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神決め大会 予選二日目
鴨川糸電話大作戦Ⅳ
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『佐藤さん』が『元』魔人だったなんて思わなかった。
「でも、何でシュガーじゃなくて『佐藤』っていう名前なの?」
ニケが尋ねる。
「それは鶴太郎さんが」
なるほど。鶴太郎さんらしいといえばらしい。
「要は、ダジャレみたいなもんですよね」
俺は鶴太郎さんに言った。
「さすが青年! 私のセンスにようやく気づいたか!」
「センスは……まぁ……そんなことより」
センスを誉めたわけではないと分かると、鶴太郎さんはうなだれた。話を戻そう。
「佐藤さんは、『大魔人の交渉』で何を願ったんですか?」
佐藤さんが『一人目の成功者』と聞いて驚いたが、話はここからだ。ニケは、俺を助けるために『魔人に備わる能力と寿命』を失った。佐藤さんは一体何を引き替えにしたのだろうか。
「私の願いは……『鶴太郎さんの元へ行くことだった』の」
「鶴太郎さんの元へ?」
俺の問いに佐藤さんは頷く。
「鶴太郎さんが『襲撃』に巻き込まれた後、私もその記憶を失っていた。でも、ある時、私は私自身が『何か』を『忘れている』ことに気づいたの」
「それはどうやって?」
話を聞いていたニケが今度は尋ねた。
「ニケちゃんは見たことあるんじゃないかな? 神様宮殿の台所にある『麦わら帽子の少年』の時計」
「あっ! あります、見たこと! あの時計のデザイン、『元』神様も気に入っていて、私も好きでした!」
あの時計か。ニケの『好き』という言葉に鶴太郎さんは顔を上げた。その顔はにこやかだ。
「な~~にを隠そう! アレ~~は、私が……」
腰に手を当て、鶴太郎さんが言おうとするのを佐藤さんは遮った。
「話が脱線しそうなので」
「すいません」
佐藤さんにそう言われ、またも鶴太郎さんはうなだれた。
「そして、私はあの時計をきっかけに、自分の記憶を疑い始めた。その中で、私は、自分が『鶴太郎さんの秘書』だったことを思い出した」
「『秘書』だったんですか!?」
なるほど。そういうことだったのか。
「そして、私は『大魔人の交渉』を使った。私の記憶以外、鶴太郎さんの手がかりはなかったから」
「大魔人からの要求はなんだったんですか?」
俺は気になっていたことを改めて尋ねた。
「『魔人としての能力を貰う』だったわ。そして、その願いは聞き入れられ、私は人間界にいた鶴太郎さんのところへ行くことが出来た」
「『能力と引き替え』って、わ、私と一緒・・・・・・」
「一緒じゃないだろ」
ニケが共感するのを俺は否定した。
「え、にけちゃんも、『大魔人の交渉』を!?」
俺は佐藤さんにも鶴太郎さんと同じように説明した。
「そうだったの。でも、一緒じゃないってどういうこと?」
佐藤さんが尋ねる。その後ろで鶴太郎さんも神妙な顔をしている。
「えっと、寿命を……」
ニケが話し始めた。この神決め大会の期間中のみしか、ニケが生きることが出来ないということを聞くと、二人とも驚いていた。
「なるほど。そうか。そうであれば、なおさら強くならなくてはいけないな」
鶴太郎さんが言う。そうだ。なんともしても勝ち上がる必要がある。こんなところで寝ている場合じゃない。
「青年、ニケくん、二人に『特殊天界桃』の本当の使い方を教えよう」
「!?」
鶴太郎さんは笑みを浮かべている。『特殊天界桃』、たしか『天界力を込めることが出来る』という能力があったはずだ。でも、本当の使い方とは……。
「ニケくん、『天界桃』の効能は覚えているかな?」
「えっと……たしか『天界力が回復する』ですよね」
ニケの答えに鶴太郎さんは頷いた。
「そうだ。天界に住む者にとって、『天界桃』は日常的に必要になってくる代物だ」
「『天界力』を使うことが多いからですか?」
俺は確認の意味も込めて聞いた。天界に住む者は『能力』を持っている。それを使用するには『天界力』が必要になるからだ。
「ああ、その通りだ! 青年。そして、その『天界桃』を基に作り出したのが、『特殊天界桃』だ」
「えっと、それで、本当の使い方って」
ニケは待ちきれないとばかりに鶴太郎さんに迫る。
「『天界力を込めることが出来る』というのは正確には……」
「実際に見せた方が早いんじゃないですか?」
黙っていた佐藤さんが提案した。ニケはうずうずしている。
「そうだな。では見せようか!」
そう言いながら、鶴太郎さんは右手を出した。何が行われるのだろう。
「『創造』!!」
「「!?」」
鶴太郎さんが叫ぶと、なんと右手から小さな『麦わら帽子の少年の時計』が出てきた。
「え、え、え! すっごい! す、すっごい!」
驚きすぎて、語彙力がむちゃくちゃ低下しているニケ。だが、これは俺も驚いた。
「これが私の『能力』の『創造』だ」
鶴太郎さんは自信満々な顔でそう言った。
「そして……」
そう言う佐藤さんの方に目を向けると、右手で拳銃を持って、それを自身の右こめかみに向けている。左手は反対側のこめかみを押さえている。
「え、佐藤さん!?」
俺は叫んだ。ニケは両手で目を覆っている。
「『再生』」
『バンッ』
佐藤さんが叫ぶと同時に引き金は引かれた。……が、佐藤さんは何ともない。
「く、空砲だったんですか?」
血が出ていないことから俺はそう尋ねた。
「空砲じゃないぞ」
「え?」
鶴太郎さんの返答に俺は唖然とする。佐藤さんはニコリと笑って、握っていた左手を開いた。手のひらにあった銃弾は床に落ちた。
「これが私の『能力』、『再生』よ」
「す、すごい」
ニケはただただ驚いていた。もちろん、俺も同じ反応だ。
「君たちが、食べていた『特殊天界桃』には、私たち二人の能力が込められていたのだ」
驚く俺たちに鶴太郎さんは笑いながら言った。
「でも、気になることが……」
「どうした? 青年」
二人の能力については分かった。だが……。
「力が上がった気がしたり……いや、あれは完全に上がっていました。それも能力の効果ですか?」
「ああ、そうだ。私の能力、創造はモノを生み出すだけではなく、使用したことがある能力も再現し、作り出すことが出来るのだ」
「使用した能力を?」
鶴太郎さんに尋ねる俺に今度は佐藤さんが口を開いた。
「そう、だから、鶴太郎さんが神様の時に使うことが出来た能力を今も使えるのは能力のおかげ。全体のパラメータを上げる能力を神様は使えるの。」
「え、じゃあ、神様にも勝てる? 神島さんにも」
今度はニケが尋ねた。その目は希望に満ちている。ごめんな、俺が不甲斐ないばっかりに。
「いや、使えると言っても、あくまで『再現』のレベルだからね。私は、神島に勝てるのは青年だけだと思っているよ」
そう言って、鶴太郎さんは俺にウインクをしてきた。……ごめん、おじさんのウインクはキツイものがあります。
「あ、あと、私も一つ疑問があります!!」
ニケが手を挙げる。
「佐藤さんはさっき『大魔人の交渉』で『魔人の能力を貰う』だったって言いましたけど、なんで能力が使えるんですか?」
確かにそうだ。佐藤さんの能力のインパクトが凄すぎて忘れていた。
「私の能力、再生は、昔は他者も治すことが出来た。でも、今は自分しか治すことが出来ないの」
「能力の一部が使えなくなったってことですか?」
確認の意味で俺は聞いた。
「そういうことね。でも、今は『特殊天界桃』を使えば、他の人も治せるし、あんまり前と変わらないかな」
佐藤さんは笑いながらそう言った。
「よし、とにかくそういうことだ! 今日はみんなで飯でも行こうか!」
お腹をポンポンと叩きながら鶴太郎さんは言った。
「あ、でも、今日、梅森さんを家まで送らないと」
俺にはまだしなきゃいけないことがあったこと思い出した。
「梅森さんって昨日の人?」
ニケが聞く。その目は少し怖い。
「いや、色々あって」
「だったら、梅森も呼ぼう! みんなで飯だ飯!!」
こうして、俺たちは大学近くの居酒屋に向かった。
「はい……。なんでも、『特殊天界桃』というものが……はい。……様、私に任せてください」
拓真たちを監視する男は電話を切ると、その場を去った。
「でも、何でシュガーじゃなくて『佐藤』っていう名前なの?」
ニケが尋ねる。
「それは鶴太郎さんが」
なるほど。鶴太郎さんらしいといえばらしい。
「要は、ダジャレみたいなもんですよね」
俺は鶴太郎さんに言った。
「さすが青年! 私のセンスにようやく気づいたか!」
「センスは……まぁ……そんなことより」
センスを誉めたわけではないと分かると、鶴太郎さんはうなだれた。話を戻そう。
「佐藤さんは、『大魔人の交渉』で何を願ったんですか?」
佐藤さんが『一人目の成功者』と聞いて驚いたが、話はここからだ。ニケは、俺を助けるために『魔人に備わる能力と寿命』を失った。佐藤さんは一体何を引き替えにしたのだろうか。
「私の願いは……『鶴太郎さんの元へ行くことだった』の」
「鶴太郎さんの元へ?」
俺の問いに佐藤さんは頷く。
「鶴太郎さんが『襲撃』に巻き込まれた後、私もその記憶を失っていた。でも、ある時、私は私自身が『何か』を『忘れている』ことに気づいたの」
「それはどうやって?」
話を聞いていたニケが今度は尋ねた。
「ニケちゃんは見たことあるんじゃないかな? 神様宮殿の台所にある『麦わら帽子の少年』の時計」
「あっ! あります、見たこと! あの時計のデザイン、『元』神様も気に入っていて、私も好きでした!」
あの時計か。ニケの『好き』という言葉に鶴太郎さんは顔を上げた。その顔はにこやかだ。
「な~~にを隠そう! アレ~~は、私が……」
腰に手を当て、鶴太郎さんが言おうとするのを佐藤さんは遮った。
「話が脱線しそうなので」
「すいません」
佐藤さんにそう言われ、またも鶴太郎さんはうなだれた。
「そして、私はあの時計をきっかけに、自分の記憶を疑い始めた。その中で、私は、自分が『鶴太郎さんの秘書』だったことを思い出した」
「『秘書』だったんですか!?」
なるほど。そういうことだったのか。
「そして、私は『大魔人の交渉』を使った。私の記憶以外、鶴太郎さんの手がかりはなかったから」
「大魔人からの要求はなんだったんですか?」
俺は気になっていたことを改めて尋ねた。
「『魔人としての能力を貰う』だったわ。そして、その願いは聞き入れられ、私は人間界にいた鶴太郎さんのところへ行くことが出来た」
「『能力と引き替え』って、わ、私と一緒・・・・・・」
「一緒じゃないだろ」
ニケが共感するのを俺は否定した。
「え、にけちゃんも、『大魔人の交渉』を!?」
俺は佐藤さんにも鶴太郎さんと同じように説明した。
「そうだったの。でも、一緒じゃないってどういうこと?」
佐藤さんが尋ねる。その後ろで鶴太郎さんも神妙な顔をしている。
「えっと、寿命を……」
ニケが話し始めた。この神決め大会の期間中のみしか、ニケが生きることが出来ないということを聞くと、二人とも驚いていた。
「なるほど。そうか。そうであれば、なおさら強くならなくてはいけないな」
鶴太郎さんが言う。そうだ。なんともしても勝ち上がる必要がある。こんなところで寝ている場合じゃない。
「青年、ニケくん、二人に『特殊天界桃』の本当の使い方を教えよう」
「!?」
鶴太郎さんは笑みを浮かべている。『特殊天界桃』、たしか『天界力を込めることが出来る』という能力があったはずだ。でも、本当の使い方とは……。
「ニケくん、『天界桃』の効能は覚えているかな?」
「えっと……たしか『天界力が回復する』ですよね」
ニケの答えに鶴太郎さんは頷いた。
「そうだ。天界に住む者にとって、『天界桃』は日常的に必要になってくる代物だ」
「『天界力』を使うことが多いからですか?」
俺は確認の意味も込めて聞いた。天界に住む者は『能力』を持っている。それを使用するには『天界力』が必要になるからだ。
「ああ、その通りだ! 青年。そして、その『天界桃』を基に作り出したのが、『特殊天界桃』だ」
「えっと、それで、本当の使い方って」
ニケは待ちきれないとばかりに鶴太郎さんに迫る。
「『天界力を込めることが出来る』というのは正確には……」
「実際に見せた方が早いんじゃないですか?」
黙っていた佐藤さんが提案した。ニケはうずうずしている。
「そうだな。では見せようか!」
そう言いながら、鶴太郎さんは右手を出した。何が行われるのだろう。
「『創造』!!」
「「!?」」
鶴太郎さんが叫ぶと、なんと右手から小さな『麦わら帽子の少年の時計』が出てきた。
「え、え、え! すっごい! す、すっごい!」
驚きすぎて、語彙力がむちゃくちゃ低下しているニケ。だが、これは俺も驚いた。
「これが私の『能力』の『創造』だ」
鶴太郎さんは自信満々な顔でそう言った。
「そして……」
そう言う佐藤さんの方に目を向けると、右手で拳銃を持って、それを自身の右こめかみに向けている。左手は反対側のこめかみを押さえている。
「え、佐藤さん!?」
俺は叫んだ。ニケは両手で目を覆っている。
「『再生』」
『バンッ』
佐藤さんが叫ぶと同時に引き金は引かれた。……が、佐藤さんは何ともない。
「く、空砲だったんですか?」
血が出ていないことから俺はそう尋ねた。
「空砲じゃないぞ」
「え?」
鶴太郎さんの返答に俺は唖然とする。佐藤さんはニコリと笑って、握っていた左手を開いた。手のひらにあった銃弾は床に落ちた。
「これが私の『能力』、『再生』よ」
「す、すごい」
ニケはただただ驚いていた。もちろん、俺も同じ反応だ。
「君たちが、食べていた『特殊天界桃』には、私たち二人の能力が込められていたのだ」
驚く俺たちに鶴太郎さんは笑いながら言った。
「でも、気になることが……」
「どうした? 青年」
二人の能力については分かった。だが……。
「力が上がった気がしたり……いや、あれは完全に上がっていました。それも能力の効果ですか?」
「ああ、そうだ。私の能力、創造はモノを生み出すだけではなく、使用したことがある能力も再現し、作り出すことが出来るのだ」
「使用した能力を?」
鶴太郎さんに尋ねる俺に今度は佐藤さんが口を開いた。
「そう、だから、鶴太郎さんが神様の時に使うことが出来た能力を今も使えるのは能力のおかげ。全体のパラメータを上げる能力を神様は使えるの。」
「え、じゃあ、神様にも勝てる? 神島さんにも」
今度はニケが尋ねた。その目は希望に満ちている。ごめんな、俺が不甲斐ないばっかりに。
「いや、使えると言っても、あくまで『再現』のレベルだからね。私は、神島に勝てるのは青年だけだと思っているよ」
そう言って、鶴太郎さんは俺にウインクをしてきた。……ごめん、おじさんのウインクはキツイものがあります。
「あ、あと、私も一つ疑問があります!!」
ニケが手を挙げる。
「佐藤さんはさっき『大魔人の交渉』で『魔人の能力を貰う』だったって言いましたけど、なんで能力が使えるんですか?」
確かにそうだ。佐藤さんの能力のインパクトが凄すぎて忘れていた。
「私の能力、再生は、昔は他者も治すことが出来た。でも、今は自分しか治すことが出来ないの」
「能力の一部が使えなくなったってことですか?」
確認の意味で俺は聞いた。
「そういうことね。でも、今は『特殊天界桃』を使えば、他の人も治せるし、あんまり前と変わらないかな」
佐藤さんは笑いながらそう言った。
「よし、とにかくそういうことだ! 今日はみんなで飯でも行こうか!」
お腹をポンポンと叩きながら鶴太郎さんは言った。
「あ、でも、今日、梅森さんを家まで送らないと」
俺にはまだしなきゃいけないことがあったこと思い出した。
「梅森さんって昨日の人?」
ニケが聞く。その目は少し怖い。
「いや、色々あって」
「だったら、梅森も呼ぼう! みんなで飯だ飯!!」
こうして、俺たちは大学近くの居酒屋に向かった。
「はい……。なんでも、『特殊天界桃』というものが……はい。……様、私に任せてください」
拓真たちを監視する男は電話を切ると、その場を去った。
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