ロボットと花

「干照りが続いたある日、ぼくは君に出会った。毎日そばにいてくれて、水を汲んで来てくれる優しいロボットに。鉄製の体だって、ちっとも冷たく感じなかった」
廃棄場に咲いた花と捨てられたロボットのお話。
2話で完結です。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,046 位 / 192,046件 ファンタジー 44,598 位 / 44,598件

あなたにおすすめの小説

故に私は恋をする

こもり
恋愛
たまに、不思議な夢を見る少女「葵井蘭」はどことなく日常に退屈を感じていた。しかし、夏の終わりにやってきた不思議な転校生に不思議な感情を抱く。 その不思議な感情が何なのか考えながら日々を過ごしていく。 そして彼女の退屈な日常は変わり始めていった。

彼女にも愛する人がいた

まるまる⭐️
恋愛
既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。 「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」 そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。 餓死だと? この王宮で?  彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。 俺の背中を嫌な汗が流れた。 では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…? そんな馬鹿な…。信じられなかった。 だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。 「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。 彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。 俺はその報告に愕然とした。

一輪の悪魔

コタルト
恋愛
普通のサラリーマンだった男が、一人の女性と出会い結婚したことがきっかけで、何かが狂いだす。 嘘に嘘を重ね、人が人を傷つける毎日。だが、そんな毎日もそう長くは続かなかった。

文官たちの試練の日

田尾風香
ファンタジー
今日は、国王の決めた"貴族の子息令嬢が何でも言いたいことを本音で言っていい日"である。そして、文官たちにとっては、体力勝負を強いられる試練の日でもある。文官たちが貴族の子息令嬢の話の場に立ち会って、思うこととは。 **基本的に、一話につき一つのエピソードです。最初から最後まで出るのは宰相のみ。全七話です。

Sonora 【ソノラ】

キャラ文芸
フランスのパリ8区。 凱旋門やシャンゼリゼ通りなどを有する大都市に、姉弟で経営をする花屋がある。 ベアトリス・ブーケとシャルル・ブーケのふたりが経営する店の名は<ソノラ>、悩みを抱えた人々を花で癒す、小さな花屋。 そこへピアニストを諦めた少女ベルが来店する。 心を癒す、胎動の始まり。

ゴールドレイン

小夏 つきひ
恋愛
母の死から6年、父と2人で暮らす原 拓人の生活は変わり始める。暗闇を彷徨うような日々のなか、唯一安らぎを与えてくれたのは移り住んだ田舎町で出会った同級生の咲(さき)だった。成人し東京でカメラマンになった拓人はモデルの瑠香(るか)と交際するもすぐに破局を迎える。咲の存在によって穏やかな日々を取り戻したように思えたが、忍び寄る何者かが2人を闇へと追い込んでいく…… 

夕焼けの彼女との出会い

ろーすとびーふ
恋愛
電車で旅をするのが好きな「私」が、夕焼けとともに現れた「彼女」と出会うお話

木瓜
青春
あなたの痛み、請け負います 「友達を、探して欲しいんです」 『喫茶サルビア』を訪れた少女が差し出したのは、ある一通の手紙だった。 夕景の依頼人からもたらされた、その一通の手紙を頼りに、居なくなってしまった友人と、その裏に隠された秘密、痛みを、喫茶サルビアの店主である、くろかが解き明かす。 「あなたの痛み、私が請け負うわ」 痛み請け負い人、佐川来路花のシリーズ第一作。