【完結】前世の不幸は神様のミスでした？異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです

3章

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「ええ！？父上ずるい！！ねえ、ノア私は私は？」


「言うまでもありません。みんな大好きです。」


「あーコホン。宰相から聞いてはいたが、あのダンテがメロメロ・・・慣れぬな・・・」


「これでも、仕事をしているときの父上は、かっこいいですよ。抜けているところもありますが。」


「はははっ、そこは変わらぬな！息子にもこういわれるとは。いやはや。」


「陛下、立場上同じくらいの立場との事ですが、私には敬語は使わなくて結構です。年上の方のしかも陛下に、敬語を使われるのは、ちょっと・・・」


「そうかい？では、私にも気安く話しかけてくれ。」


「あ、ありがとうございます。」


「それで、なんだが。ここ最近リートルテ領で”学校”なるものを作って、勉強を平民にも受けさせていると聞いたんだが・・・」


「ああ、はい。事実ですよ。我が領は選民意識が低いですから。」


「うむ。詳しく聞きたいのだが。」


「その前にいいですか？」

宰相閣下が話に入ってきた。


「なんだ？」


「こんなうわさも王都であったのです。その”学校”を作ったのはノア様だという。」


「・・・・・・・・」

しばしの沈黙。え、父上。すぐに答えないと認めているようなもんなんだけど・・・


「リアム。魔法契約書の準備は？」


「できています。」


「宰相、陛下。魔法契約書に契約をできますか？出来るなら、話しましょう。出来ぬなら、話しません。他言無用。広まった場合、裏切りとみなし、一家で出ていく。」


陛下と宰相は顔を見合わせ、言った。


「「契約しよう。（します。）」」


「わかった。リアム、頼む。」


「はい、父上。」

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少し短いですが…
キリが良かったので。