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第一章:傷城
ニルリティ/高木 瀾(らん) (4)
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『早く下に行ってッ‼ 警官隊が……』
「何が起きてる?」
『それが、何て説明すればいいか』
霊体や魔物なんかの物理的実体が無いモノはカメラには写らない。
どうやら、魔法か心霊に関する現象らしいが……。
対異能力犯罪広域警察のレンジャー隊は……既に部屋に居ない。
「ここで売られてた違法薬物のサンプルを持って帰って来いッ‼」
私は、相棒に指示。
「へっ?」
そして……狼男の両肩を掴み……「鎧」の背面の排出口から余剰エネルギーを噴出させながら、背中に蹴りを入れる。
いわば変形巴投げだ。
私を壁に叩き付けるつもりだった狼男は、自分が壁に叩き付けられたが……もちろん、大したダメージは無い。
「てめ……」
狼男が、床に手を付こうとした所で、床スレスレの回し蹴り。
脛の刃が狼男の手首に命中するが、無理のある体勢と、狼男の「毛皮」のせいで、あっさり防がれる。
しかし、私の攻撃で、狼男も体勢を崩す。
そのまま、狼男に組み付き……。
「余剰エネルギー放出。背面、脛後部。出力最大」
強化装甲服の制御AIに指示を出し……。
「えっ?」
「おいっ?」
私と狼男は、そのまま、部屋の窓側から外に出た。
「て……てめえ……何、考えてやがるッ?」
「せいぜい、巧く着地してくれ」
「何が起きてる?」
『それが、何て説明すればいいか』
霊体や魔物なんかの物理的実体が無いモノはカメラには写らない。
どうやら、魔法か心霊に関する現象らしいが……。
対異能力犯罪広域警察のレンジャー隊は……既に部屋に居ない。
「ここで売られてた違法薬物のサンプルを持って帰って来いッ‼」
私は、相棒に指示。
「へっ?」
そして……狼男の両肩を掴み……「鎧」の背面の排出口から余剰エネルギーを噴出させながら、背中に蹴りを入れる。
いわば変形巴投げだ。
私を壁に叩き付けるつもりだった狼男は、自分が壁に叩き付けられたが……もちろん、大したダメージは無い。
「てめ……」
狼男が、床に手を付こうとした所で、床スレスレの回し蹴り。
脛の刃が狼男の手首に命中するが、無理のある体勢と、狼男の「毛皮」のせいで、あっさり防がれる。
しかし、私の攻撃で、狼男も体勢を崩す。
そのまま、狼男に組み付き……。
「余剰エネルギー放出。背面、脛後部。出力最大」
強化装甲服の制御AIに指示を出し……。
「えっ?」
「おいっ?」
私と狼男は、そのまま、部屋の窓側から外に出た。
「て……てめえ……何、考えてやがるッ?」
「せいぜい、巧く着地してくれ」
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