75 / 198
魔剣争奪戦編
第73話 (`・ω・´;)
しおりを挟む
魔王ハンター=クロス=トパーズは強敵であった。
強力な水魔法もさることながら、剣の腕前も大したもの。
強欲の魔剣の能力に目が行きがちだが、剣術だけでも並みの冒険者を凌ぐだろう。
魔法も一流。
魔剣を扱えるだけの"強欲"も兼ね備えている。
剣の腕前も達人の領域だ。
それほどの実力を兼ね備えたクロスだったが、冒険者レオン・フェルマーには及ばなかった。
「……魔王クロスは傲慢の魔剣に依存していました。それに冷静さも少々欠けていたので、精神を逆なでして、取るべき行動を制限しただけです。
素の実力なら圧倒的にあちらが上ですよ」
「うぇー、おもしろくなーい。
もっと調子に乗ってもいいんじゃない?」
クロスとの戦いを振り返ってのレオンの感想は謙遜であった。
油断禁物という意味もあるのだろうが、お調子者の妖精にとってはつまらない反応なようだ。
「……調子に乗って他者を見下しているほうが面白くないですよ?」
「むぅ……」
が、すぐに論破されるとアルバートは口を閉じた。
漸く静かになった相棒にレオンは一息つくと、青く広がる空を見上げた。
「……さて、次が私の――」
何かを言いかけるが、一瞬目を細めると、その後の言葉は発しなかった。
「?」
アルバートは不思議そうに眺める。
そのとき、一陣の風が吹き荒れた。
アルバートは思わず目を瞑る。
だが、レオンはその風にも動じず、ただ一点を見つめていた。
「――やはり来ましたか」
その眼に映るのは――
***
「……すまぬ、待たせた」
5分で戻ってくると言っていたタマコは、結局のところ10分以上経過してから姿を現した。
時間にうるさいタマコにしては珍しい出来事。
いつも小言を言われているタローはさぞ不満に思っていることだろう。
「……おう。おかえり」
しかし、タローは別段怒ってはいなかった。
むしろその目は優しさすら感じるほどである。
「(^-ω-^)」
(訳:………………………………)
プーも目を閉じて何かを察している様子。
「………………ん?」
明らかに10分前と今とで対応というか雰囲気が違う。
そのことに気付かぬほどタマコは鈍感ではない。
「なんじゃ? 何かあったのか?」
タマコは自分がいない間に何かあったのではと考えた。
心配しての問いかけであったが、タローとプーは顔を背けるのみ。
「いや、別に……な?」
「(^-ω-^;)」
(訳:えぇ……別に、ね?)
なかなか口を割らないタローら。
そんな態度を取られているタマコは、段々とイライラを募らせていった。
「なんなのじゃ。言いたいことがあるなら言えばよかろう!」
タローとプーは背けていた顔を漸く前へと向ける。
その後タローはプーに「お前が言えよ」と肘で合図を送るが、プーも(訳:そこはタロー様が)と押し付けあった。
数度のやり取りの後、タマコが痺れを切らしたので、仕方なくタローが言うこととなる。
「いや……あのさ……その――」
「怒らんから言ってみろ」
「……じゃあ遠慮なく」
まだ少し言い淀んでいたが、タマコが促すとタローは安心して口を開いた。
……いや、安心しすぎてストレートに言ってしまった。
「お前が長かったのって、ウンコだろ?」
「…………え?」
「朝ごはん食べた後トイレ行ってなかったろ? いつも行ってるのにさ」
「…………まぁ、そういう日もあるじゃろ」
「いや~、なんか長いなと思ったんだよ! このタイミングで行くのなんてウンコしかないもんな!」
めっちゃ笑顔で言うタロー。
そんな男にタマコは――
「……いや……違うけど?」
否定はするものの、その眼は泳いでいた。
それはまるで図星を――
「いやいや、違うなら顔こっちに向けろよ」
「……別に背けてないし」
「思いっきり後ろ向いてんじゃねーか」
「こっちが本来の首の位置なのじゃ」
「いや流石にその嘘には騙されねーよ?」
押し問答が続く中、先に折れたのは――
「――~~~~っっうるさぁぁぁーーーい! 別にいいじゃろぉーが! 私だってウンコしても!」
勢いよく顔を向き直し怒鳴り散らすが、顔色は真っ赤であった。
おまけに肩もプルプルさせ、恥ずかしさと怒りのダブルパンチである。
「ウンコしないヒロインなんていないからな!? 皆が好きなアイドルも女優も声優もキャラクターも、みんな裏ではウンコし・て・る・ん・じゃ!」
「お、落ち着けよ。な?」
完全に我を失ったタマコを何とか宥めようとするが、もうどうにかできるレベルではなかったようで……
「別にウンコしたことなんて俺は何とも思ってねーんだ。
……ただちゃんと手洗ったのかなって思っただけだ」
「汚ねぇか? 臭うのかオイ!」
「バカヤロー! 汚ねぇに決まってんだろーが!」
「やっぱり汚いって思ってるんかい!」
タローは素直である。だから基本的に本当のことしか言わない。
それは長所にもなり短所にもなる。
そして今回は最悪の短所になったようだ。
「だいたいタマコが言えって言ったんだろーが!」
「もうちょい気を使えって言ってるのじゃ!」
「だから使っただろーが!」
「あんな隠し方されたら気にしたくなくても気になるわ!」
最初こそ討論を続ていたが、とうとう取っ組み合いの喧嘩へと発展してしまう。
タローはタマコの髪を掴み、タマコはタローの頬を引っ張る。
「(`・ω・´;)」
(訳:ど、どうしたらいいんでしょうか!?)
止めたいが割って入れば自分も巻き込まれることが目に見えている。
だが何とかせねばと画策するのも束の間、タマコがタローに馬乗りになった。
そのままタマコは殴り掛かる。
「こんな恥ずかしいこと魔王になる前もなかったわ!」
「だから気にしてねーって言ってんだろ!」
顔面に拳が迫るものの、それを簡単に片手で受け止めるタロー。
正直辺りに拳の風圧が飛び散っているのだが、そんなことなどお互いに気にしていない。
というより気付いていない。
「(´・ω・`;)」
(訳:こ、このままでは……)
徐々にプーも焦りが出てくる。
仲間割れで戦線離脱などしたら明らかにそっちの方が恥ずかしいことになる。
それだけは何とか止めなければならない。
だが、そこで思わぬ救世主が現れた。
「……なにしてるのマリア~?」
「あ、あわわわわ~~~//」
「「――へ?」」
耳に届いた声は二つ。
一つは妙に艶めかしい声。
もう一つはビックリと恥ずかしいが合体したような声だ。
タローとタマコが同じ方向を向くと、そこに居たのは――
「やっほ~マリア~♡」
「……ど、どどどどどうも、こんにちは!」
笑顔で手を振る魔王――リアム=エリス=アメジスト。
その横には申し訳なさそうに腰を何度も折る聖女――シャルル・フローラル。
突然の登場に瞼を何度も瞬かせるタローとタマコ。
「(^・ω・^;)」
(訳:あ、よかった~。喧嘩収まって)
だが、タローとタマコがようやく手を止めたことに安心して、エリスとシャルルに全く気付かないプーであった。
強力な水魔法もさることながら、剣の腕前も大したもの。
強欲の魔剣の能力に目が行きがちだが、剣術だけでも並みの冒険者を凌ぐだろう。
魔法も一流。
魔剣を扱えるだけの"強欲"も兼ね備えている。
剣の腕前も達人の領域だ。
それほどの実力を兼ね備えたクロスだったが、冒険者レオン・フェルマーには及ばなかった。
「……魔王クロスは傲慢の魔剣に依存していました。それに冷静さも少々欠けていたので、精神を逆なでして、取るべき行動を制限しただけです。
素の実力なら圧倒的にあちらが上ですよ」
「うぇー、おもしろくなーい。
もっと調子に乗ってもいいんじゃない?」
クロスとの戦いを振り返ってのレオンの感想は謙遜であった。
油断禁物という意味もあるのだろうが、お調子者の妖精にとってはつまらない反応なようだ。
「……調子に乗って他者を見下しているほうが面白くないですよ?」
「むぅ……」
が、すぐに論破されるとアルバートは口を閉じた。
漸く静かになった相棒にレオンは一息つくと、青く広がる空を見上げた。
「……さて、次が私の――」
何かを言いかけるが、一瞬目を細めると、その後の言葉は発しなかった。
「?」
アルバートは不思議そうに眺める。
そのとき、一陣の風が吹き荒れた。
アルバートは思わず目を瞑る。
だが、レオンはその風にも動じず、ただ一点を見つめていた。
「――やはり来ましたか」
その眼に映るのは――
***
「……すまぬ、待たせた」
5分で戻ってくると言っていたタマコは、結局のところ10分以上経過してから姿を現した。
時間にうるさいタマコにしては珍しい出来事。
いつも小言を言われているタローはさぞ不満に思っていることだろう。
「……おう。おかえり」
しかし、タローは別段怒ってはいなかった。
むしろその目は優しさすら感じるほどである。
「(^-ω-^)」
(訳:………………………………)
プーも目を閉じて何かを察している様子。
「………………ん?」
明らかに10分前と今とで対応というか雰囲気が違う。
そのことに気付かぬほどタマコは鈍感ではない。
「なんじゃ? 何かあったのか?」
タマコは自分がいない間に何かあったのではと考えた。
心配しての問いかけであったが、タローとプーは顔を背けるのみ。
「いや、別に……な?」
「(^-ω-^;)」
(訳:えぇ……別に、ね?)
なかなか口を割らないタローら。
そんな態度を取られているタマコは、段々とイライラを募らせていった。
「なんなのじゃ。言いたいことがあるなら言えばよかろう!」
タローとプーは背けていた顔を漸く前へと向ける。
その後タローはプーに「お前が言えよ」と肘で合図を送るが、プーも(訳:そこはタロー様が)と押し付けあった。
数度のやり取りの後、タマコが痺れを切らしたので、仕方なくタローが言うこととなる。
「いや……あのさ……その――」
「怒らんから言ってみろ」
「……じゃあ遠慮なく」
まだ少し言い淀んでいたが、タマコが促すとタローは安心して口を開いた。
……いや、安心しすぎてストレートに言ってしまった。
「お前が長かったのって、ウンコだろ?」
「…………え?」
「朝ごはん食べた後トイレ行ってなかったろ? いつも行ってるのにさ」
「…………まぁ、そういう日もあるじゃろ」
「いや~、なんか長いなと思ったんだよ! このタイミングで行くのなんてウンコしかないもんな!」
めっちゃ笑顔で言うタロー。
そんな男にタマコは――
「……いや……違うけど?」
否定はするものの、その眼は泳いでいた。
それはまるで図星を――
「いやいや、違うなら顔こっちに向けろよ」
「……別に背けてないし」
「思いっきり後ろ向いてんじゃねーか」
「こっちが本来の首の位置なのじゃ」
「いや流石にその嘘には騙されねーよ?」
押し問答が続く中、先に折れたのは――
「――~~~~っっうるさぁぁぁーーーい! 別にいいじゃろぉーが! 私だってウンコしても!」
勢いよく顔を向き直し怒鳴り散らすが、顔色は真っ赤であった。
おまけに肩もプルプルさせ、恥ずかしさと怒りのダブルパンチである。
「ウンコしないヒロインなんていないからな!? 皆が好きなアイドルも女優も声優もキャラクターも、みんな裏ではウンコし・て・る・ん・じゃ!」
「お、落ち着けよ。な?」
完全に我を失ったタマコを何とか宥めようとするが、もうどうにかできるレベルではなかったようで……
「別にウンコしたことなんて俺は何とも思ってねーんだ。
……ただちゃんと手洗ったのかなって思っただけだ」
「汚ねぇか? 臭うのかオイ!」
「バカヤロー! 汚ねぇに決まってんだろーが!」
「やっぱり汚いって思ってるんかい!」
タローは素直である。だから基本的に本当のことしか言わない。
それは長所にもなり短所にもなる。
そして今回は最悪の短所になったようだ。
「だいたいタマコが言えって言ったんだろーが!」
「もうちょい気を使えって言ってるのじゃ!」
「だから使っただろーが!」
「あんな隠し方されたら気にしたくなくても気になるわ!」
最初こそ討論を続ていたが、とうとう取っ組み合いの喧嘩へと発展してしまう。
タローはタマコの髪を掴み、タマコはタローの頬を引っ張る。
「(`・ω・´;)」
(訳:ど、どうしたらいいんでしょうか!?)
止めたいが割って入れば自分も巻き込まれることが目に見えている。
だが何とかせねばと画策するのも束の間、タマコがタローに馬乗りになった。
そのままタマコは殴り掛かる。
「こんな恥ずかしいこと魔王になる前もなかったわ!」
「だから気にしてねーって言ってんだろ!」
顔面に拳が迫るものの、それを簡単に片手で受け止めるタロー。
正直辺りに拳の風圧が飛び散っているのだが、そんなことなどお互いに気にしていない。
というより気付いていない。
「(´・ω・`;)」
(訳:こ、このままでは……)
徐々にプーも焦りが出てくる。
仲間割れで戦線離脱などしたら明らかにそっちの方が恥ずかしいことになる。
それだけは何とか止めなければならない。
だが、そこで思わぬ救世主が現れた。
「……なにしてるのマリア~?」
「あ、あわわわわ~~~//」
「「――へ?」」
耳に届いた声は二つ。
一つは妙に艶めかしい声。
もう一つはビックリと恥ずかしいが合体したような声だ。
タローとタマコが同じ方向を向くと、そこに居たのは――
「やっほ~マリア~♡」
「……ど、どどどどどうも、こんにちは!」
笑顔で手を振る魔王――リアム=エリス=アメジスト。
その横には申し訳なさそうに腰を何度も折る聖女――シャルル・フローラル。
突然の登場に瞼を何度も瞬かせるタローとタマコ。
「(^・ω・^;)」
(訳:あ、よかった~。喧嘩収まって)
だが、タローとタマコがようやく手を止めたことに安心して、エリスとシャルルに全く気付かないプーであった。
0
あなたにおすすめの小説
「お前と居るとつまんねぇ」〜俺を追放したチームが世界最高のチームになった理由(わけ)〜
大好き丸
ファンタジー
異世界「エデンズガーデン」。
広大な大地、広く深い海、突き抜ける空。草木が茂り、様々な生き物が跋扈する剣と魔法の世界。
ダンジョンに巣食う魔物と冒険者たちが日夜戦うこの世界で、ある冒険者チームから1人の男が追放された。
彼の名はレッド=カーマイン。
最強で最弱の男が織り成す冒険活劇が今始まる。
※この作品は「小説になろう、カクヨム」にも掲載しています。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活
髙龍
ファンタジー
MMORPGで念願のアイテムを入手した次の瞬間大量の水に押し流され無念の中生涯を終えてしまう。
しかし神は彼を見捨てていなかった。
そんなにゲームが好きならと手にしたステータスとアイテムを持ったままゲームに似た世界に転生させてやろうと。
これは俺TUEEEしながら異世界に新しい風を巻き起こす一人の男の物語。
チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる