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第五十七話 師匠の新弟子がとんでもないです。
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「やれやれ。師匠を軽んじる恩知らずには、きついゲンコツが必要かの?」
「「……」」
あっ、ふたりともムッツリと黙りこんだ。
片や王の椅子に最も近い男、片や大神殿を裏で牛耳る男が、師匠怖さにそっと目をそらしている。大の男が肩を丸めて、おじいちゃんに叱られた孫みたいで微笑ましい。
ふふっと小さく吹き出したら、三人の視線が一気に集まった。
え? なに?
「……可憐だ。あー…ところで師匠、いやドワイラクスよ。そなたに聞きたいことがある」
おかしな間を埋めるようにして王子がしゃべりだした。ゲンコツ予告が効いたのか、王族っぽい口調に改められている。
最初なんて言ったんだ? カレンダーって聞こえたぞ?
「そなたが行く先々へある男を連れ回していると聞いた。公務以外では他人を寄せ付けず、誰の世話にもならず、孤独を好むそなたがだ。騎士団の間で弟子ではないかと噂になっているが、どうなのだ?」
(――ッ!)
不意打ちで呼吸が一瞬止まった。
それって……。
「ふむ。弟子ならばどうなさる?」
「すぐに手合わせがしたい」
「かの者は平民で宮中の礼儀も知りませぬ。殿下のお相手は時期尚早かと」
「どの口が言っている。そなたの弟子に礼儀など期待するものか。宮殿が嫌ならこちらから出向いても良い」
「ふぉっふぉっ。殿下自ら剣を持って乗り込まれると? 相手は医学部の学生ですぞ」
……やっぱりアーチーのことだ。
まさか王子から彼の話題が出てくるなんて。
しかも剣で手合わせって? 親友を巻き込み始めた血生臭い話題に、指先から血の気が引いていく。
「なに? 騎士学校の生徒でも従卒でもなく、医学生だと?」
「さよう」
この国において、剣で身を立てる為の通過点はふたつだ。
まずは騎士学校。前世で例えればキャリア官僚コース。
エイデン王子は正にこのタイプ。貴族や金持ちなど後ろ盾のある子息が多く通い、未来の将校が数多く輩出されるエリートコースだ。授業料が高額なため平民には狭き門なのだが、オスカーはドワイラクスの推薦・援助を得て入学できたらしい。
次に平民からの叩き上げコース。
騎士の小姓となって働きながら、主君に剣術を学ばせてもらう方法だ。従卒、従騎士へと実践経験を積みながら出世していくのが定番で、ドワイラクスはこのタイプ。輝かしい戦功を積んで実力だけで平民から大将軍へと成りあがった伝説の剣聖だ。
つまり医学生から騎士になるなど、通常あり得ないことなのだ。
「剣術の弟子ではないと申すか」
「時期尚早と申しました。アレは医師免許取得に向け、寝る間も惜しんで勉学中です。そんな医者のタマゴを剣でつつきたいのなら、ご自由になされませ。ただし……」
ドワイラクスがスルリと顎ひげを撫でた。
「割れて何が飛び出しても、ワシは助けられませぬ。アレは剣術の天才ゆえ、お覚悟を持って挑みなされ」
言われたエイデン王子も、黙って聞いていたオスカーも、驚愕に目を見開いた。ふたりともドワイラクスに師事し、騎士団長が舌を巻くほどの凄腕だ。
その弟子に対して、この言い様……。
嘘だ。こんなこと信じられない。
だってアーチーから剣の話なんて、これっぽっちも聞いたことが無い。医師免許を取って村に貢献できればと、若者らしく笑顔で夢を語っていたんだ。
物騒な剣術なんて、優しいアーチーには似合わない。
「……おもしれえ。師匠。そいつが医師免許を取ったら、真っ先に知らせてくれ」
「お断りじゃ。初めに知らせる相手は決まっておる。のう黒神子様?」
「え? は?」
「なんでカルスだよ。関係ねえだろ。師匠は昔からカルスにだけは激甘だなあ」
「お話し中失礼いたします。エイデン殿下。陛下がお呼びです」
恐る恐るといった呈で、使いの者が割り込んできた。
「……わかった。いま行く」
王子は俺のこめかみに軽いキスを残すと、遠巻きに控えていたお付きの者を従え颯爽と去っていった。ドワイラクスも、にこやかな挨拶を残して続けざまに去っていく。
台風みたいな人たちだったな。もうグッタリだ。
そろそろ俺もいいよね? 役目果たしたし。
また挨拶ラッシュが始まってしまう前に、オスカーへ帰りたい旨を耳打ちで伝えた。
「食事くらいしていっては?」
「すました貴族連中と食べたって美味くないもん。家でお茶漬けかきこんだ方がマシ」
「?」
オスカーが首を傾げた。
あっそうか。お茶漬け知らないのか。
「あー、お茶漬けってのは……」
「分かりました。私はまだ残りますので、護衛騎士に送らせます」
おいコラ! 少しは茶漬けに興味もて!
(……三つ子はもう寝たかな)
優雅で贅沢な生演奏が、どんどん遠ざかっていく。
大神殿への帰り道、警備の都合で馬車の窓はカーテンで閉ざされていた。聖騎士たちに守られた馬車の中、オイルランプで照らされた見知らぬ使用人の顔が、薄明りに浮かび上がっていて地味に怖い。
前世では当たり前にあった、LED電球の白い光が懐かしい。
(剣の天才って言われてた)
……アーチー。
俺が聞いてた話とだいぶ違うじゃんか。
王子にまで目をつけられた親友が心配でならない。
終始沈黙していたオスカーも、王子を焚きつけたドワイラクスも、いったい何を考えているのか。
なんにも……、
俺はアーチーのことを知らなかったんだな。
どうして……、
俺はこんなにも動揺してるんだろう?
「「……」」
あっ、ふたりともムッツリと黙りこんだ。
片や王の椅子に最も近い男、片や大神殿を裏で牛耳る男が、師匠怖さにそっと目をそらしている。大の男が肩を丸めて、おじいちゃんに叱られた孫みたいで微笑ましい。
ふふっと小さく吹き出したら、三人の視線が一気に集まった。
え? なに?
「……可憐だ。あー…ところで師匠、いやドワイラクスよ。そなたに聞きたいことがある」
おかしな間を埋めるようにして王子がしゃべりだした。ゲンコツ予告が効いたのか、王族っぽい口調に改められている。
最初なんて言ったんだ? カレンダーって聞こえたぞ?
「そなたが行く先々へある男を連れ回していると聞いた。公務以外では他人を寄せ付けず、誰の世話にもならず、孤独を好むそなたがだ。騎士団の間で弟子ではないかと噂になっているが、どうなのだ?」
(――ッ!)
不意打ちで呼吸が一瞬止まった。
それって……。
「ふむ。弟子ならばどうなさる?」
「すぐに手合わせがしたい」
「かの者は平民で宮中の礼儀も知りませぬ。殿下のお相手は時期尚早かと」
「どの口が言っている。そなたの弟子に礼儀など期待するものか。宮殿が嫌ならこちらから出向いても良い」
「ふぉっふぉっ。殿下自ら剣を持って乗り込まれると? 相手は医学部の学生ですぞ」
……やっぱりアーチーのことだ。
まさか王子から彼の話題が出てくるなんて。
しかも剣で手合わせって? 親友を巻き込み始めた血生臭い話題に、指先から血の気が引いていく。
「なに? 騎士学校の生徒でも従卒でもなく、医学生だと?」
「さよう」
この国において、剣で身を立てる為の通過点はふたつだ。
まずは騎士学校。前世で例えればキャリア官僚コース。
エイデン王子は正にこのタイプ。貴族や金持ちなど後ろ盾のある子息が多く通い、未来の将校が数多く輩出されるエリートコースだ。授業料が高額なため平民には狭き門なのだが、オスカーはドワイラクスの推薦・援助を得て入学できたらしい。
次に平民からの叩き上げコース。
騎士の小姓となって働きながら、主君に剣術を学ばせてもらう方法だ。従卒、従騎士へと実践経験を積みながら出世していくのが定番で、ドワイラクスはこのタイプ。輝かしい戦功を積んで実力だけで平民から大将軍へと成りあがった伝説の剣聖だ。
つまり医学生から騎士になるなど、通常あり得ないことなのだ。
「剣術の弟子ではないと申すか」
「時期尚早と申しました。アレは医師免許取得に向け、寝る間も惜しんで勉学中です。そんな医者のタマゴを剣でつつきたいのなら、ご自由になされませ。ただし……」
ドワイラクスがスルリと顎ひげを撫でた。
「割れて何が飛び出しても、ワシは助けられませぬ。アレは剣術の天才ゆえ、お覚悟を持って挑みなされ」
言われたエイデン王子も、黙って聞いていたオスカーも、驚愕に目を見開いた。ふたりともドワイラクスに師事し、騎士団長が舌を巻くほどの凄腕だ。
その弟子に対して、この言い様……。
嘘だ。こんなこと信じられない。
だってアーチーから剣の話なんて、これっぽっちも聞いたことが無い。医師免許を取って村に貢献できればと、若者らしく笑顔で夢を語っていたんだ。
物騒な剣術なんて、優しいアーチーには似合わない。
「……おもしれえ。師匠。そいつが医師免許を取ったら、真っ先に知らせてくれ」
「お断りじゃ。初めに知らせる相手は決まっておる。のう黒神子様?」
「え? は?」
「なんでカルスだよ。関係ねえだろ。師匠は昔からカルスにだけは激甘だなあ」
「お話し中失礼いたします。エイデン殿下。陛下がお呼びです」
恐る恐るといった呈で、使いの者が割り込んできた。
「……わかった。いま行く」
王子は俺のこめかみに軽いキスを残すと、遠巻きに控えていたお付きの者を従え颯爽と去っていった。ドワイラクスも、にこやかな挨拶を残して続けざまに去っていく。
台風みたいな人たちだったな。もうグッタリだ。
そろそろ俺もいいよね? 役目果たしたし。
また挨拶ラッシュが始まってしまう前に、オスカーへ帰りたい旨を耳打ちで伝えた。
「食事くらいしていっては?」
「すました貴族連中と食べたって美味くないもん。家でお茶漬けかきこんだ方がマシ」
「?」
オスカーが首を傾げた。
あっそうか。お茶漬け知らないのか。
「あー、お茶漬けってのは……」
「分かりました。私はまだ残りますので、護衛騎士に送らせます」
おいコラ! 少しは茶漬けに興味もて!
(……三つ子はもう寝たかな)
優雅で贅沢な生演奏が、どんどん遠ざかっていく。
大神殿への帰り道、警備の都合で馬車の窓はカーテンで閉ざされていた。聖騎士たちに守られた馬車の中、オイルランプで照らされた見知らぬ使用人の顔が、薄明りに浮かび上がっていて地味に怖い。
前世では当たり前にあった、LED電球の白い光が懐かしい。
(剣の天才って言われてた)
……アーチー。
俺が聞いてた話とだいぶ違うじゃんか。
王子にまで目をつけられた親友が心配でならない。
終始沈黙していたオスカーも、王子を焚きつけたドワイラクスも、いったい何を考えているのか。
なんにも……、
俺はアーチーのことを知らなかったんだな。
どうして……、
俺はこんなにも動揺してるんだろう?
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