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三章 王都滞在中
20話 従弟の事情
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ハイデン氏はドーヴァンス商会よりも大きな商会の代表を務める人であり、パレットの亡き父と懇意にしていた人物だ。
今は息子に跡を譲り、時折商会に顔を出して息子の相談に乗る日々だと聞いている。
十年前にパレットが家出を決行した時に、彼にだけは手紙で知らせを送っていた。
今のことであまりに目立ってしまったため、パレットはハイデン氏の執務室へ案内された。
「やれやれ、こうならないようにわざわざ朝からジェームスを外に使いに出していたのにね。
予想よりも早く用事を済ませたようだ」
「どうしてジェームスがハイデン商会に?」
パレットはため息交じりな様子のハイデン氏に尋ねた。
ジェームスはパレットの叔父の息子、つまりはドーヴァンス商会の跡取り息子のはずだ。
それが今の口ぶりでは、ジェームスが現在ハイデン商会で働いているように聞こえた。
この疑問に、ハイデン氏は疲れた顔をして答えた。
「家出だよ」
これにパレットは驚く。
叔父の一人息子として甘やかされていたはずのジェームスが、家出とはどういうことだろうか。
――あの叔父はなにしてるのよ!? 私のものを全部取り上げて、ジェームスに与えていたじゃないの!
疑問で頭が一杯のパレットに、ハイデン氏は続けて説明した。
「もう一年も前になるがね。
私もその頃、ジェームスとはほとんど面識がなかったんだ」
ジェームスが裏通りで貧民街の者たちに絡まれているところを、ハイデン氏がたまたま通りすがったのだそうだ。
「とりあえず私の馬車の中に保護して話を聞いても、ジェームスはもう家には帰らないとしか言わなかった」
困ってしまったハイデン氏は、とりあえずハイデン商会に連れ帰ったのだそうだ。
そこでジェームスが落ち着いた頃を見計らい話を聞いてみると、あの両親の元では自分はダメになると思って家出したのだと言った。
「成長するにつれて自分の両親が何と言われているのか、だんだん理解できるようになったのだろうね。
ジェームスは両親を反面教師に、正義感の強い子に育ったようだった」
ドーヴァンス商会の評判は悪いとパレットもジーンに聞いている。
その悪評に耐えられなくなったのかは知らない。
しかしパレットとしては同情できるものではない。
――人の幸せを全部取り上げておいて、今更被害者ぶるの?
ハイデン氏はジェームスを助けたはいいものの、そのまま放り出すのも寝覚めが悪いと考えたらしい。
ジェームスをとりあえず雇い入れて、商売に関わりのない細々とした雑務をさせることにしたのだという。
「おじ様も人がいいですね。
ドーヴァンス商会は何も言ってこなかったんですか?」
「仕方ないと思ったようだね。
私も一度は家に帰そうと思ったんだが、実はそれ以前に何度も家出を繰り返していたらしいんだ。
先方もせめて居場所がはっきりしている方がいいと思ったようだね」
万が一犯罪にでも巻き込まれ、身代金を要求されることも予想されるのだ。
繰り返したという言葉から察するに、すぐに連れ戻されたのだろう。
それはすなわち、ジェームスは家の近所をうろついていたに過ぎないということだ。
もうじき十六歳になるはずのジェームスの家出の計画性のなさに、パレットは頭痛がしてくる。
――家出なら、せめて王都を出ていきなさいよね
家の近所をブラブラしていただけでは、王都の不良の恰好のカモでしかない。
「ジェームスは私に、『お前のせい』だとかわめいてましたが」
パレットが先ほどのジェームスの言動を思い起こすと、ハイデン氏も困った顔をした。
「何故かパレットを諸悪の根源だと思っているのだよ。
パレットが父親の金を盗んだから、ショックで父親は駄目になったのだと。
もう少しジェームスが落ち着いたら、いろいろと話してやる気でいたのだが」
「……まあ理由はなんとなく、想像がつきます」
そう言ってパレットは眉根をぎゅっと寄せた。
十年前、当時の従業員たちは新たな主人に媚びを売るため、パレットや先代のことを悪し様に言っていた。
それをジェームスは真に受けて育ったのだろう。
パレットの叔父は昔、王都から少し離れた地方都市に住んでいた。
そこで商売を始めては失敗してということを繰り返していたと、生前の父から聞いていた。
叔父は商売をするには堅実さに欠け、目の前の儲け話に目が眩みがちな人柄なのだそうだ。
そのくせ失敗しても、運がなかったのだと外に原因を求める。
はっきり言って商売に向かない人物だ。
それでも商売をすることに固執したのは、おそらく父への対抗心だったのだろう。
「ジェームスのあの言動は、まさに叔父そっくりです」
叔父がお金の無心のために父に頭を下げに来た姿を何度か見たことがある。
その時の叔父の目が欲でギラギラ輝いていたことに、パレットは子供心に怯えたものだ。
「私としても、まさかドーヴァンス商会の従業員たちが、パレットを追い出すなんて思わなかったんだ。
早く気付いて助けてあげられなくてすまない」
ハイデン氏が異変に気付いた時は、パレットは叔父によって居場所を奪われた後だった。
口出しをしようにも、よその商会に手出しをするなと叔父に突っぱねられたのだとか。
パレットは目を閉じると、脳裏に当時の記憶が蘇る。
「私の父も、落ち度はあったのだと思います」
王都を出てから、父の人となりを聞く機会があった。
それによると、パレットの父は商売に関することを、なんでも自分で行わねば気が済まない人だったようである。
商会の運営も大事な商談も、全て父が行っていた。
従業員はただ数字を報告するだけ。
父が元気でいるうちはいいが、父がいないと成り立たない商会だったのだ。
父から言われた通りに仕事をしてきただけの従業員では、父を欠いて商会を運営していく経験がなかったのだ。
なので一見的確な指示を出してくれた叔父に飛びついた。
――なにも考えずに命令だけを聞いていればよかったんだもの、命令してくれる人間が来れば、そりゃ喜ぶわよね
だが商才のない叔父に、ドーヴァンス商会を運営できるはずもない。
未だ潰れていないのは、単に亡き父の貯金が多額にあったというだけなのだ。
ジェームスの身の上話がひと段落した後、ハイデン氏にパレットの近況について聞かれた。
パレットは現在アカレアの街で文官をしており、領主様の使いで王都に来たと話した。
「王城の方が忙しいらしくて、面会待ちなんです」
「そうか、領主様の使いを頼まれるなんて、すごい出世だ」
ハイデン氏にはそう言って祝福されたが、実際には内密のコネによるものである。
パレットとしては素直に喜び辛い。
「せっかく王都に戻ってきたんだ。
ここで働く気はないか誘おうと思ったのんだが。
よした方がよさそうだ」
最近パレットは働き口の斡旋を受けてばかりだ。
己の身に何が起こっているというのか。
「……申し訳ありません」
ハイデン氏が仕事の時間が来たところで、パレットはハイデン商会を出た。
今度はジェームスに出くわさないように気を付けた。
今は息子に跡を譲り、時折商会に顔を出して息子の相談に乗る日々だと聞いている。
十年前にパレットが家出を決行した時に、彼にだけは手紙で知らせを送っていた。
今のことであまりに目立ってしまったため、パレットはハイデン氏の執務室へ案内された。
「やれやれ、こうならないようにわざわざ朝からジェームスを外に使いに出していたのにね。
予想よりも早く用事を済ませたようだ」
「どうしてジェームスがハイデン商会に?」
パレットはため息交じりな様子のハイデン氏に尋ねた。
ジェームスはパレットの叔父の息子、つまりはドーヴァンス商会の跡取り息子のはずだ。
それが今の口ぶりでは、ジェームスが現在ハイデン商会で働いているように聞こえた。
この疑問に、ハイデン氏は疲れた顔をして答えた。
「家出だよ」
これにパレットは驚く。
叔父の一人息子として甘やかされていたはずのジェームスが、家出とはどういうことだろうか。
――あの叔父はなにしてるのよ!? 私のものを全部取り上げて、ジェームスに与えていたじゃないの!
疑問で頭が一杯のパレットに、ハイデン氏は続けて説明した。
「もう一年も前になるがね。
私もその頃、ジェームスとはほとんど面識がなかったんだ」
ジェームスが裏通りで貧民街の者たちに絡まれているところを、ハイデン氏がたまたま通りすがったのだそうだ。
「とりあえず私の馬車の中に保護して話を聞いても、ジェームスはもう家には帰らないとしか言わなかった」
困ってしまったハイデン氏は、とりあえずハイデン商会に連れ帰ったのだそうだ。
そこでジェームスが落ち着いた頃を見計らい話を聞いてみると、あの両親の元では自分はダメになると思って家出したのだと言った。
「成長するにつれて自分の両親が何と言われているのか、だんだん理解できるようになったのだろうね。
ジェームスは両親を反面教師に、正義感の強い子に育ったようだった」
ドーヴァンス商会の評判は悪いとパレットもジーンに聞いている。
その悪評に耐えられなくなったのかは知らない。
しかしパレットとしては同情できるものではない。
――人の幸せを全部取り上げておいて、今更被害者ぶるの?
ハイデン氏はジェームスを助けたはいいものの、そのまま放り出すのも寝覚めが悪いと考えたらしい。
ジェームスをとりあえず雇い入れて、商売に関わりのない細々とした雑務をさせることにしたのだという。
「おじ様も人がいいですね。
ドーヴァンス商会は何も言ってこなかったんですか?」
「仕方ないと思ったようだね。
私も一度は家に帰そうと思ったんだが、実はそれ以前に何度も家出を繰り返していたらしいんだ。
先方もせめて居場所がはっきりしている方がいいと思ったようだね」
万が一犯罪にでも巻き込まれ、身代金を要求されることも予想されるのだ。
繰り返したという言葉から察するに、すぐに連れ戻されたのだろう。
それはすなわち、ジェームスは家の近所をうろついていたに過ぎないということだ。
もうじき十六歳になるはずのジェームスの家出の計画性のなさに、パレットは頭痛がしてくる。
――家出なら、せめて王都を出ていきなさいよね
家の近所をブラブラしていただけでは、王都の不良の恰好のカモでしかない。
「ジェームスは私に、『お前のせい』だとかわめいてましたが」
パレットが先ほどのジェームスの言動を思い起こすと、ハイデン氏も困った顔をした。
「何故かパレットを諸悪の根源だと思っているのだよ。
パレットが父親の金を盗んだから、ショックで父親は駄目になったのだと。
もう少しジェームスが落ち着いたら、いろいろと話してやる気でいたのだが」
「……まあ理由はなんとなく、想像がつきます」
そう言ってパレットは眉根をぎゅっと寄せた。
十年前、当時の従業員たちは新たな主人に媚びを売るため、パレットや先代のことを悪し様に言っていた。
それをジェームスは真に受けて育ったのだろう。
パレットの叔父は昔、王都から少し離れた地方都市に住んでいた。
そこで商売を始めては失敗してということを繰り返していたと、生前の父から聞いていた。
叔父は商売をするには堅実さに欠け、目の前の儲け話に目が眩みがちな人柄なのだそうだ。
そのくせ失敗しても、運がなかったのだと外に原因を求める。
はっきり言って商売に向かない人物だ。
それでも商売をすることに固執したのは、おそらく父への対抗心だったのだろう。
「ジェームスのあの言動は、まさに叔父そっくりです」
叔父がお金の無心のために父に頭を下げに来た姿を何度か見たことがある。
その時の叔父の目が欲でギラギラ輝いていたことに、パレットは子供心に怯えたものだ。
「私としても、まさかドーヴァンス商会の従業員たちが、パレットを追い出すなんて思わなかったんだ。
早く気付いて助けてあげられなくてすまない」
ハイデン氏が異変に気付いた時は、パレットは叔父によって居場所を奪われた後だった。
口出しをしようにも、よその商会に手出しをするなと叔父に突っぱねられたのだとか。
パレットは目を閉じると、脳裏に当時の記憶が蘇る。
「私の父も、落ち度はあったのだと思います」
王都を出てから、父の人となりを聞く機会があった。
それによると、パレットの父は商売に関することを、なんでも自分で行わねば気が済まない人だったようである。
商会の運営も大事な商談も、全て父が行っていた。
従業員はただ数字を報告するだけ。
父が元気でいるうちはいいが、父がいないと成り立たない商会だったのだ。
父から言われた通りに仕事をしてきただけの従業員では、父を欠いて商会を運営していく経験がなかったのだ。
なので一見的確な指示を出してくれた叔父に飛びついた。
――なにも考えずに命令だけを聞いていればよかったんだもの、命令してくれる人間が来れば、そりゃ喜ぶわよね
だが商才のない叔父に、ドーヴァンス商会を運営できるはずもない。
未だ潰れていないのは、単に亡き父の貯金が多額にあったというだけなのだ。
ジェームスの身の上話がひと段落した後、ハイデン氏にパレットの近況について聞かれた。
パレットは現在アカレアの街で文官をしており、領主様の使いで王都に来たと話した。
「王城の方が忙しいらしくて、面会待ちなんです」
「そうか、領主様の使いを頼まれるなんて、すごい出世だ」
ハイデン氏にはそう言って祝福されたが、実際には内密のコネによるものである。
パレットとしては素直に喜び辛い。
「せっかく王都に戻ってきたんだ。
ここで働く気はないか誘おうと思ったのんだが。
よした方がよさそうだ」
最近パレットは働き口の斡旋を受けてばかりだ。
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