんの会話が悪の組織の人に盗聴されちゃうかもしれないし」
その冗談めかせた言い方に、彼は僕をからかっているのだろうと感じた。
「僕がヒーロー好きだからってからかってます?」
僕はムスッとした少し怒りを顔に見せる。実際には怒ってはいないが、あくまで冗談の範疇として。
「ははは。悪かったよ。ただこれが自分の車じゃないのはホントね。レンタルだから」
「まぁ嘘ではないですね」
彼に言葉で手玉に取られて遊ばれたような気がしたが、僕はこれも彼なりのコミュニケーションだと思うことにした。
雑談は程々にして、僕が助手席に乗ると彼はアクセルを踏み、この車はラーメン屋まで向かうのだった。
「そういえば生人ちゃんって、どうしてDOに入ろうと思ったの?」
車を走らせている最中、田所さんがこちらに話しかけてくる。
「あれ? 言いませんでしたっけ? ヒーローになるためだって」
「あぁ、ごめんごめん。そうじゃなくて、ここに入るきっかけとかだったり経緯だったりを聞きたくてね。やっぱりお父さん経由だったりするの?」
僕はDOに入る前の、中学生の頃を思い返す。
当時は今よりも更にヒーローになりたいという願望が強くなっており、ダンジョン配信がしたい。みんなの役に立ちたいとわがままを言って父さんを困らせたものだった。
「父さんは僕がDOに入るのは反対でしたね。何が起こるか分からないし、危険だし」
「でも結局は賛成してくれたんでしょ? よく説得できたね」
「半ば強引にですけどね。高校生になってからっていうのと、弱いサタンが多いダンジョンで体を慣らしてからっていう条件で許してもらえました」
何ヶ月も駄々をこねて粘って、父さんはようやく条件付きで僕の入隊を許してくれた。絶対に死なないという条件をつけて。
僕はあの時は本当に無茶を言ってしまったなぁと今にもなって反省する。
「それにしても、よくランストの適性があったね。あれって結構低確率でしょ」
「僕も父さんも正直適性があるとは思ってませんでしたけど、美咲さんの勧めでやってみたら適性があったんですよ」
「美咲さんが? そういえば生人ちゃんってあの人とは知り合いだったの?」
美咲さんの名前を出すと、彼はそれに反応を示した。彼女に対して個人的な興味や関心などがあるのだろうか?
「今の父さんの昔からの知り合いで、小さい頃はよく遊んでもらってました」
「へぇー……あの人にそんな一面が……ん? "今の"父さん?」
「あっ……」
僕は当時の事を思い返してたせいかつい口を滑らせてしまい、父さんに"今の"という含みのある形容詞をつけてしまった。
「あぁごめんごめんそういうことね。自分、災厄の日以前からDOにいるから何となく事情は察しがついたわ。余計なこと言っちゃってごめんね」
「いえいえ大丈夫です。そんなに気にすることでもないので」
僕は災厄の日に両親がサタンに殺されて、今の父さんに引き取られた。きっと田所さんは当時から指揮官を務めていた父さんから、世間話として息子ができたとか聞いていたのだろう。
若干空気が気まずくなってしまったが、それとほぼ同時にラーメン屋に着いてくれたおかげで空気が切り替わってくれる。
僕達は車から降りてあまり混んでいないラーメン屋に入る。
「あまり混んでないみたいですね」
僕は店内を軽く見渡した。入り口には券売機が置いてあり、机やテーブルは木で作られていた。
「知る人ぞ知るって場所なんだよここは。でも味は保証するよ? 食べ盛りの男の子ならきっと気にいるから」
彼は自信たっぷりに宣言し、財布を取り出し万札を券売機の中に入れた。
「ほい。好きなもの選んでいいよ」
彼は券売機の前から退き、先に僕に好きなように選ばせてくれた。僕はお言葉に甘えてメニューの中から好きなものを選ぶ。
選んだのはここのイチオシらしいうずらの卵とチャーシュー。それに海苔が乗っているラーメン。それと唐揚げと餃子とライスのボタンを押し券を取る。
「結構頼むね……いや、別に全然良いんだけどさ。食べ切れるその量?」
「はいもちろん! 食べるのは大好きですから!」
僕は体は小さいが、クラスの男子の中ではよく食べる方になる。きっと日頃から動いているのでそのせいだろう。
「若いっていいねぇ。自分はこれくらいにしとこ」
彼は僕と同じラーメンに、うずらの卵のトッピングをつけた僕よりも少ない量にしていた。
僕達は店員さんにテーブル席に案内され、店員さんは氷の入った水をくれる。
「麺の硬さ、味の濃さ、油の量はどうしますか?」
店員さんは券を受け取り、僕達にラーメンの味の調整などについて聞いてくる。
「んー、自分は硬め普通少なめで」
「僕は普通濃いめ多めでお願いします」
「かしこまりました」
僕達からの返答を受け取り店員さんは厨房へと下がって行く。
「味濃いめ油多めって、大丈夫? ここ結構味とか濃い系だよ?」
田所さんがマジかよ……と、僕の方を若干引いた目で見てくる。彼くらいの年齢、つまり三十代半ばくらいになると味が濃かったり油が多いのは苦手になってたりするのだろう。
だが高校一年。青春真っ只中の育ち盛りな僕にとってはこれくらいが丁度良かった。
五分もしないうちに料理が運ばれてくる。二つのラーメンに、焼け目がくっきりついた餃子。醤油で味付けしたと思われる茶色の唐揚げ。そして純白の米が敷き詰められたライスが運ばれてきた。
「いただきます」
「いただきます!」
僕達は手を合わせ目の前の料理を食べ始める。
ラーメンは味が濃いが、それが太い麺とマッチしていて美味しく、餃子はパリッとしていて僕の好みの感じだった。唐揚げは外がカリッとしている反面中は柔らかく、これも中々美味しい。
ラーメンに乗っているうずらやほうれん草。それに海苔も別々に互いを邪魔せずに味を主張していて良かった。
「良い食べっぷりだな。昨日大怪我したって聞いたから心配したけど、杞憂だったみたいだな」
田所さんがラーメンを啜りながら、唐揚げを小さな口一杯に頬張る僕に話しかけてくる。
昨日の怪我の件だった。そういえば彼だけはその場にいなかった。事情を詳しく知らないから気になっていたのだろう。
僕は口の中の物を飲み込んでから口を開く。
「怪我っていうか、多分風斗さんの見間違えだと思いますよ。いや僕自身も記憶がないですけど。それでも今こうやって元気なんですしそれが何よりの証拠ですよ」
普通に考えて重傷を負った怪我人が翌日にこんな量を食べれるなんて考えられない。風斗さんの見たと言われる、エックスが僕の胸を貫いたということは今の僕のこの食べっぷりが否定していた。
「そうだな。きっとあいつも疲れていたんだよ。悪気はなかったと思うし許してやってくれ」
「別にいいですよ。間違いは誰にでもありますし、そんなことに怒っていたらヒーローになれませんから」
ヒーローどうこうというより、僕は正直そこまで気にしていなかった。
それから僕は全ての料理を平らげて、田所さんにお礼を言ってこのお店を二人で出るのだった。
「ご馳走様です」
「どういたしまして。お礼と言ったらちょっと悪いかもしれないけど、一つ頼み事してもいい?」
車に乗り込む際に、田所さんが若干申し訳なさそうにしながら頼み事をしていいかと聞いてきた。
「頼み事ですか? 僕にできる範囲なら何でもしますけど」
「何でも……じゃあ今から自分と一緒にあるダンジョンに行かないか?」
0
お気に入りに追加
22
あなたにおすすめの小説

現代にダンジョンが現れたので、異世界人とパーティ組んでみた
立風館幻夢/夜野一海
ファンタジー
世界を研究する「普通」の女子大学院生、「猪飼瑠璃(いかいるり)」、彼女は異世界人と友達になることを夢見て、日々研究に勤しんでいた。
ある日、いつものように大学院に向かっている最中、大地震に巻き込まれる。
……揺れが収まり、辺りを見ると、得体のしれないモンスターと猫獣人が現れた!?
あたふたしているうちに、瑠璃はダンジョンの中へと迷い込んでしまう。
その中で、エルフの少女、吸血鬼の少女、サキュバスの女性、ドワーフの男性と出会い、彼らとパーティを組むことになり……。
※男性キャラも数人登場しますが、主人公及びヒロインに恋愛感情はありません。
※小説家になろう、カクヨムでも更新中

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松本は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

【マスクドダンジョン】仮面で顔を隠しながらダンジョン配信をしていくと、仮面の少女とヒーローユニットを組む事になり無双する
burazu
ファンタジー
ある日、突如世界中にダンジョンが現れ、そのダンジョンへ配信者達が行き、ダンジョン配信が流行し始めた。
そのダンジョン配信が流行っている中、高校生の暁駿(あかつきしゅん)は偶然迷い込んだダンジョンである仮面を手に入れる。
その仮面はただの仮面ではなく強力な力を得てダンジョン内のモンスターを倒していく。
その力を得たことをきっかけに駿はダンジョンプリズマーを名乗りダンジョン配信者として活動する事になる。そして別の仮面の少女を助ける事でヒーローユニットを組む事になる。
【マスクドダンジョン】というユニット名で活動する事になり少女はホワイトペインターを名乗り配信者コンビとして奮闘していくのだ。
※この作品は小説家になろう、エブリスタ、カクヨム、ノベルアッププラスでも投稿しています。

底辺動画主、配信を切り忘れてスライムを育成していたらバズった
椎名 富比路
ファンタジー
ダンジョンが世界じゅうに存在する世界。ダンジョン配信業が世間でさかんに行われている。
底辺冒険者であり配信者のツヨシは、あるとき弱っていたスライムを持ち帰る。
ワラビと名付けられたスライムは、元気に成長した。
だがツヨシは、うっかり配信を切り忘れて眠りについてしまう。
翌朝目覚めると、めっちゃバズっていた。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※毎週、月、水、金曜日更新
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
※追放要素、ざまあ要素は第二章からです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる