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【1】処刑台壊れた!その1
しおりを挟む「聖女アンジェラ・ラ・ペシェよ!お前のその表面だけを取り繕った氷のように冷たい顔など、もう二度と見たくもない!
婚約破棄のうえに、追放だ!」
王宮の舞踏会。その大広間にて。
白豚王子と陰で言われているリシェリード・オ・ルラ・ラルランドは、目の前の聖女にして婚約者アンジェラのほっそりとした白いドレス姿を太い指で差して叫んだ。彼の宮廷服の華美なレースで膨張してみえるその腕に、ご自慢のデカい胸を押しつけてしがみついて、下品に真っ赤な唇をゆがめている女はダントラ男爵令嬢デジーだ。
“元”婚約者を指さし叫んだ瞬間リシェリードの意識は、一瞬ふわりと別の次元へと吸い込まれた。
思い出したのは己の“前世”とこれからの“未来”だ。
前世で浮かんだのは“魔女”との戦いや王国を打ち立てた栄光でもない。“彼”との別れの時だ。
これが最後だとわかっていて西方へと送り出した。
史実では“追放”となっているが違う。自分は別れたくない。手放したくなかったのにちっぽけな意地にしがみついて、その手を離してしまったのだ。
なにもかも捨ててお前と共にいくと言えばよかったのか?
いや、そうなればこのラルランドの三百年の平安はなかった。
そして、次に視た未来。
王国の三百年の栄華は暴徒によって破られ、民の歓声と怒号に包まれて、王族達は処刑台へと引き出され首をおとされる。
それを艶然たる微笑みを浮かべて、見物席の高みで見ているのは、目の前のたった今、婚約破棄を宣言した聖女……いや、これは魔女だ。
自分も生まれ変わったように、この女もまた転生したのか?いや、憑依か?肉体を滅ぼしたあのときに、別の女の人格を乗っ取り、三百年渡り続けて、ついにこの王宮まで乗り込んできたのは、たいした根性だと褒めてやるべきか?
「それが殿下の思し召しならば、わたくしは神殿に去りましょう」
聖女アンジェラはドレスの脇を摘まんで膝を折り、優雅に一礼し神殿へと去って行った。
涙も見せず弁明もせずに宮殿の大広間から去った聖女を、人々はその潔さを称賛しまた同情もした。
逆に聖女との婚約を一方的に破棄したリシェリードのことを民は非難した。美しく聡明な聖女を退け、父親が金で爵位を買った成り上がりの品性乏しいダントラ男爵令嬢デジーをとるなど。しかも、アンジェラに意地悪されたと、デジーの全くの嘘を真に受けての追放なんて……と噂しあった。
白豚王子は清らかな白鳥より胸がデカいだけが取り柄のガチョウがお好みなのさ!
そんな戯れ歌が街の酒場で流行っているうちは良かった。
◇◆◇ ◆◇◆ ◇◆◇
三ヶ月後のその日は突然やってきた。
いきなりの貴族達の叛乱。国教であるバレリア教の神官達と結託した彼らは、宗教裁判によって王族一家を異端と断罪。判決は死罪、処刑はその日の午後と性急なものだった。
広場に集まった民衆は王家打倒の歓呼の声と、王族達に対する、とくに白豚王子リシェリードに対する罵声を口々に叫んだ。
婚約を破棄され、戻った神殿で慎ましやかな生活を送っていた聖女アンジェラはその直後から、突然神がかりとなって次々に奇跡を起こし、予言を口にしていた。彼女が手を触れただけで、原因不明のできものに悩んでいた少女の身体から疾患が消え、突然歩けなくなっていた男が立ち上がり、歩けるようになった。
また、そなたの家には三日後の夜、災いが降りかかるだろうと予言された商家は火事となったが、その予言によって家族や住みこみの雇い人たちは全員無事であった。
その彼女が、半月前に不吉な予言を残していた。
二番目の王子が王となったならば、この国はかつてない災厄に見舞われ、滅びるであろう。
二番目とはいうまでもなくリシェリードのことだ。彼は第二王子であるが、後妻としてはいった大公爵家の出身のナチルダ王妃の子であった。彼が異母兄であるトラトリオ王子を退けて、王位につくのではないか?とはひそかにささやかれていた。
だからこその王家と神殿との融和を求めての聖女との婚約を、あの白豚王子はぶち壊しにしたのだが。
そして、この予言はまたたくまに王都に広がり、人々の不安をあおった。
そこに三日前、聖女アンジェラが神がかりとなって、予言を下した。
不安は去った。勇気ある神の使者が災厄を討ち滅ぼし、新しき時代を築く。この国は再びの栄光に包まれる……と。
そして、起こった貴族達の叛乱だ。この国に正しい正義を!という声に民は酔いしれて、街路に出て王家の打倒を喜びあい、王族の処刑が行われる広場へと押しかけた。
豪奢な上着も宝石も靴もとりあげられて、簡素なシャツにズボンに裸足の姿。頭には罪人の印のずた袋を被せられたリシェリードが、処刑台の上に引きずりあげられたとき、民は口々に「国の災厄!」「殺せ!」などと叫んでいたが、その顔の布が取り去られたとたん、ぽかんとした顔になった。
口に含むと甘そうな黄金の蜂蜜色の髪に、晴れ渡った空色の瞳。王家由来のこの見事な髪と瞳の色だけがこの白豚王子の唯一の取り柄だと言われていた。あとは幼い頃からの偏食と暴飲暴食によってぶよぶよと太った身体は、見られたものではないと。
それが……。
パンパンにふくらんだ頬がすっきりとした卵型に。その面積が半分になったんじゃないか?という顔には、男性にしては細いが形のよい髪の色と同じの眉。そして膨らんでいたために小さく見えていた瞳は大きく、たるんでいたまぶたもくっきり二重に、鼻筋もすっきりと通り、ツンと少しあがり気味の形のよい小さな鼻に、薔薇の花弁のような小さな唇。
ふとった二重どころか三重あごはどこへやら?の無駄な肉などないすっきりとした理想の三角のあごの下には、これまたぶよぶよだった太い首ではなく、白鳥のようにほっそりとした首が。
シャツの上からもわかる華奢な細い肩。長い手足に細い腰、どこからどう見ても別人であり、民衆は一瞬の沈黙から、今度はざわめき出した。
そういえば、ここ三月ほど白豚王子の姿を人々は見ていなかった。病気療養のため離宮に籠もっているという話があり、聖女を王宮から追い出した天罰だという話も出ていた。
即婚約、結婚するか?と言われていたダントラ男爵令嬢デジとの仲も、うやむやに消えていた。放蕩貴族の伊達男を巡って、彼女が別の子爵令嬢とドレス姿で取っ組み合いのケンカをしたというのは、一月ほど前、社交界を騒がせた話だ。
白豚王子から一転しての、この輝くばかりの美少年というか、白鳥王子に「身代わりか?」「いくら何でも見るからに別人を間違えて処刑するなんてねぇ?」なんて声があがるなか「あ!」と叫んだ者がいた。
「魔法王リシェリード一世陛下だ」
「いや、まさか。ああ、でもお城にある肖像画にそっくりだ」
「本当だ……」
一年に一度の建国祭。王宮は開放されて、人々は玉座の間まで入ることをゆるされる。
その大広間を通り抜けて、玉座の間にいたるまでの回廊に飾られた建国の王であり大魔法使いであるリシェリード一世。それに処刑台に立つ少年は、そっくりだったのだ。
「処刑を急がせろ!」と民のざわめきに焦って、処刑台の下で指示を出した貴族の男に、リシェリードは「ドゥルセイル卿よ」と呼びかける。
「放漫財政によってひっぱくした国庫を潤すためと、大神殿と神殿、および聖職者に税を課すように王に進言したのはお前だったな?」
「そのときからすでに、神殿と結託していたのか?」とじっと空色の瞳に見つめられて、ひたいに汗を浮かべたドゥルセイルは「早く首を斬れ!」と処刑人を急かす。
「残念だが、この処刑は中止だ」
リシェリードがそう言ったとたん、彼の手を拘束していた手鎖がガシャンと外れて下に落ちた。そして、その手を上へとあげたとたん。
晴れ渡った空にひと筋の雷鳴がひらめいて処刑台を直撃し粉々にした。
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