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突然の婚約破棄からそれは始まった
二つの思惑
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「殿下、よろしいでしょうか?」
随分、長い間、待たされた。警務省の長官であるレイモンドは、豪華な王宮の一室でマリエル王太子を待ち続けていた。
「それで、エレーヌの行方がつかめたというのか」
王太子は座り心地のよいソファーにどかりと座り、ふんぞり返りながら足を組む。
「はい。彼女は隣国のアーノルド第三王子と共に過ごしているようです」
「ふん」
王太子は、不服そうに鼻を鳴らす。
「それで、その男の愛人にでもなり下がったのか」
「その可能性は低そうです」
レイモンドは、すぐにそれは否定し、話題を変えた。
「それで……、本日お伺いしましたのは、例の横領の件にございます 」
「ああ、エレーヌが貴重な国費を浪費していた証拠は順調に集まっているのか?」
「ええ、もちろんです。捜査は着々と進んでおります。あとは、彼女が浪費した証人を集めるだけとなっております」
「俺が提出した書類も証拠として認められるんだな」
「もちろんにございます」
「そうか、よくやった。レイモンド」
「お褒めに預かり、光栄にございます。殿下」
マリエルはうむと大きく頷くと、レイモンドは口元に薄く含み笑いを浮かべる。
「それで、殿下のほうからお話があるとのことでしたが」
「ああ、これを見ろ」
マリエルが差し出したのは、婚約パーティーの招待状に対する隣国からの返事だ。
それを受け取り、ざっと書面に目を通したレイモンドの目が驚いたかのように見開かれた。
「……アーノルド第三王子とそのお連れ様が参加されると書かれておりますが」
「ああ、なぜか向こうの外交官がわざわざ、そのアーノルド王子をこちらに呼んではとたきつけてきたから驚いたが、わざわざ、飛んで火に入りに来てくれる訳だ」
「では、おそらく、その同行者はマクナレン公爵令嬢である可能性が高い訳ですな」
「ああ、十中八九、そうだろう。何を考えて、虎穴に入ってくるような真似をするのかはわからないが、このチャンスを逃すことはないだろう。なあ、レイモンド。そう思わないか?」
「そうですね」
レイモンドは、顎に手を宛てて何かを考えているようだった。そして、しばらく考えてから、顔を上げた。
「問題は、隣国の同行者であれば、外交上の問題で、そこらへんで逮捕することができないことでしょうな」
「くそっ。やっぱり、そうだったか。あの抜け目ない女狐のすることだ」
「けれども、100%そうだとも限らないですね、殿下」
「そうなのか?」
「ええ、特例、というやつです」
レイモンドは悪い顔をしてにやりと黒い笑みを浮かべた。
「確かに、外交上のプロトコールでは、隣国の王族の同行者を我が国の法律で裁くことはできません。しかし、一つだけ例外があるのですよ」
王太子は身を乗り出して、熱心な様子を見せた。
「それはどこだ」
「この王宮の式典の場です」
「ああ、昔から、他国の使者が式典の場で王族などを暗殺できないように、式典の場は、そういうプロトコールから除外されたいたな」
「さように。式典では、抜刀や武器の使用は認められております」
「そうか。では、式典でエレーヌを捕らえればよいということか」
「はい。ですので、警備の他に、我々警務官の式典への立ち入りを認めていただければ、犯人を逮捕することができます。もちろん、王族の許可が必要ですが」
「ふむ」
マリエルは少し考え、決断したように快く首を縦に振った。
「よし、今回は式典での犯人逮捕を特例として認めよう」
「ありがとうございます。殿下」
「レイモンド、頼りにしてるぞ」
レイモンドは静かに頭をさげ、静かにその部屋から出る。
彼は扉を閉めると、それを背に立ったが、その口元には嘲るような笑いが浮かんでいた。
もし、そこにマリエルがいたら、なぜ、彼がそんな笑みを浮かべていたのか、興味をそそられた所だろう。マリエルは、部屋の外側で警護に当たっていた二人の近衛兵に軽く会釈をして、歩き出した。
大きな廊下に、彼の足音だけが、コツコツと響いていた。
「ねえ、さっきの件うまくいきそうなの?」
甘い声で語り掛けてきたエマに、マリエルは口元を緩める。
「ああ、うまくいきそうだ。マクファーレン長官が、今、証拠を集めているそうだ」
「そう、よかったわ。エレーヌの支度金でわたしの使い込みを帳消しにできるのでしょう?」
「ああ、そうだ。婚約発表の場でエレーヌを捕らえ、その後、支度金を取り上げる」
マリエルはにやりと笑う。
「うまくいくと思う?」
「もちろんだ。そのための偽造工作は綿密に行っているからな」
それで、あの女は一貫のおしまいだ、と、マリエルがほくそ笑む傍らで、エマがそっと彼の胸に身を寄せる。
「結婚式が楽しみだわ」
窓から庭を眺めながら、エマは笑う。その計画が失敗するとは全く考えてはいなかった。
そう私はヒロインだから。
少し、筋書きは変わってしまったが、エレーヌは悪役令嬢だ。もとから、彼女は最終的には断罪され、処刑される運命だと、心の底から信じていた。本当は、マリエルを攻略するつもりはなかったのだが、そういうことになってしまった。
このルートを終えたら、アーノルド殿下ルートに入れるのかしら。マリエルの腕に抱かれながら、一緒に外の景色を眺める。
宮殿は平和そのもので、これから恐ろしいことが起きるとは、まったく考えられなかったのである。
随分、長い間、待たされた。警務省の長官であるレイモンドは、豪華な王宮の一室でマリエル王太子を待ち続けていた。
「それで、エレーヌの行方がつかめたというのか」
王太子は座り心地のよいソファーにどかりと座り、ふんぞり返りながら足を組む。
「はい。彼女は隣国のアーノルド第三王子と共に過ごしているようです」
「ふん」
王太子は、不服そうに鼻を鳴らす。
「それで、その男の愛人にでもなり下がったのか」
「その可能性は低そうです」
レイモンドは、すぐにそれは否定し、話題を変えた。
「それで……、本日お伺いしましたのは、例の横領の件にございます 」
「ああ、エレーヌが貴重な国費を浪費していた証拠は順調に集まっているのか?」
「ええ、もちろんです。捜査は着々と進んでおります。あとは、彼女が浪費した証人を集めるだけとなっております」
「俺が提出した書類も証拠として認められるんだな」
「もちろんにございます」
「そうか、よくやった。レイモンド」
「お褒めに預かり、光栄にございます。殿下」
マリエルはうむと大きく頷くと、レイモンドは口元に薄く含み笑いを浮かべる。
「それで、殿下のほうからお話があるとのことでしたが」
「ああ、これを見ろ」
マリエルが差し出したのは、婚約パーティーの招待状に対する隣国からの返事だ。
それを受け取り、ざっと書面に目を通したレイモンドの目が驚いたかのように見開かれた。
「……アーノルド第三王子とそのお連れ様が参加されると書かれておりますが」
「ああ、なぜか向こうの外交官がわざわざ、そのアーノルド王子をこちらに呼んではとたきつけてきたから驚いたが、わざわざ、飛んで火に入りに来てくれる訳だ」
「では、おそらく、その同行者はマクナレン公爵令嬢である可能性が高い訳ですな」
「ああ、十中八九、そうだろう。何を考えて、虎穴に入ってくるような真似をするのかはわからないが、このチャンスを逃すことはないだろう。なあ、レイモンド。そう思わないか?」
「そうですね」
レイモンドは、顎に手を宛てて何かを考えているようだった。そして、しばらく考えてから、顔を上げた。
「問題は、隣国の同行者であれば、外交上の問題で、そこらへんで逮捕することができないことでしょうな」
「くそっ。やっぱり、そうだったか。あの抜け目ない女狐のすることだ」
「けれども、100%そうだとも限らないですね、殿下」
「そうなのか?」
「ええ、特例、というやつです」
レイモンドは悪い顔をしてにやりと黒い笑みを浮かべた。
「確かに、外交上のプロトコールでは、隣国の王族の同行者を我が国の法律で裁くことはできません。しかし、一つだけ例外があるのですよ」
王太子は身を乗り出して、熱心な様子を見せた。
「それはどこだ」
「この王宮の式典の場です」
「ああ、昔から、他国の使者が式典の場で王族などを暗殺できないように、式典の場は、そういうプロトコールから除外されたいたな」
「さように。式典では、抜刀や武器の使用は認められております」
「そうか。では、式典でエレーヌを捕らえればよいということか」
「はい。ですので、警備の他に、我々警務官の式典への立ち入りを認めていただければ、犯人を逮捕することができます。もちろん、王族の許可が必要ですが」
「ふむ」
マリエルは少し考え、決断したように快く首を縦に振った。
「よし、今回は式典での犯人逮捕を特例として認めよう」
「ありがとうございます。殿下」
「レイモンド、頼りにしてるぞ」
レイモンドは静かに頭をさげ、静かにその部屋から出る。
彼は扉を閉めると、それを背に立ったが、その口元には嘲るような笑いが浮かんでいた。
もし、そこにマリエルがいたら、なぜ、彼がそんな笑みを浮かべていたのか、興味をそそられた所だろう。マリエルは、部屋の外側で警護に当たっていた二人の近衛兵に軽く会釈をして、歩き出した。
大きな廊下に、彼の足音だけが、コツコツと響いていた。
「ねえ、さっきの件うまくいきそうなの?」
甘い声で語り掛けてきたエマに、マリエルは口元を緩める。
「ああ、うまくいきそうだ。マクファーレン長官が、今、証拠を集めているそうだ」
「そう、よかったわ。エレーヌの支度金でわたしの使い込みを帳消しにできるのでしょう?」
「ああ、そうだ。婚約発表の場でエレーヌを捕らえ、その後、支度金を取り上げる」
マリエルはにやりと笑う。
「うまくいくと思う?」
「もちろんだ。そのための偽造工作は綿密に行っているからな」
それで、あの女は一貫のおしまいだ、と、マリエルがほくそ笑む傍らで、エマがそっと彼の胸に身を寄せる。
「結婚式が楽しみだわ」
窓から庭を眺めながら、エマは笑う。その計画が失敗するとは全く考えてはいなかった。
そう私はヒロインだから。
少し、筋書きは変わってしまったが、エレーヌは悪役令嬢だ。もとから、彼女は最終的には断罪され、処刑される運命だと、心の底から信じていた。本当は、マリエルを攻略するつもりはなかったのだが、そういうことになってしまった。
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