二度目の人生は魔法使い

烏帽子 博

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王様ゲーム

モニカの奇策

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「王は、戦いで勝たねばならん
自分と配下二名の3名を一つのパーティーとして、模擬戦を巴戦で行う。勝敗はもとより、戦略も評価する
試合は5日後、場所は王立魔法学院の闘技場とする」

グレンデル伯爵が
「ヨシヒコ殿は10日後に成人の儀式を控えてます。それを過ぎてから本来の力を見られてはいかがでしょうか」

「それで負ければ、それまでの器と言う者よ、配下の二人をどう使うのか見たいのだ」


ヨシヒコが私に思わぬ提案をしてきた。
「今回の巴戦で、モニカには外れて貰いたい。
模擬戦だから死ぬことは無いだろうから心配しないで」

「誰と組むつもり?」

「トムとジェリーだよ
前にモニカが二人とパーティー組んで戦った話してくれたよね
ぼくも彼らと一緒に戦って見たいんだ」

「策士としてのお手並み拝見するわ。相手は両パーティーともあなたを狙って来るわよ、覚悟してね。」

「光のブレスレット使いたいんだけどいいかな」

「どうぞ ド派手に使いなさい」

「後、試合前にモニカの魔力も分けてくれる」

「贅沢ね。敵から取ればぁ」

「最初にちょっと使うだけだから、いいだろ。」

「そしたら、トムとジェリーいらないじゃない。あんた一人で十分でしよ」

「最後光って浮きたいんだよ、敵に魔人並の魔力が有るとは思えないし、演出に協力してよ」

「仕方ないわね」

「やった~
トムとジェリーにパーティー組んでくれるように、頼んでくる」

まだ子どもっぽいわね、もうすぐ私の旦那様



「トムさん ジェリーさん
今度の巴戦でぼくとパーティー組んでくれない?」

「えっ モニカは?」

「モニカが入ると強すぎるでしょ。一人でみんな倒しちゃいそうだから。
ぼくは見てるだけじゃつまんない。戦ってみたいんだ。
だから今回は抜けてもらった」

「たぶん2対1の戦いよ、それで勝算有るの?

「ぼくの能力説明するね」

「ちょっと待って!あなたもモニカみたいに成人前から使える能力有るの?」

「火球ぼくに撃ってみて」

そう言われてジェリーは小ぶりな火球を撃った。
ヨシヒコの前でそれは消えた

「つぎはトムさんの土の槍」

槍も当たることなく消えた

「トムさん ゴーレムMAXパンチ下さい」

ゴーレムごと消えて無くなった

「ジェリーさん ちょっと触れさせてもらいますよ」

ジェリーは、殆ど魔力切れになった

「もうお分かりですね。
放出系の魔法は僕に効きません
相手に触れることができれば瞬時に魔力を吸い尽くせます。
あ ジェリーさんの魔力お返ししますね」

成人の儀式過ぎたらもっと出きることも増えるかも知れませんが、今のところは、あと光る位です。

「既に、ほぼ無敵じゃない」

「魔力関係無く闘う、一流の剣士や格闘家には勝てないと思います」

「そんな人、この国にはたぶん居ないわよ
私たちは、何すればいいの?」

取り巻きは、ぼくが相手します。
それぞれのボスを追い込んで下さい

~~~

「たのも~ たのも~」

「あ、貴女は!」

「ヨシヒコ殿の所のモニカ様」

「ダンゾーさんと話がしたいんだけど」

しばらくしてダンゾー本人が来た
「何をしに来られたのだ?」

「あなたたち、このままだと勝ち目はゼロ、少しはヨシヒコに苦労させないといけないでしょ
だから、こっちのパーティーに入ってあげようと思って来たの」

「わざと撹乱させるつもりか?」

「それなら、試しに出場予定メンバー用意して、先に模擬戦やる?私一人で相手するから」



「やっぱり大したこと無いじゃない、三人目は一番腕の立つ剣士にしてよ」


模擬戦当日
「ヨシヒコ、今渡す魔力はこの位でいい?」

「うん、十分だ。ありがとうモニカ」

「それじゃあもう少しオマケしてあげる。 また、後でね」


そして試合会場に立つと
ダンゾーのパーティーにモニカがいた

「私に勝ってみせてよ、いとしいヨシヒコ!」

「どういうことよモニカ!」
ジェリーが怖い顔してる

「ヨシヒコのパーティー強すぎるでしょ、ハンデよ、私がこっちについたら負けそう?
バランスとれて面白い勝負になると思わない?
あなたの作戦の見せ所よ」

「モニカとの勝負受けるよ、
ぼくが勝ったら、今夜はぼくのベッドに来るんだ、いいかい?」

「私が勝ったら?」

「式まで我慢する」

「すずの部屋にも行かない?」

「行かないよ。約束する」


「あの~お話中すみません
そろそろ試合開始したいんですが」

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