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3章 暗躍
3-4 教会Ⅰ
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アルベルトが目指したのは地下だ。教会に入ってすぐに階段を見つけ、さっさと下りていった。そのすぐ後ろをシャルロッテが追う。
こうして誰にも見つからずに地下通路へと入った2人は、見た。通路の両端に並んだ鉄格子を。そして、自分たちと同じ歳くらいの少年が、通路から鉄格子に腕を突っ込んでいるのを。
「……ルーイン?」
アルベルトは声をかけた。それに振り向いた少年の目は虚ろで、視点が定まっていない。
「何してるんだ、ルーイン。地下牢なんかに何の用だ?」
改めて尋ねたアルベルト。だが、ルーインは答えない。
「牢に腕を入れて、何をしていた?」
アルベルトは質問を続けながら、歩を進めた。ルーインの方へ。ルーインが何かしていた牢の方へ。
「危ない!」
シャルロッテが声を上げるより早く、アルベルトは前に跳んでいた。先ほどまでいた場所に、水の竜巻ができている。
(魔法か……? いや、違う。これは——)
転がって体勢を整えながらそこまで考えた時、視界に牢の中が映った。そこには少女が倒れている。
(……死んでる。精霊による絞殺だな。ルーインがやったのか)
瞬時にそう理解し、アルベルトは駆けた。シャルロッテがいる方へと。
「ルーインを正気に戻す。時間を稼いでくれ、シャッテ!」
「分かった!」
シャルロッテは答えながら、すらりと剣を抜く。そして、アルベルトとすれ違いざま呪文を唱えて補助魔法を発動させた。
ルーインは一歩も動かず、静かに告げる。
「やれ、水の精」
下から水が吹き上がり、シャルロッテの前で壁となった。触れた者を呑み込むそれは、魔力を込めた剣の一閃で消失する。
そのまま踏み込むシャルロッテ。左右に大きな水の玉が発生し、彼女へ迫る。
「くっ」
右脚を軸に回転し、水の玉を斬った。その時には上から、渦巻く水が押し寄せている。
間髪入れぬ攻撃の連続。シャルロッテはどうにか対応し、ことごとく消失させていった。
後ろのアルベルトは、複雑な魔法を使うために集中している。練り上げられている魔力と閉じられた瞳からそれが分かり、苦笑した。
(私の腕を信用しすぎよ。稽古していることは話してないのに)
いや、アルベルトのことだ。男装ついでとはいえ帯剣しているのを見て、複数の魔獣を倒したことを察したのだろう。それほどの腕があれば確実に時間を稼げると踏んでいるのだ。
(やってやるわ!)
そうしてシャルロッテは、繰り出される精霊の攻撃を斬り続けた。いよいよ補助魔法の効果が切れかかった時、ついにアルベルトが呪文を唱える。
「術式同時展開。補助の書2節、24節、55節、火の書3節、10節、34節! かの者を蝕むものを焼け、燃やせ、散らせ!」
その魔法はルーインに直撃し、赤い炎が彼を覆った。
「え、これ大丈夫なの?」
思わず尋ねたシャルロッテに、アルベルトは平然と答える。
「分からない」
「えー……」
「ぶっつけだからな」
そう話している間に炎は収まった。ルーインは、炎に包まれていたのが嘘のように、見た目に何の変化も無い。ただ、その目は光を取り戻していた。
「……来るなって書いたのに。このバカ王子」
「誰がバカだ、このバカ精霊使い」
「バカって言う方がバカなんだ」
「先にバカって言ったのはお前だろ!」
「とにかく! とっとと教会から出ていけ!」
焦燥感を隠しもせずに、ルーインはそう言った。
アルベルトは肩を竦める。
「何が起こってるのか確かめねーことには出ていけねーな。って訳で、さっさと話せ、ルーイン」
「嫌だ。ってか、助けてなんて頼んでないのに、めちゃくちゃな魔法を使いやがって。同時展開とか訳分からないぞ」
「何がめちゃくちゃだ。複数の属性に適性があれば誰だって使えるぜ」
「嘘だ! 使ってる人見たこと無い!」
「……まあ、コツが要るのは確かだけどな。組み合わせとか呪文とか。何なら教えてやろうか?」
「そんな場合かよ。さっさと逃げろって言ってるのに」
「お前がかけられてた魔法、違う魔法だろ? やっぱり存在してたんだな」
「ああもう、このバカ王子。だから来るなって書いたんだ。それを知ったら消されるぞ」
「大丈夫だ。今日は護衛を連れて来てる」
◇
遥か昔、神は地上に6冊の魔法書をもたらした。それ即ち、火の書、雷の書、氷の書、補助の書、防御の書、治癒の書。
この魔法書——〈神の魔法書〉から力を引き出すのが魔法である。
〈神の魔法書〉は教会で厳重に保管されており、学園などで手に入る魔法書は「写し」だ。
詠唱することによって魔法は発動するが、予め自分の魔力を操って練り上げておかなければ完成しない。陶器を作るには焼く前に形を作らなければならないのと同じように。
そのような話を教会の説法で聞いた後、アルベルトは呟いた。
「魔法の有効範囲って、どこまでなんだろうな」
その声に、たまたま隣にいたルーインが反応する。
「世界中どこでも使えるんじゃないか? 何しろ神がもたらしたものだ」
これが2人の出会いだった。13歳の冬である。
怪訝そうな顔のアルベルトに、ルーインは補足した。
「魔法書が保管されてる教会はレリーシャ皇国にある総本山だけど、そこからずっと遠い国の僻地でも魔法が使えるらしいし」
「でも、帝国は信仰してる神が違うだろ? もしかしたら帝国の魔法って、この国とは違うんじゃないかと思ってさ」
「変なこと言う奴だなぁ。魔法は魔法だよ」
「信仰している神は同じだぞ、ガキども」
説法を聞きに来ていたおじさんが割って入った。
「教義が違って、神の名前も違っているが、結局同じ神なんだよ」
彼はそう言い残して立ち去る。
それを見送って、アルベルトとルーインは顔を見合わせた。
「……じゃあ、違う魔法なんて無いのか?」
「だから、魔法は魔法だってば」
「なんか納得いかねー」
◇
「それで、ルーイン。お前はこんな面白いことを俺に隠すつもりだったのか? 違う魔法があるんじゃねーかって言ったのは俺なのに」
「知ったら消されるって言ってるだろ!」
「消されるものか。不良王子とその護衛を舐めるな」
アルベルトはそう言って、不敵な笑みを浮かべた。
その時。
カツン。
通路の奥から靴音がした。
カツン。カツン。
ゆっくりと、等間隔で近付いてくる。優し気な笑みをたたえた男だ。
「……神官が来ちまった」
ルーインが絶望的な声を出した。同時に神官は立ち止まり、呆れたような顔をする。
「ルーイン、彼らを逃がそうとしても無駄ですよ。会話は全て聞こえていましたから」
「……」
悔しそうな顔をするルーイン。その隣で、アルベルトは神官を睨みつけた。
「随分と自信があるみたいだな? 俺の護衛は、ルーインの猛攻を捌き切るほどの凄腕だ。それを分かった上で——」
「ええ、もちろん。分かった上で、あなた方を殺せるつもりでいますよ、私は。あなた方を生きて帰したくはありませんから」
「知られたら困ることだらけだもんな。ルーインを妙な魔法で操ったり」
「言葉を濁さなくて結構ですよ。ルーインには精神操作の魔法をかけ、地下牢に捕えた罪人を処刑させました。以前は別の精霊使いにさせていたのですが、死んでしまいましてね」
それは神官の権限を逸脱していた。本来は、捕えた罪人を騎士団に引き渡さなければならない。勝手に処刑するなどもってのほかだ。
「よくもまあ、今まで俺に気付かれずにやってたものだな」
「いえいえ、あなたがここに来るようになってからは捕えるだけにとどめていました。しかし、牢の空きが無くなってきまして。……そもそも王子がこんな所に来るのがおかしいのですよ。こんな、街はずれの薄汚い教会に」
「貴族街の教会は堅苦しいんだ。俺にはここの方が合ってる。ところで、何で精霊使いに処刑させるんだ? 秘匿するなら自分でやった方が良いだろ」
「神官として、手を汚したくないんですよ」
「どの口が」
「さて、そろそろ消えてもらいましょうか」
「まあ待てよ。魔法書を使わない魔法について知りたいんだ。教えてくれよ」
「……良いでしょう。どうせ始末するので、何を知られようと構いません」
神官は長年、抱えている秘密を喋る機会を求めていた。だから、これ幸いに話し始めた。
こうして誰にも見つからずに地下通路へと入った2人は、見た。通路の両端に並んだ鉄格子を。そして、自分たちと同じ歳くらいの少年が、通路から鉄格子に腕を突っ込んでいるのを。
「……ルーイン?」
アルベルトは声をかけた。それに振り向いた少年の目は虚ろで、視点が定まっていない。
「何してるんだ、ルーイン。地下牢なんかに何の用だ?」
改めて尋ねたアルベルト。だが、ルーインは答えない。
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「分かった!」
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ルーインは一歩も動かず、静かに告げる。
「やれ、水の精」
下から水が吹き上がり、シャルロッテの前で壁となった。触れた者を呑み込むそれは、魔力を込めた剣の一閃で消失する。
そのまま踏み込むシャルロッテ。左右に大きな水の玉が発生し、彼女へ迫る。
「くっ」
右脚を軸に回転し、水の玉を斬った。その時には上から、渦巻く水が押し寄せている。
間髪入れぬ攻撃の連続。シャルロッテはどうにか対応し、ことごとく消失させていった。
後ろのアルベルトは、複雑な魔法を使うために集中している。練り上げられている魔力と閉じられた瞳からそれが分かり、苦笑した。
(私の腕を信用しすぎよ。稽古していることは話してないのに)
いや、アルベルトのことだ。男装ついでとはいえ帯剣しているのを見て、複数の魔獣を倒したことを察したのだろう。それほどの腕があれば確実に時間を稼げると踏んでいるのだ。
(やってやるわ!)
そうしてシャルロッテは、繰り出される精霊の攻撃を斬り続けた。いよいよ補助魔法の効果が切れかかった時、ついにアルベルトが呪文を唱える。
「術式同時展開。補助の書2節、24節、55節、火の書3節、10節、34節! かの者を蝕むものを焼け、燃やせ、散らせ!」
その魔法はルーインに直撃し、赤い炎が彼を覆った。
「え、これ大丈夫なの?」
思わず尋ねたシャルロッテに、アルベルトは平然と答える。
「分からない」
「えー……」
「ぶっつけだからな」
そう話している間に炎は収まった。ルーインは、炎に包まれていたのが嘘のように、見た目に何の変化も無い。ただ、その目は光を取り戻していた。
「……来るなって書いたのに。このバカ王子」
「誰がバカだ、このバカ精霊使い」
「バカって言う方がバカなんだ」
「先にバカって言ったのはお前だろ!」
「とにかく! とっとと教会から出ていけ!」
焦燥感を隠しもせずに、ルーインはそう言った。
アルベルトは肩を竦める。
「何が起こってるのか確かめねーことには出ていけねーな。って訳で、さっさと話せ、ルーイン」
「嫌だ。ってか、助けてなんて頼んでないのに、めちゃくちゃな魔法を使いやがって。同時展開とか訳分からないぞ」
「何がめちゃくちゃだ。複数の属性に適性があれば誰だって使えるぜ」
「嘘だ! 使ってる人見たこと無い!」
「……まあ、コツが要るのは確かだけどな。組み合わせとか呪文とか。何なら教えてやろうか?」
「そんな場合かよ。さっさと逃げろって言ってるのに」
「お前がかけられてた魔法、違う魔法だろ? やっぱり存在してたんだな」
「ああもう、このバカ王子。だから来るなって書いたんだ。それを知ったら消されるぞ」
「大丈夫だ。今日は護衛を連れて来てる」
◇
遥か昔、神は地上に6冊の魔法書をもたらした。それ即ち、火の書、雷の書、氷の書、補助の書、防御の書、治癒の書。
この魔法書——〈神の魔法書〉から力を引き出すのが魔法である。
〈神の魔法書〉は教会で厳重に保管されており、学園などで手に入る魔法書は「写し」だ。
詠唱することによって魔法は発動するが、予め自分の魔力を操って練り上げておかなければ完成しない。陶器を作るには焼く前に形を作らなければならないのと同じように。
そのような話を教会の説法で聞いた後、アルベルトは呟いた。
「魔法の有効範囲って、どこまでなんだろうな」
その声に、たまたま隣にいたルーインが反応する。
「世界中どこでも使えるんじゃないか? 何しろ神がもたらしたものだ」
これが2人の出会いだった。13歳の冬である。
怪訝そうな顔のアルベルトに、ルーインは補足した。
「魔法書が保管されてる教会はレリーシャ皇国にある総本山だけど、そこからずっと遠い国の僻地でも魔法が使えるらしいし」
「でも、帝国は信仰してる神が違うだろ? もしかしたら帝国の魔法って、この国とは違うんじゃないかと思ってさ」
「変なこと言う奴だなぁ。魔法は魔法だよ」
「信仰している神は同じだぞ、ガキども」
説法を聞きに来ていたおじさんが割って入った。
「教義が違って、神の名前も違っているが、結局同じ神なんだよ」
彼はそう言い残して立ち去る。
それを見送って、アルベルトとルーインは顔を見合わせた。
「……じゃあ、違う魔法なんて無いのか?」
「だから、魔法は魔法だってば」
「なんか納得いかねー」
◇
「それで、ルーイン。お前はこんな面白いことを俺に隠すつもりだったのか? 違う魔法があるんじゃねーかって言ったのは俺なのに」
「知ったら消されるって言ってるだろ!」
「消されるものか。不良王子とその護衛を舐めるな」
アルベルトはそう言って、不敵な笑みを浮かべた。
その時。
カツン。
通路の奥から靴音がした。
カツン。カツン。
ゆっくりと、等間隔で近付いてくる。優し気な笑みをたたえた男だ。
「……神官が来ちまった」
ルーインが絶望的な声を出した。同時に神官は立ち止まり、呆れたような顔をする。
「ルーイン、彼らを逃がそうとしても無駄ですよ。会話は全て聞こえていましたから」
「……」
悔しそうな顔をするルーイン。その隣で、アルベルトは神官を睨みつけた。
「随分と自信があるみたいだな? 俺の護衛は、ルーインの猛攻を捌き切るほどの凄腕だ。それを分かった上で——」
「ええ、もちろん。分かった上で、あなた方を殺せるつもりでいますよ、私は。あなた方を生きて帰したくはありませんから」
「知られたら困ることだらけだもんな。ルーインを妙な魔法で操ったり」
「言葉を濁さなくて結構ですよ。ルーインには精神操作の魔法をかけ、地下牢に捕えた罪人を処刑させました。以前は別の精霊使いにさせていたのですが、死んでしまいましてね」
それは神官の権限を逸脱していた。本来は、捕えた罪人を騎士団に引き渡さなければならない。勝手に処刑するなどもってのほかだ。
「よくもまあ、今まで俺に気付かれずにやってたものだな」
「いえいえ、あなたがここに来るようになってからは捕えるだけにとどめていました。しかし、牢の空きが無くなってきまして。……そもそも王子がこんな所に来るのがおかしいのですよ。こんな、街はずれの薄汚い教会に」
「貴族街の教会は堅苦しいんだ。俺にはここの方が合ってる。ところで、何で精霊使いに処刑させるんだ? 秘匿するなら自分でやった方が良いだろ」
「神官として、手を汚したくないんですよ」
「どの口が」
「さて、そろそろ消えてもらいましょうか」
「まあ待てよ。魔法書を使わない魔法について知りたいんだ。教えてくれよ」
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※長編版をご希望下さり、本当にありがとうございます<(_ _)>
既に書き終えた物な為、激しく拙いですが特に手直し他はしていません。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※小説家になろう様にも掲載させていただいています。
※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。
※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております。
※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。
※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。
※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。
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