真夜中のモーニングコール

『月下美人が咲いたら連絡する』
約束どおり、親友が電話をかけてきた。
彼女の実家にたどりつくと、二年前と寸分の狂いもない姿の彼女がいた――遺影とおなじ、朗らかな笑顔を浮かべて。
24h.ポイント 0pt
0
小説 185,126 位 / 185,126件 ライト文芸 7,553 位 / 7,553件