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デート
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“ピンポーン”
「はい。」
「海斗です。」
「ちょっと待っててね!いらっしゃい、海斗君。」
「おばさん、花音はどうですか?」
「すっかりよくなって元気しているわよ~」
「これおばさん食べてください。看病で疲れたでしょ?」
「これテレビでたくさんの人が並んでいたお菓子じゃない!?いいの!?」
「いいんです、それぐらい。おばさんが看病したから花音は治ったんだし。」
「もぉ~海斗君たら。ねぇねぇあなたたち付き合っているの?」
「いや…まだ…」
「まだってことは海斗君は花音のこと好きなの?」
「はい。」
「花音すっかり元気だし、今日はデートしてきなさいよ!」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫、大丈夫!花音!海斗君来てくれたわよ!」
「はぁ~い!」
「花音…」
二階から降りてきた花音は少し痩せてしまっていたが、表情は元気そうだった。
「海斗君…どうしたの?」
「元気になったかなって思って…」
「ほら、あなたたち若いんだからデートしてきなさい!デート!」
「え!?デート!?」
「花音、体調大丈夫?」
「体調は大丈夫だけど…」
「じゃあ…俺とデートしてください。」
「え…///」
改めて言葉にして言われると胸が高まってくるのが自分でもわかった。
「はい、行ってらっしゃい!」
まだ返事をしないうちに母親に腕を引っ張られ外に出された。
「お母さん、携帯とかお財布とか…!?」
海斗が花音と手を繋いできたことに驚いて、その先の言葉が言えなくなった…
「行こう!」
「え…でもお財布…」
「いいから♪」
手、手が…海斗君と今手を繋いでいるの!?
本当に私たちこのままデートに行っちゃうの…?
「ど、どこに行くの?」
「ん~そうだな~」
「どこか行きたいとこある?」
「あ…私デートってしたことなくて…」
「う~ん病み上がりだからな…じゃあ映画とか?」
「うん、映画好き。てか観たいのがあるんだ。」
「おぉ!どれどれ!?」
「ホラーなんだけど…」
「え!?ホラーとか好きなの!?」
「ホラー好きというか大好き♪」
「あ…これこれ。」
映画館に着き、花音が見たいホラー映画のポスターを海斗に見せる。
ポスターの絵は全体的に黒でゾンビがたくさん描かれていた。
「…怖いんじゃない?顔色悪いよ?」
「だ、大丈夫。」
「海斗君が見たいので大丈夫だよ?」
「いや…今日は花音のこと色々知りたいって思っているから、花音が観たいのがいい。」
そういって海斗はホラーの映画のチケットを二枚買った。
「はい。」
「海斗です。」
「ちょっと待っててね!いらっしゃい、海斗君。」
「おばさん、花音はどうですか?」
「すっかりよくなって元気しているわよ~」
「これおばさん食べてください。看病で疲れたでしょ?」
「これテレビでたくさんの人が並んでいたお菓子じゃない!?いいの!?」
「いいんです、それぐらい。おばさんが看病したから花音は治ったんだし。」
「もぉ~海斗君たら。ねぇねぇあなたたち付き合っているの?」
「いや…まだ…」
「まだってことは海斗君は花音のこと好きなの?」
「はい。」
「花音すっかり元気だし、今日はデートしてきなさいよ!」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫、大丈夫!花音!海斗君来てくれたわよ!」
「はぁ~い!」
「花音…」
二階から降りてきた花音は少し痩せてしまっていたが、表情は元気そうだった。
「海斗君…どうしたの?」
「元気になったかなって思って…」
「ほら、あなたたち若いんだからデートしてきなさい!デート!」
「え!?デート!?」
「花音、体調大丈夫?」
「体調は大丈夫だけど…」
「じゃあ…俺とデートしてください。」
「え…///」
改めて言葉にして言われると胸が高まってくるのが自分でもわかった。
「はい、行ってらっしゃい!」
まだ返事をしないうちに母親に腕を引っ張られ外に出された。
「お母さん、携帯とかお財布とか…!?」
海斗が花音と手を繋いできたことに驚いて、その先の言葉が言えなくなった…
「行こう!」
「え…でもお財布…」
「いいから♪」
手、手が…海斗君と今手を繋いでいるの!?
本当に私たちこのままデートに行っちゃうの…?
「ど、どこに行くの?」
「ん~そうだな~」
「どこか行きたいとこある?」
「あ…私デートってしたことなくて…」
「う~ん病み上がりだからな…じゃあ映画とか?」
「うん、映画好き。てか観たいのがあるんだ。」
「おぉ!どれどれ!?」
「ホラーなんだけど…」
「え!?ホラーとか好きなの!?」
「ホラー好きというか大好き♪」
「あ…これこれ。」
映画館に着き、花音が見たいホラー映画のポスターを海斗に見せる。
ポスターの絵は全体的に黒でゾンビがたくさん描かれていた。
「…怖いんじゃない?顔色悪いよ?」
「だ、大丈夫。」
「海斗君が見たいので大丈夫だよ?」
「いや…今日は花音のこと色々知りたいって思っているから、花音が観たいのがいい。」
そういって海斗はホラーの映画のチケットを二枚買った。
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