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別れる理由
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あれから何日も恋人らしい事をしているんだけど、別れる事なんてない。仲良くやっているよ。
「星音ちゃん、今日も金神さんと一緒なの?」
「うん」
「噂になってるよ。二人は付き合ってるって」
「そうなの?」
「うん。で、どういう関係なの?」
「許嫁」
「えっ?えぇぇぇぇ!それ、本当なの?」
「うん」
空姫ちゃんと話していて、放課後以外は会話する事がなくても別れてないから会話時間は関係ないのかな。
「どうしたの?」
「なんでもないよ。ごめんね、今日部活あるから」
「私も部活あるんだった。また明日」
「うん。また明日」
今日は部室に行かないの。蝶華くんと二人で別れる原因を調べるために寮のお部屋で一緒に過ごすんだ。
「星音、帰ろ」
「うん」
蝶華くんと一緒に寮に帰って、部屋で宿題からやるの。
******
「やっと終わった」
「このあとどうする?二人で一緒に部屋にいるだけじゃ寮の相部屋の関係っていうだけになるから」
「恋人ってなにすれば良いの?」
「密着?」
「ぎゅぅってしてれば良い?」
「良いんじゃない?」
恋人らしくって思って密着してるんだけど、今夏なんだよね。まだ初夏だけど、部屋の中でこれは普通に暑い。
「……暑い離れる」
「一緒に映画でも見る?」
「うん。そうする」
少しだけ離れて映画を見る事にした。
前にいた寮は部屋には小さなテレビはあったけど、見づらかったんだよね。でも、ここだと大きいから見やすい。
******
「星音、星音。映画終わった」
「むにゃ?……えっ……どうだった?」
「寝顔可愛かったよ」
「そうじゃなくて」
「映画は途中から見てなかった。寝言が面白くて」
映画を見ながら寝ちゃってたみたいだけど、そんなに面白い寝言言ってたのかな。
「にしても、数日間過ごしてみたけどなにも無いね」
「うん。どうしてなんだろ」
「月華たちがまた元カップルたちに話を聞いてきているから聞きいく?」
「うん。でも帰ってるかな?」
「帰ってると思うよ」
******
蝶華くんと一緒に部屋から出て共同スペースにいった。
「蝶華、別れた?」
「なんでそんなに嬉しそうに聞くの?別れてないよ」
「だろうな」
「何か分かったの?」
「星音はば……純粋すぎて好きとかじゃなくても別れてないんだと思う」
別れないのは良かったけど、それだと別れた人たちは
「精霊に好きな人に振り向いて欲しい以外にも色々とお願いした事が原因だと思われる。星音は叶えて欲しい願いとか精霊に頼んで無かっただろ?」
「うん。寝言で宿題変わってとか宿題やってとか夏休みの宿題全部やってとか言っていたけど」
「本当?」
「うん。この前寝てた時もさっき寝てた時も言ってた」
宿題は分からないから好きじゃないけど、宿題の夢でも見てたのかな。
「そうだ。これも言ってとねぇと。精霊が長続きして欲しいって」
それは私も同じだよ。好きで恋人になれたなら、ずっと楽しくいたい。でも、このままじゃそれはできないよね。
他の事を叶えてもらおうとしないようにすれば良いと思うけど、どうすれば良いんだろう。
「……告白の勇気がもらえるおまじないとかだったら良いのに」
そうすれば願いを叶えるわけじゃないよね。それに、おまじないで叶えてもらったじゃなくて好き同士で恋人になれるから良いと思うの。
「それなら噂を広めるだけで良いけど、噂広める友達いる?」
全員なにも言わないんだけど。
「えっと、とりあえず明日各々で噂を広める活動してみようよ」
「そうだね」
紀蝶ちゃんの提案で明日の学園でこの噂を広める事になった。
私、初等部の頃からほとんど人と話してなくて気軽に話せる相手が空姫ちゃんしかいないけど役に立てるのかな。とりあえず、明日空姫ちゃんと話している時にこの話題を出してこういう噂があるって感じで話してみよう。
「星音ちゃん、今日も金神さんと一緒なの?」
「うん」
「噂になってるよ。二人は付き合ってるって」
「そうなの?」
「うん。で、どういう関係なの?」
「許嫁」
「えっ?えぇぇぇぇ!それ、本当なの?」
「うん」
空姫ちゃんと話していて、放課後以外は会話する事がなくても別れてないから会話時間は関係ないのかな。
「どうしたの?」
「なんでもないよ。ごめんね、今日部活あるから」
「私も部活あるんだった。また明日」
「うん。また明日」
今日は部室に行かないの。蝶華くんと二人で別れる原因を調べるために寮のお部屋で一緒に過ごすんだ。
「星音、帰ろ」
「うん」
蝶華くんと一緒に寮に帰って、部屋で宿題からやるの。
******
「やっと終わった」
「このあとどうする?二人で一緒に部屋にいるだけじゃ寮の相部屋の関係っていうだけになるから」
「恋人ってなにすれば良いの?」
「密着?」
「ぎゅぅってしてれば良い?」
「良いんじゃない?」
恋人らしくって思って密着してるんだけど、今夏なんだよね。まだ初夏だけど、部屋の中でこれは普通に暑い。
「……暑い離れる」
「一緒に映画でも見る?」
「うん。そうする」
少しだけ離れて映画を見る事にした。
前にいた寮は部屋には小さなテレビはあったけど、見づらかったんだよね。でも、ここだと大きいから見やすい。
******
「星音、星音。映画終わった」
「むにゃ?……えっ……どうだった?」
「寝顔可愛かったよ」
「そうじゃなくて」
「映画は途中から見てなかった。寝言が面白くて」
映画を見ながら寝ちゃってたみたいだけど、そんなに面白い寝言言ってたのかな。
「にしても、数日間過ごしてみたけどなにも無いね」
「うん。どうしてなんだろ」
「月華たちがまた元カップルたちに話を聞いてきているから聞きいく?」
「うん。でも帰ってるかな?」
「帰ってると思うよ」
******
蝶華くんと一緒に部屋から出て共同スペースにいった。
「蝶華、別れた?」
「なんでそんなに嬉しそうに聞くの?別れてないよ」
「だろうな」
「何か分かったの?」
「星音はば……純粋すぎて好きとかじゃなくても別れてないんだと思う」
別れないのは良かったけど、それだと別れた人たちは
「精霊に好きな人に振り向いて欲しい以外にも色々とお願いした事が原因だと思われる。星音は叶えて欲しい願いとか精霊に頼んで無かっただろ?」
「うん。寝言で宿題変わってとか宿題やってとか夏休みの宿題全部やってとか言っていたけど」
「本当?」
「うん。この前寝てた時もさっき寝てた時も言ってた」
宿題は分からないから好きじゃないけど、宿題の夢でも見てたのかな。
「そうだ。これも言ってとねぇと。精霊が長続きして欲しいって」
それは私も同じだよ。好きで恋人になれたなら、ずっと楽しくいたい。でも、このままじゃそれはできないよね。
他の事を叶えてもらおうとしないようにすれば良いと思うけど、どうすれば良いんだろう。
「……告白の勇気がもらえるおまじないとかだったら良いのに」
そうすれば願いを叶えるわけじゃないよね。それに、おまじないで叶えてもらったじゃなくて好き同士で恋人になれるから良いと思うの。
「それなら噂を広めるだけで良いけど、噂広める友達いる?」
全員なにも言わないんだけど。
「えっと、とりあえず明日各々で噂を広める活動してみようよ」
「そうだね」
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