140 / 335
第2章
【2-122】兄弟間の派閥
しおりを挟む
◇
ジャスミンの宣言以降も、キリエ以外──といってもライアンも黙りがちであったから、ほぼジェイデンとジャスミンが中心になっていたものの活発に意見が交わされ、終了予定時刻を大幅に押して最終討論会は終わった。
中間討論会のときと同様にキリエの顔色が悪いことから、リアムは休憩を勧めてきたが、当の本人は早く帰宅することを望んだ。待機していたエドワードからにこやかに出迎えられて馬車に乗り込んだキリエは、ドアが閉じられるなり深い溜息を零す。
「あぁ……、頭がおかしくなりそうです」
「だから、休憩してから帰ろうと言ったのに」
馬車が動き出し、リアムは側近仕様を解いて苦笑しながらキリエの頭を撫でてきた。よく知る感触に安心しつつ、キリエは彼の手を払わない程度に緩く首を振る。
「お城の中では、リアムがかしこまったままです。それでは僕も君も気が休まらないので、早くおうちに帰りたかったのです」
「うん、……そうか」
リアムの声は、どことなく嬉しそうだ。不思議に思ったキリエが彼を見上げると、リアムは穏やかに言う。
「あの屋敷をキリエが『家』だと、帰りたい場所だと思ってくれているのが、嬉しいんだ」
「あ……、すみません、僕は居候なのに図々しいことを」
「謝るな。俺は、嬉しいと言っただろう? ……五年前、あの屋敷を手に入れたときには、大切な家族が増えていくだなんて予想していなかったし、今のように温かな家になるとも思っていなかった。キリエがいずれ家庭を持つことになれば新居を用意して出て行ってしまうのだろうが、それまでは、あの屋敷を『我が家』だと思って共に暮らしてくれると嬉しい」
「はい。ありがとうございます、リアム」
互いに視線を合わせ、二人して少し照れくさくなって微笑み合った。
そうして気分が和み、心と思考に余裕ができたキリエだったが、ふと表情を改める。
「あの……、家に着く前に、今日の討論会の振り返りをしてもいいでしょうか?」
「ああ、そうだな。明日もまた登城しなくてはならないし、帰宅したらなるべく早く休むようにしたほうがいい。考えごとは今のうちに済ませたほうがいいだろう」
新たに発覚した不正徴収問題へどのように対処していくべきかを話し合うために、明日、宰相と名誉称号騎士の緊急集会が開かれることになったのだ。キリエもリアムと共に王城へ行き、彼が集会に参加している間は王国騎士団で保護してもらうことになっている。
リアムの言葉に頷いたキリエは、まずは一番気になっていることを口にした。
「今日の討論会の結果、ライアンだけが孤立してしまったように思えたのですが……」
「そうだな。……今までは中立というか、次期国王になれる立場ではないとして一歩引いたところにいたジャスミン様が、キリエに賛同する姿勢を公言された。キリエに票が集まっても即位することはなくジェイデン様へ譲位するというのを承知の上での宣言だから──、最終的にはライアン様とジェイデン様の一騎打ちという形ではあるが、実質は一対三で候補者の派閥が割れたという形だ」
「なぜ、こんなことに……」
ジェイデンもジャスミンも、貧困層の王国民へ救済の手を差し伸べるべきだと主張している。それはキリエにとっては有難いことではあるのだが、この国にとって良い展開であるのかが分からなくなってきてしまった。
不安と混乱を同時に表情へ出しているキリエを見つめながら、リアムが説明し始める。
「キリエの願っていた国の在り方へ近づくには、今の流れは決して悪いものではない。むしろ、良い展開だ。ジェイデン様とジャスミン様はそれぞれ視点は違えど、貧困層の生活向上がウィスタリア王国には必要だと考えていらっしゃることには変わりない」
なぜ貧民救済が必要なのかという議題が上がっていた際、ジェイデンは「貧困層も含む一般国民は国の土台であり、彼らの生活が向上しなければ国全体が豊かにはならないから」、ジャスミンは「貧困層でも最低限の教育を受けられる程度の水準の生活になり識字率が上がらなければ、これ以上の国の発展は見込めない」という意見を述べていた。
実際に貧しい孤児として生きてきたから現状を何とかしたい、というキリエとは見ているものが異なるのだろうが、ジェイデンとジャスミンが貧民救済を重視している事実に変わりはなく、彼らの協力によってキリエの望みも叶う形になる。
──リアムは、そのように話した。
「なるほど……、ジェイデンもジャスミンもウィスタリア王国がより豊かになるために貧しい民の生活水準を上げていくべきだと考えているのであって、だからといって逆に富裕層の方々へ何かを無理強いするつもりでもない、ということですね」
「そうだ。御二人とも、不正徴収を行っている領主への厳罰は望んでいるが、不正とは無関係の領主や上流貴族へ減俸を迫ったりはされないだろう。だから、貧富を問わず皆に優しい国であってほしいというキリエの考えから外れていないはずだ」
「よかった。それなら、安心しました」
キリエは、貧しい民の救済をずっと願ってきた。しかし、だからといって、現在の富裕層へ不利益を強いたいわけでもない。
本日の討論会で意見を交わすジェイデンとジャスミンが貴族に対して手厳しい論調であったように思えて、キリエは少し心配だったのだ。
罪を犯していた者に厳罰が処されるのは致し方ないのだろうが、そうではない貴族が巻き添えを食い、最悪の場合には善良だった貴族まで没落してしまうという事態にならないかと不安だった。
没落貴族として茨の道を歩んできたリアムの人生を知っているからこそ、そんな憂慮を抱いたのかもしれない。
「キリエが心配するべきというか、警戒するべきなのは──ライアン様だろうな」
「えっ?」
「ライアン様、および彼の支援者となっている有力貴族には、くれぐれも注意をしてくれ」
驚いて瞬きを繰り返す銀眼を見つめる藍紫の瞳は、怖いほどに真剣だった。
ジャスミンの宣言以降も、キリエ以外──といってもライアンも黙りがちであったから、ほぼジェイデンとジャスミンが中心になっていたものの活発に意見が交わされ、終了予定時刻を大幅に押して最終討論会は終わった。
中間討論会のときと同様にキリエの顔色が悪いことから、リアムは休憩を勧めてきたが、当の本人は早く帰宅することを望んだ。待機していたエドワードからにこやかに出迎えられて馬車に乗り込んだキリエは、ドアが閉じられるなり深い溜息を零す。
「あぁ……、頭がおかしくなりそうです」
「だから、休憩してから帰ろうと言ったのに」
馬車が動き出し、リアムは側近仕様を解いて苦笑しながらキリエの頭を撫でてきた。よく知る感触に安心しつつ、キリエは彼の手を払わない程度に緩く首を振る。
「お城の中では、リアムがかしこまったままです。それでは僕も君も気が休まらないので、早くおうちに帰りたかったのです」
「うん、……そうか」
リアムの声は、どことなく嬉しそうだ。不思議に思ったキリエが彼を見上げると、リアムは穏やかに言う。
「あの屋敷をキリエが『家』だと、帰りたい場所だと思ってくれているのが、嬉しいんだ」
「あ……、すみません、僕は居候なのに図々しいことを」
「謝るな。俺は、嬉しいと言っただろう? ……五年前、あの屋敷を手に入れたときには、大切な家族が増えていくだなんて予想していなかったし、今のように温かな家になるとも思っていなかった。キリエがいずれ家庭を持つことになれば新居を用意して出て行ってしまうのだろうが、それまでは、あの屋敷を『我が家』だと思って共に暮らしてくれると嬉しい」
「はい。ありがとうございます、リアム」
互いに視線を合わせ、二人して少し照れくさくなって微笑み合った。
そうして気分が和み、心と思考に余裕ができたキリエだったが、ふと表情を改める。
「あの……、家に着く前に、今日の討論会の振り返りをしてもいいでしょうか?」
「ああ、そうだな。明日もまた登城しなくてはならないし、帰宅したらなるべく早く休むようにしたほうがいい。考えごとは今のうちに済ませたほうがいいだろう」
新たに発覚した不正徴収問題へどのように対処していくべきかを話し合うために、明日、宰相と名誉称号騎士の緊急集会が開かれることになったのだ。キリエもリアムと共に王城へ行き、彼が集会に参加している間は王国騎士団で保護してもらうことになっている。
リアムの言葉に頷いたキリエは、まずは一番気になっていることを口にした。
「今日の討論会の結果、ライアンだけが孤立してしまったように思えたのですが……」
「そうだな。……今までは中立というか、次期国王になれる立場ではないとして一歩引いたところにいたジャスミン様が、キリエに賛同する姿勢を公言された。キリエに票が集まっても即位することはなくジェイデン様へ譲位するというのを承知の上での宣言だから──、最終的にはライアン様とジェイデン様の一騎打ちという形ではあるが、実質は一対三で候補者の派閥が割れたという形だ」
「なぜ、こんなことに……」
ジェイデンもジャスミンも、貧困層の王国民へ救済の手を差し伸べるべきだと主張している。それはキリエにとっては有難いことではあるのだが、この国にとって良い展開であるのかが分からなくなってきてしまった。
不安と混乱を同時に表情へ出しているキリエを見つめながら、リアムが説明し始める。
「キリエの願っていた国の在り方へ近づくには、今の流れは決して悪いものではない。むしろ、良い展開だ。ジェイデン様とジャスミン様はそれぞれ視点は違えど、貧困層の生活向上がウィスタリア王国には必要だと考えていらっしゃることには変わりない」
なぜ貧民救済が必要なのかという議題が上がっていた際、ジェイデンは「貧困層も含む一般国民は国の土台であり、彼らの生活が向上しなければ国全体が豊かにはならないから」、ジャスミンは「貧困層でも最低限の教育を受けられる程度の水準の生活になり識字率が上がらなければ、これ以上の国の発展は見込めない」という意見を述べていた。
実際に貧しい孤児として生きてきたから現状を何とかしたい、というキリエとは見ているものが異なるのだろうが、ジェイデンとジャスミンが貧民救済を重視している事実に変わりはなく、彼らの協力によってキリエの望みも叶う形になる。
──リアムは、そのように話した。
「なるほど……、ジェイデンもジャスミンもウィスタリア王国がより豊かになるために貧しい民の生活水準を上げていくべきだと考えているのであって、だからといって逆に富裕層の方々へ何かを無理強いするつもりでもない、ということですね」
「そうだ。御二人とも、不正徴収を行っている領主への厳罰は望んでいるが、不正とは無関係の領主や上流貴族へ減俸を迫ったりはされないだろう。だから、貧富を問わず皆に優しい国であってほしいというキリエの考えから外れていないはずだ」
「よかった。それなら、安心しました」
キリエは、貧しい民の救済をずっと願ってきた。しかし、だからといって、現在の富裕層へ不利益を強いたいわけでもない。
本日の討論会で意見を交わすジェイデンとジャスミンが貴族に対して手厳しい論調であったように思えて、キリエは少し心配だったのだ。
罪を犯していた者に厳罰が処されるのは致し方ないのだろうが、そうではない貴族が巻き添えを食い、最悪の場合には善良だった貴族まで没落してしまうという事態にならないかと不安だった。
没落貴族として茨の道を歩んできたリアムの人生を知っているからこそ、そんな憂慮を抱いたのかもしれない。
「キリエが心配するべきというか、警戒するべきなのは──ライアン様だろうな」
「えっ?」
「ライアン様、および彼の支援者となっている有力貴族には、くれぐれも注意をしてくれ」
驚いて瞬きを繰り返す銀眼を見つめる藍紫の瞳は、怖いほどに真剣だった。
0
あなたにおすすめの小説
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる